講談社マンガの感想・レビュー6230件<<2425262728>>2023年読切ベストネギのゆくえ 山吹starstarstarstarstar寸々2023年良かった読み切り。 短い中で描くキャラ付けがうまい。 会話のセンス。考える侍の感想 #推しを3行で推す考える侍 山田芳裕starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 何がすごい面白いかというのは説明がむずいが、タイトル通りの「考える侍」であった。俺の好きな最初の一話と最終話がちょっと繋がってるタイプのもいい ・特に好きなところは? 豆乳の壺のおちた二匹のネズミが一匹は溺死し一匹は生き残ったという雑談の回 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 寝る前に読む山田芳裕をマンガ何がいいと聞かれたら「考える侍」を勧めるね これぞ王道ラブコメ黒岩メダカに私の可愛いが通じない 久世蘭六文銭モテまくる美女モナちゃんだが、クラスメイトの黒岩メダカだけはまったくなびかない。 仏門の身で修行中だからとか、そんな理由なのだが、煩悩に翻弄されないよう目つき悪く睨むことで耐えている。 誰も彼もに、ちやほやされていた彼女にとって、その態度が気に食わないから、彼女の心に火が点いて・・・という展開。 どんな男からも惚れられたいという神経は全く理解できず、むしろイヤなキャラになりそうなものだが、なぜか彼女だけは許せちゃうから不思議。 心の声が関西弁なのが、面白おかしくなっているのも理由なのかも。 あざといし、お色気作戦もやったり、なんでそこまで?と思わなくもないが、奮闘して基本失敗していく様は可愛い。 ライバルなんかもでてきて、別に好きでもないと言い張りながらも、焦る様も可愛い。 黒岩メダカも、男版ツンデレともいえる、時折デレて距離感が縮まっていく様もいいです。 もう好き同士でしょ? と野暮ったいことも言いたくなるが、そんなツッコミは抜きにして、ラブコメはこれくらい軽いほうが、個人的には好みだったりします。 THE・少年漫画のラブコメという感じです。あまりヤンマガっぽくないけどいいな〜と思ったら麦茶とパリと君の嘘 藤原ハルstarstarstarstarstar_bordernyae『犬を送る』とおなじ作者の方だった!作風の幅が広くて素晴らしい。 あと、このマンガを読み終わると「麦茶 パリ 飲み方」で調べちゃうかもしれない。 恋は盲目というけど、相手のことが好きすぎると、他人から見れば明らかな嘘でもそしてそれが嘘だとなんとなく気づいても、その中にもしかしたらひとつでもあるかもしれない「真実」を信じて突っ走っちゃうのすごくわかるな〜。 ハシカンと比べるのは反則黒い涙 ハヤシロウstarstarstarstarstarnyae※ネタバレを含むクチコミです。どう説明すればいいのかわからないけど面白い変身人間ちえ 甲斐冬雪starstarstarstarstarひさぴよ1話目からインパクトが凄い始まり方だったが導入だけで作品の方向性を決めつけることなかれ。物語は徐々に変質して「怪物」を巡って群像劇が渦巻いてゆく。この面白さをどう説明すればいいのかわからないので読んでくれとしか言えない。万人受けはしないかもしれないけど、風変わりな面白い漫画を求めてる人にはぴったりの作品だと思う。ヴェ。 追放された不遇主人公が最強になるまでの話勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~ よねぞう六文銭いわゆる、勇者パーティーに追放されたけど、実はすごいスキルの持ち主だった的なお話。 元々は、剣を使うアタッカーだった主人公。 勇者パーティーでの構成を考えて付与術師という支援系のジョブにコンバートしたが、能力があまり認められず追放されるという流れ。 剣も魔法もそこそここなせる器用貧乏的な立ち位置で、何か特化していないことが扱いにくく、途中からのジョブチェンジによる能力も微妙だったとか、そういう感じ。 ソロで活動していると冒険者の教育役の依頼を受け、そこから冒険者のギルド的な組織との派閥争いなども展開されて、持ち前の能力で立ち回っていく。 最初のほうに色々伏線があって、気になりながらも、ストーリーがわかりやすくすすむのが個人的によかったです。 これ系の話って、世界観の話とか、冒頭にごちゃごちゃしがちなので、そういうのもなくスンナリ読めたのがよかった。 キャラも可愛いし、バトルも意外とアツイ。 大きなくくりでは、ゲームの世界に類似した異世界ものですが、バトル・ラブコメ的なものとしても楽しめる作品だと思います。 しんどい、けれど学ばせてもらえる零れるよるに 有賀リエstarstarstarstarstarNano児童養護施設のお話で1話1話が重くてしんどい。学生時代に児童養護などといった福祉のことは少し勉強してたけど…どうしても苦しくなる。そんな中、天雀の強さというかかっこよさというか、惹かれてしまうのもすごく分かる。 「子どもすぎてどこにも行けない、何もできない」「もっと大人になれば行きたいところへ自分の力で進んでいける」この天雀の言葉が良すぎて胸に突き刺さりました。明るい少女漫画、という感じではないけれど…親や家関係で悩んでたりとか、似たような経験がある人にはすごくいい漫画だと思う。これはフィクションだけど、そういった悩みなんかを少しでも楽にさせてくれるように思えました。若い学生さんでも、私みたいな気がつけば成人してしまった人にも読んでほしい作品。「イトミミズ」感想イトミミズ ふじもとこっちニーナ閉塞感が半端ない。ページを捲っても捲っても逃れられない絶望に、読んでるコチラまで息が苦しくなった。心から信じられる人が誰もいない状況で、果たして佐竹は無事に此処から逃げ切ることが出来るのだろうか。…それにしても、この村の住人は皆どこか狂っている。いや、どこかどころじゃないか(笑) 狭いコミュニティの中に長年属していると、人はいつしか己が毒されている事にも気づけなくなってしまうものなのか…。 タイトル「イトミミズ」は、狭く暗い闇の中でもがく人々の姿を例えているのかな?と感じた。大人に媚びない子供は大物になるまだ曖昧なグリーン 浅見理都starstarstarstarstar_bordernyaeそんな気がする。 周りの大人は「うーん」という顔をするかもしれないけど、あの年齢で大人の顔色をうかがわずに自分の思うままに行動できる子はそういないと思うので、先生はイサムくんに無理やり校長先生が好む作文を書かせるようなことをしなくてよかった。 先生がどこか「秋津」に似ているなと思ったけど、浅見理都さんは室井大資ファンなのかな? こういう漫画からもらえる元気もある3番線ホームにおけるあれやこれや 浅見理都starstarstarstarstar_bordernyaeほんのちょっと、日常の一部分をいつもと違うものに変えるだけで、何かが大きく変わるということは実際にあると思います。このマンガの主人公のように、いつもはボーッと立っているだけの時間に軽くステップ踏んでみるとか。まさか自分が、と思うようなことにちょっとチャレンジしてみるのも良いなと思えます。地味だけと、地味に元気をもらえるマンガでした。好きな「変な漫画家がでてくるマンガ」ですかわいたインクは涙でとかせ 浅見理都starstarstarstarstar_bordernyaeまさに「なんでこんな人が漫画の連載ができているんだ」としか思えない漫画家がでてきます。でも悔しいけど最後はなんかファンになっちゃいましたね。小江戸先生と木野くんの師弟コンビ、なかなか相性がいいと思います。これがデビュー作か第三日曜日 浅見理都starstarstarstar_borderstar_bordernyae生気のない顔の主人公と友人、とくに盛り上がることもない恋、でも心に引っかかる何かはあるし、彼の恋を結末まで描かないところはむしろ好印象。当時、このマンガを漫画賞に選んだ人たちはやはり見る目があるということなんだな。 フワフワした繊細なタッチの絵が好感持てる🎵砂の都 町田洋干し芋再生と消滅。 住んでいない家は、壊れていく。 人の記憶が建造物を作る。 人生を描いているのかなぁ。 儚さ、浮遊感、その中の力強さを感じた作品。 出てくる動物がかわいい(笑)マガポケ異世界新連載山に捨てられた俺、トカゲの養子になる 魔法を極めて親を超えたけど、親が伝説の古竜だったなんて知らない 蔓木鋼音 可換環 高岡祥starstarstarstar_borderstar_border宮っしぃまだ始まったばかりなので、これからの展開に期待できます 竜に拾われた子供が竜に育てられ、可愛らしく成長 竜が伝説級で、もちろんそれに育てられた主人公も最強レベルに育ちます 学校に行けば無自覚チート、もちろん世間知らずで周りを巻き込んで〜、と子離れできない最強に育てられた無自覚最強の異世界もの 全体的にコミカルな内容になっていて、飽きずにサクサクと読める 今後の展開次第でどうなるかはまだ分からないが、今後の展開に期待 異世界好きならチェックしておいて良い作品ですよ表面をFacts of life GRACEstarstarstarstarstar_border野愛※ネタバレを含むクチコミです。 乳首を出さない事に怒りを覚える、千田大輔のネクストワン僕は君たちを支配する 千田大輔名無し千田大輔氏は私が注目している漫画家の一人で、新作の度にガラッと作風を変えつつ前作の長所を部分的に踏襲したりと、決して誰にでもおススメの作風では無いが、そこまでの長編ではない事も手伝い、もしおススメするならネタバレも無い「ネクストワン」(次の新作)をお勧めしたくなる稀有な作家である。 そんな千田大輔氏が少年漫画の枠を飛び越え、とうとう青年漫画に来ると聞いた時は大変に期待していた。 今までも挑戦的な作品を出していたが、少年漫画という枠である限り、その身に鎖を付けられているようなもどかしさはどうしても感じたし、しかも今度は「閉鎖空間ハーレム」、「底辺男の逆襲劇」などと言う煽り文が躍るとなると期待はさらに膨れ上がった。 あらすじとしては高校の同窓会で母校に先に来ていた8人だが、何故か外部と断絶した空間となり、現在無職の主人公ハルカはみんな立派に就職している姿にイラつきながらも、唯一の男手として頼られているが、高校時代にイジメから助けた大学院生のみもりは、白馬の王子様としてずっと好きだったハルカとこの状況を利用して関係を持ち、さらにハルカの為にとことん尽くそうと白馬の王子様をハーレムの王様にしようと奮闘していく。 今までもかわいい美少女を描き、特殊な状況で変化する精神状態に優れた筆致を感じた物だし、前作「ヒロインは絶望しました」の底辺男とは異なり、高校時代は正義感も有りクラスの中心人物だった好漢だが社会人としては世間に馴染めず、バイトを転々とした末に現在無職と言う、一流大学を出ながらニートという話を聞く事も多い現代じゃ中々に共感を覚える人も居そうなキャラ造形で、閉鎖が解放されるにせよ報われて欲しいとも思うし、みもりちゃんは腹黒だけど健気すぎて可愛いし、他のヒロインも流石千田大輔氏というかわいさあふれるデザインだし、閉鎖状況で変化していく人間関係は見応えもある。 しかし…しかしだ… 乳 首 を 出 せ ! ! 本当ここにめちゃくちゃ怒りを覚える、やっと来た青年誌、しかもハーレム物、掲載はヤンマガWeb、コレで乳首を出さないというのは既に「ハーレムエンドはしません」というネタバレ「この作品はエロメインじゃないので」とでも言いたげなお高く留まった目線を感じざるを得ない。 そうじゃないだろ!やっと少年漫画よりも自由に、あなたの実力を全開にできる場所に来たんじゃないか!サスペンスもエロも!全部に全力投球したあなたが見たいんだよ!! そりゃヒロインの一人が人妻という時点でハーレムになってもヤバそうな雰囲気ぷんぷんしてるけど…いわゆるハーレム物がカラッとした爽やかで光属性でライトな物が主流の中、インモラルでダークでヘヴィなハーレム物ってのはそれだけで見応えも有るんだし、そっちの方向でも楽しみたいのも一つの本音なのだ。 同じwebに酒飲んで人妻とやりまくってる漫画や、殺人鬼の人格乗った美少女エログロバトルやら、皆載ってる作品はエロだって商業誌のゾーンに全力のストレートを投げた上で強力な変化球も用いて勝負している訳で、マガポケ時代に比べて球速は確かに上がっているが、周りのスピードに比べたら遅いし、コントロールが効きすぎてる印象は否めない。 あなたが全力のストレートを投げている証として、ヤンマガwebという場所で描くのはマガポケ時代の千田大輔とは違う、この上ない証明となり得るのは、乳首を出すという事だと私は声を大にして言いたい! まだ始まったばかりでハーレムやハルカ、みもりちゃんの行く末は大変気になるが、だがそれでもようやく青年漫画に来たというのに乳首を出さない事に対しては怒りを覚える、どうか2巻以降は全てに全力投球した姿を見たい。具体的には単行本乳首修正である。 なおこの感想はオタ系キュレーションサイト、DLチャンネルにも同様の物を投稿する予定の物を改変しております、盗作ではございません。「街道あるくんです」感想街道あるくんです 猪乙くろ 竹本真ニーナアホっぽいノリもありつつ、知的好奇心もしっかり刺激してくる、豆知識の宝庫のような一冊だわ(笑) そして続きが気になるな~。 果たして幽霊おみちの死の真相とは?成仏するのかしないのか?…そして北川との関係はどうなっていくのか? 要チェック!古代語Facts of life GRACE名無し面白かった( ´艸`)(興味深いという意味と、現代との違いがシュール、みたいな意味で) 生まれつき性欲が起こらない人は現代にもいるようだけど、そういう人はこんなふうに、「性欲とか情欲ってどういう感じなんだろう…」って思ってるのかもしれない バジリスク~甲賀忍法帖~の感想 #推しを3行で推すバジリスク~甲賀忍法帖~ せがわまさき 山田風太郎starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ おそらくそこそこの回数を読み返しているが毎回ほとんど内容を忘れているのでいつも新鮮な気持ちで楽しんでしまう。山田風太郎原作のマンガはどれもいいな ・特に好きなところは? 甲賀弦之介の術を使ったときの見開きと言いたいが、伊賀の集団が甲賀に行っている際に一瞬で小四郎に殺された登場した蜘蛛のような外見を持つ風待将監の一族のやつ。風待将監の一族は生まれた時からあんな感じなるのかそれか徐々になっていくのかがわからんな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 全5巻で綺麗に完結しているマンガを何作か教えてと言われてたこれをすすめるね絵だけなのに歌声が聞こえてくるかのようBECK ハロルド作石starstarstarstarstaralankアニメや映画にもなったバンドマンガ。マンガなのでもちろん音は聞こえないのだけど、歌声だったりグルーブ感だったり、めちゃくちゃ伝わってきます。ライブシーンはほんとにライブハウスにいるみたいな高揚感。どうして男らしさが必要なのか(あくまでクジャクの話です)あくまでクジャクの話です。 小出もと貴starstarstarstarstarゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。 あのNTR漫画が青春モノとしてリメイク!カラミざかり ボクのほんとと君の嘘 桂あいり 御池慧名無しWebヤンマガで連載が始まった「カラミざかり」のリメイク版。 https://yanmaga.jp/comics/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%81%96%E3%81%8B%E3%82%8A_%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%81%AE%E3%81%BB%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%A8%E5%90%9B%E3%81%AE%E5%98%98/61f5ba8bfd48a5437eac286d90b74d5c 1話目が公開されたので読んでみたけど、めちゃくちゃ爽やかな雰囲気の漫画になってるw 作画は、ヤンマガで「乃木坂の詩」を描いていた御池慧(みいけけい)氏。原作版と内容を変えて、エロ無しでやるのだろうか。想像以上に深い作品でしたバラ色の聖戦 The Future is in our Hands! こやまゆかりstarstarstarstarstarこめつぶ最後まで読むと、価値観の違いと育った環境の違いだけで誰も悪い人はいないんだな、と思わせるストーリー展開がすごい。表紙の絵とタイトルではまったく興味そそられなかったけど、ストーリーの奥深さだけじゃなく、美への教訓としても役立つ作品です。展開的には、よくある設定だなと思いきや、そこから今までオシャレも何もしてこなかった自分にも浮気された非があると主人公なりに努力して、トップモデルになる姿はまさに主婦の希望の光です!<<2425262728>>
2023年良かった読み切り。 短い中で描くキャラ付けがうまい。 会話のセンス。