光が死んだ夏モクモクれん6巻まで刊行ある集落で暮らす少年、よしきと光。同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。しかしある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに確信を持ってしまう。それでも、一緒にいたい。友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき――。新進気鋭の作家・モクモクれんが描く、未知のナニカへ堕ちていく物語、開幕。巻末には在りし日の2人を描いた、描き下ろし短編も収録。notificationsフォローする
中国からの引揚げ──少年たちの記憶森田拳次7巻まで刊行戦後75年が経ち、あの戦争を知る世代が鬼籍に入ることも珍しくなくなってきた現在、その記憶を後世に伝えるべく関係各位の協力を得て『中国からの引揚げ 少年たちの記憶』を電子化いたします。冬は零下15~20度だったという奉天で7歳まで過ごした森田拳次氏の当時の体験と、日本へ戻るまでの間に体験した出来事を綴った『中国からの引揚げ 少年たちの記憶~森田拳次編~』。「決して母さんの手を放すんじゃないよ。もし放したら、二度と会えなくなってしまうんだからね」恐ろしいほど真剣な母の表情だった。当時6歳だった私の幼心にも、異常な危機感はひしひしと伝わり、私は必死に母の手にすがりついていた。(『中国からの引揚げ 少年たちの記憶』「はじめに」より) ※本書は『中国からの引揚げ 少年たちの記憶』(中国引揚げ漫画家の会編/ミナトレナトス刊)をもとに、参加した漫画家別に1冊にまとめたものです。notificationsフォローする
愛蔵版 雲出づるところ土田世紀全2巻完結土田世紀、生誕50周年記念愛蔵版 時流に流されないテーマ、心に響くセリフ、繊細な画力から天才と呼ばれ、様々なクリエイターから絶大な支持を得ていた漫画家、土田世紀――。2012年4月に43歳の若さで早逝してから7年。そして、生誕50周年となる今年、講談社「モーニング」にて連載され2002年に全2巻の単行本で刊行された氏の後期代表作が愛蔵版で蘇ります。粗暴だが心根の優しい主人公、十一と他者に心を開けない出水。暗い過去を背負ったふたりの魂の共鳴と立ちはだかる過酷な運命の行方を描いた傑作をお届けします。notificationsフォローする
ジャポニカの歩き方西山優里子全7巻完結初めて訪れた海外でヒドイ目にあい『二度と海外には行かない』と決意した青海空土(あおみ・からど)。しかし就活に失敗しニートになってしまった空土は、バイト先で知り合った外交官・横溝(よこみぞ)に、年齢制限もなく特別な資格がなくてもなれる『在外公館派遣員』になるよう誘われ、何とか試験に合格、在ラオ日本大使館に赴任した。純日本人・青海空土の海外でのお仕事ライフが始まる!作者の実体験を基に描いたプロローグ『ラオスのゆりこちゃん』も収録!notificationsフォローする
私の息子が異世界転生したっぽい フルver.シバタヒカリかねもと全5巻完結息子を失った母と同級生、喪失と愛情の物語「異世界に行った息子と会う方法を教えてほしい」 17年ぶりに再会した同級生からの依頼でオタク陰キャな会社員・堂原の非日常な日々が始まった! 最愛の子を失くすということ。この世界で最も大きな喪失感と向き合う物語。【ご推薦の声!】「美央の探求心と行動力を、私は現実逃避だとは思いません。かけがえのない大切な人を喪った時、もう二度と会えないかもしれないけれどきっとどこかで生きていると考えるのは自然なことではないでしょうか。美央が大我への思いを健やかに手放し、堂原が自分自身を取り戻すまで、じっくり時間をかけて欲しい。もっと二人の物語の続きが見たいです」ジェーン・スー(コラムニスト)「異世界モノの意味、考えたことある? 異世界モノが単に空虚なものであったら、世界中になぜこんなにも広がっているのでしょうか。息子を亡くす、というこの世で最大の不幸に見舞われた母がライトノベルにその意味を見出そうとする。この母の前に登場するのが慎ましく生きる一人のオタク。オタクは、人を救うことができる聖職者なのかもしれません」 吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)notificationsフォローする
WHITE NOTE PADヤマシタトモコ全2巻完結「私」の人生は奪われた―― 1年前、体と人格が入れ替わった男女。小田薪葉菜(おだまきはな、女子高生・17)と木根正吾(きねしょうご、自動車工・38)は、ある日突然、体と人格が入れ替わってしまった。別人の体のままで1年が過ぎ、偶然2人は再会する。少女の体になった男は容姿を磨き美しい読者モデルに、中年男の体になった少女は記憶喪失扱いで定職を失っていた。再会した“自分”はあまりにも違う“自分”になっていて――。 女子高生(17)と中年男(38)。女と男、人格逆転ドラマ。notificationsフォローする
とんがらし桐村海丸全1巻完結とんがらし、花言葉、旧友。原田左之助、沖田総司、近藤勇、土方歳三、永倉新八…etc.彼らが見た試衛館・市ヶ谷ーーそして江戸。第59回ちばてつや賞大賞受賞者が描く、新撰組になる前の、まだ何者でもない彼らの物語。notificationsフォローする
終のひと清水俊全5巻完結仕事に追われる日々を過ごす梵 孝太郎(そよぎ こうたろう)に突如訪れた母親の死。初めての葬儀に戸惑う梵の前に現れたのは、弔いのプロフェッショナル・嗣江宗助 (しえ そうすけ)。故人・遺族・参列者の想いが交叉する、弔いの場の裏方「葬儀 屋」の世界を新鋭が描き出す――命の終わりのヒューマンドラマ。notificationsフォローする