名無し
1年以上前
高橋の正体は傭兵かな、とは推測していたが、 自称?自衛隊メンバー全体がAチームという傭兵だったのか? まだ今のところ、高橋がもとからAチームの一員だったのか、 今回Aチームを雇った外部の立場なのかよくわからんが。 自衛隊員だと想っていた人達が傭兵達でした、というなら そういう話は面白そうなので今後が楽しみではある。 でも、釈然としないというかスッキリしない面も色々ある。 Aチームというのは 「自衛隊に馴染めなかったハグレモノ。  金を貰えばなんでもやる連中。」 と、大体でそんな感じらしい。 だがそれにしては、キャラがはっきりとしない。 ナラズモノ達だ、というならば普通のイメージでは 犯罪や殺人すら平然とやりそうな男達、とイメージするし、 実際に千葉とか清水とかは早乙女達を平気で殺そうと 考えている様子。 だが一方でアズマ隊長は「早乙女さん達を守れ」とか 妙に人間愛に溢れる発言をしながら死んでいった。 また、隊員達から漏れ聞こえるアズマ隊長評は、 能力人格ともに優れた紳士的な人、みたいなイメージで、 ナラズモノ集団の隊長というイメージと微妙に異なる。 また、吉川さんや下柳さんはともかく、 千葉や清水は、戦闘能力とか危機対応力とか、 凄い傭兵部隊のメンバーというほどには能力が 高いようには感じられない。小物っぽい。 普通なら「自衛隊と想っていたら傭兵部隊だった」 となれば、読者としては 「何てこった、凄く悪くて強いやつらが敵だったなんて!」 と盛り上がりたいところなんだけれども、 なんだかAチームって 悪さとか凄さとかの程度が今ひとつよくわからない。 悪い意味でいまのところ 「Aチームって悪くて強くて凄そうだ、怖い・・」 と感じれらない。 読者として今ひとつワクワクしきれないというか 盛り上がれない感じでいる。
名無し
1年以上前
今週のネタバレ 早乙女と宮田のいた場所は崩落したが、二人はなんとか無事だった 体のところどころから出血はあるものの、重傷は負うことなく、岩の隙間から這い出る 猿達の死骸は確認できない 早乙女達は岩の下敷きになったのだと考える 「猿が埋まって俺達は助かった…か 残りの運全部使い切ったかもな…」苦笑いする宮田 しかし、早乙女は宮田に手を貸しながら言う 「…いや 俺は前向きに考えるよ 洞窟が『生きろ』と言ってるのさ」 「…ならいいな…」笑い返して早乙女の手を握って脱出する宮田 上では赤崎が下柳の血に濡れた山刀を握りしめ、荒い息を吐きながらまだ倒れたまま意識が戻らないシマを見下ろしていた (…こいつは猿の敵 ならば今のうちにー) シマもこの場で手にかけようとする赤崎 しかし、早乙女と宮田が戻ってくる音で山刀をシマのそばに置き、下柳の遺体のそばに行き、沈痛な表情を作ってみせる (下柳の死に顔は、最期に目を閉じられたのか、あるいは赤崎が閉じさせたのか、比較的穏やかな顔だった) 赤崎「彼は…もう…」 宮田「そんな…こ…この猿は死んでるのか?どうやって…?」 「さぁ…私達は気を失っていて 目を覚ました時にはこの状態で…」 下柳のそばの息絶えたダブルマッスルを見て 「さ…刺し違えたのか…こんな…ボロボロになって…」 下柳の遺体の前に両膝をつき、涙を流す早乙女 「…ありがとう…下柳さん…」 その時シマと葉山が意識を取り戻す シマは周囲の様子を見て何事かと驚き、葉山は頭が痛いと言う 次にシマは猿との戦いで負った宮田の全身のケガを指摘し、心配する 宮田は少し考えた後で、思い切ったように早乙女に提案する 「…サッチー この人から服をもらおう」 息を呑む早乙女 「俺もお前も包帯を作って傷を押さえつけないと」 早乙女は暫く沈黙し苦渋の表情を浮かべていたが やがて「そうだな…」と下柳の遺体の前で項垂れる 「他にもブーツとか使える物は頂くぞ」 という宮田の言葉に戸惑う葉山 しかし、宮田は下柳の身につけていた物を貰い受けながら手を休めずに言う 「岩砕山じゃ死んだ人の物を使うのが嫌で…後々ひどく後悔する事になったんです 学びましたよ 生きるためには何でもしなきゃ…って」 下柳の遺体の両手を胸の前で組ませて立ち上がる二人 「必ず戻ってきます その時までお別れだ ありがとう  下柳さん」 下柳の手に触れ、礼の言葉を言い残す早乙女 宮田が先頭を申し出て「風のある場所」を目指す しかし、下柳の死に釈然としないものが残るシマ 自分の山刀と、下柳の遺体の傷を確かめているが、葉山に促され立ち上がる 先頭を進む宮田は何かの変化を感じる 「こ…これは…『風』だ!」で希望が射して次週へ続く