追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。 ~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~

コミカライズで大変身

追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。 ~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~ 六志麻あさ 業務用餅 Kisui
ゆゆゆ
ゆゆゆ

どうせ「なろう」原作の俺TUEEE小説がもとだからなんて、甘く見ないでいただきたい作品「追放されたチート魔術師」。 この漫画、ギャグシーンが多々登場するのに、原作にそれらのシーンは存在しないのである。 この漫画を知ったきっかけのtwitterでものすごく話題になっていた。 当然のように、マンバの雑談でも業務用餅先生によるコミカライズっぷりは話題になっており、インターネットを検索してもなんだコレはいう戸惑いと驚愕が満ち溢れており。 それどころか、まさか漫画の担当編集さんも >とにかく『チート付与魔術師』は六志麻あさ先生の広い心と、業務用餅先生の才能がケミストリーを起こして、見たことがない作品になっています。 https://manba.co.jp/manba_magazines/21000 と述べていたなど、とにかくこのコミカライズは様子がおかしい。 たしかに、コミカライズで読みやすくなる「小説家になろう」投稿作品は多いのだけど、この作品は読みやすくなるを超えて、ジャンルがかわっているんじゃないか。 なろう原作と知らなければ、いや、タイトルが違えば、ギャグメインのファンタジー漫画にしか見えない。 連載初期からの原作ファンの気持ちを聞いてみたい。 https://twitter.com/x_boy005/status/1577961267188289536 さらなる付記 twitterまとめ https://togetter.com/li/1955931 マンバの雑談 https://manba.co.jp/topics/33323 マンバの連載記事(上記と同一) https://manba.co.jp/manba_magazines/21000

夏・ユートピアノ

安易に語らず雄弁に語る物語 #1巻応援

夏・ユートピアノ ほそやゆきの
兎来栄寿
兎来栄寿

ほそやゆきのさんの待望の作品集が発売されました。 四季賞2021春で四季大賞を受賞した「あさがくる」は公開当時非常に話題になった名作短編です。その作者が昨年秋に&Sofaで連載を始めるとして注目されていたのが表題作の「夏・ユートピアノ」です。 ピアノの調律師の娘で進路に迷いを抱いている新(あらた)と、有名ピアニスト駒木牧子の娘である弱視のピアニスト・響子が出逢うことで生じるハーモニーが描かれる「夏・ユートピアノ」。 宝塚の受験に4回落ち続けた19歳の朝顔が、同じく宝塚を目指す少女・胡桃と邂逅によって運命のクロワゼが紡がれる「あさがくる」。 いずれも、芸術に関わるものに人生を捧げるうら若き乙女たちとそれぞれの懊悩が描かれている作品を2作品収録しています。 ほそやゆきのさんの良さの最たるところは、(特に要となるシーンにおける)間や静寂の使い方。大切なことや想いを安易にセリフに託さず、むしろそういった部分をこそ絵で、表情で、無言のままに表現します。文字の密度が非常に濃いページもあり、コントラストがよりその効果を引き上げています。 そして、そのような演出の巧さによって引き立てられるキャラクターたちの複雑な感情の丈が、大きく胸を打ちます。それは、個々人の記憶の奥底にある思い出と結びついたり、重ねたりする大きな力を持ちます。 このふたつのお話には、どちらも希望があります。すべての願いが叶うほど安易で優しくはないこの世界ではないですが、叶わなかった願いを抱えて歩み行く先の道を照らしてくれる暖かな光のような作品です。 待ち望んでいた人も多いであろう短編集、この機会に多くの未読の方にも届けたいです。

バズった#PRマンガがめちゃくちゃおもしろいので1冊にまとめてみた!

バズった(大嘘)

バズった#PRマンガがめちゃくちゃおもしろいので1冊にまとめてみた! 星海社
名無し

掲載作品全てを確認した訳ではありませんが、このクチコミを投稿した時点で掲載作品のツイッター上でのいいね、RT数は3~4桁程度の作品ばかりです。掲載された作家陣では一応知名度がある方の若林稔弥やアーノルズはせがわでも1万程度しかありません。この程度でバズったなどというのは無理があります。そもそもバズったというならば、いつ頃の広告で、どういう層に人気が出て、どれだけ見られたかという解説もあって然るべきだと思いますがそういった記述もありません。前述のような実態の伴ってなさもあり詐欺のような印象すら受けます。 そもそも作家連中は総じて広告漫画界隈の実力も知名度も無い、その癖フォロワーだけは数の多い有象無象ばかり。漫画内容も作家によって差はありますがお世辞にも広告として機能してるのか伺わしいクオリティのものばかりで、商品やサービスの紹介にもなって内容な作品ばかりです。広告を出した企業へのマイナスイメージにすらなっている印象を受けます。 そもそも無料で公開されていた広告漫画を纏める意図を不明です。(例によって掲載作品全てを確認したわけではありませんが)現在でも普通に公開されている作品ばかりで、これで公開終了しているならまだ本としての価値もあるのかもしれませんがこの内容ではそういう部分の存在意義すら見いだせません。言うまでもなく広告デザイン集のような本でもないし、得られるものは皆無です。 このような輩がいるおかげで広告漫画というジャンルの心象の悪さにも繋がっているのではないかと感じる一冊です。