ひさぴよ1年以上前『きつねとたぬきといいなずけ』をフォローをしました東京新聞(中日新聞)の連載で読んでいた焼けあとの元気くん 北見けんいちstarstarstarstarstarひさぴよ東京新聞(中日新聞)を取っていた人には懐かしい作品。東京新聞の日曜版で毎週読んでいました。釣りバカ日誌の作者・北見けんいち先生が戦後の子供時代の思い出を回想するように戦後の日本を描いた作品です。 まだ戦争の傷跡が残る東京が舞台。生活に困窮し物資が乏しい時代でありながら、主人公の元気くんたちは友達と遊ぶことが中心の毎日。私は当時、ちょうど元気くんと同い年くらいでしたが、何もなくても楽しいことや面白い出来事に変えてしまう元気くんから、ずいぶん学ぶ所は多かった覚えがあります。とにかく娯楽や遊びに対しての執念がものすごかった。 実際は、生きていくだけで精一杯のはずなのに、作品から悲惨さはあまり感じられません。元気くんの周りには、大変な状況の中で前を向いて暮らす周りの大人たちが沢山いて、根底には明るさがあるからです。ちょっと説教臭いときもありますが、大人になった元気くん(中年)が過去を振り返って、しみじみと当時を語る姿が毎話印象的でした。ひさぴよ1年以上前『MAJOR 2nd』をフォローをしましたひさぴよ1年以上前『きつねとたぬきといいなずけ』にリンクを追加をしました【マグコミ漫画研究部】『きつねとたぬきといいなずけ』の主人公の職業について研究してみた - MAGCOMIひさぴよ1年以上前『スピリチュアルおかん 伝説のゲーム「エルシャダイ」開発者と家族の神秘体験』をフォローをしましたひさぴよ1年以上前『CRIMSONS : 紅き航海者たち』をフォローをしましたひさぴよ1年以上前今日マチ子『セキ☆ララ中学受験』 https://manba.co.jp/boards/19361 あんごろもあちゃんの地球侵略にっき パーフェクト https://manba.co.jp/boards/19705 自由広場学習帳ノートのような表紙デザインの本1わかる原作未読でも、お笑いファンでなくとも入り込める火花 武富健治 又吉直樹starstarstarstarstarひさぴよ原作・又吉直樹氏の「火花」のコミカライズ作品。話題作だけど未読、という人は結構多いんじゃないでしょうか。私もその一人です。まず原作を誤解してた所があって、芸能に関心がある、お笑いファン向けの作品だと勝手に勘違いしてました。決してそんなことはなく、人間は誰しも漫才師である、という言葉の通り、お笑い好きに限らず広く開かれた物語でした。 読めば純粋に面白い作品で、作画の武富健治氏の絵の力によって、ページをめくる毎に物語に引き込まれていきます。原作未読ながら、小説とは別の魅力を存分に引き出されている…と思えてしまうほど、心に迫るものがあります。 芸人の現実を描く一方で、神谷のように才能がありながら、袋小路に向かってしまう人間に対して、厳しくも優しい眼差しを作品全体から感じました。 物語の中心人物である徳永か神谷、どちらに感情移入するかは読む人によって異なると思いますが、下巻で徳永が神谷に投げかけた一連の言葉がすべてのように自分には感じられました。 上下巻で長さも丁度良いです。原作未読でも、お笑いファンでなくてもおすすめです。ひさぴよ1年以上前『軍鶏侍』をフォローをしましたひさぴよ1年以上前『永美太郎』にリンクを追加をしましたマンガ家永美太郎さんにプロジェクト応援インタビュー!ひさぴよ1年以上前『明日にはあがります。』をフォローをしましたひさぴよ1年以上前なんとなく読み方覚えて無くて言い間違いやすい作家名 ・二階堂幸 「さち」ではなく「こう」 ・水上悟志「みなかみ」ではなく「みずかみ」自由広場実はどう読むか分かっていないマンガ家の名前一覧1わかる « First ‹ Prev … 304 305 306 307 308 309 310 311 312 … Next › Last » もっとみる
ひさぴよ1年以上前『きつねとたぬきといいなずけ』をフォローをしました東京新聞(中日新聞)の連載で読んでいた焼けあとの元気くん 北見けんいちstarstarstarstarstarひさぴよ東京新聞(中日新聞)を取っていた人には懐かしい作品。東京新聞の日曜版で毎週読んでいました。釣りバカ日誌の作者・北見けんいち先生が戦後の子供時代の思い出を回想するように戦後の日本を描いた作品です。 まだ戦争の傷跡が残る東京が舞台。生活に困窮し物資が乏しい時代でありながら、主人公の元気くんたちは友達と遊ぶことが中心の毎日。私は当時、ちょうど元気くんと同い年くらいでしたが、何もなくても楽しいことや面白い出来事に変えてしまう元気くんから、ずいぶん学ぶ所は多かった覚えがあります。とにかく娯楽や遊びに対しての執念がものすごかった。 実際は、生きていくだけで精一杯のはずなのに、作品から悲惨さはあまり感じられません。元気くんの周りには、大変な状況の中で前を向いて暮らす周りの大人たちが沢山いて、根底には明るさがあるからです。ちょっと説教臭いときもありますが、大人になった元気くん(中年)が過去を振り返って、しみじみと当時を語る姿が毎話印象的でした。ひさぴよ1年以上前『MAJOR 2nd』をフォローをしましたひさぴよ1年以上前『きつねとたぬきといいなずけ』にリンクを追加をしました【マグコミ漫画研究部】『きつねとたぬきといいなずけ』の主人公の職業について研究してみた - MAGCOMIひさぴよ1年以上前『スピリチュアルおかん 伝説のゲーム「エルシャダイ」開発者と家族の神秘体験』をフォローをしましたひさぴよ1年以上前『CRIMSONS : 紅き航海者たち』をフォローをしましたひさぴよ1年以上前今日マチ子『セキ☆ララ中学受験』 https://manba.co.jp/boards/19361 あんごろもあちゃんの地球侵略にっき パーフェクト https://manba.co.jp/boards/19705 自由広場学習帳ノートのような表紙デザインの本1わかる原作未読でも、お笑いファンでなくとも入り込める火花 武富健治 又吉直樹starstarstarstarstarひさぴよ原作・又吉直樹氏の「火花」のコミカライズ作品。話題作だけど未読、という人は結構多いんじゃないでしょうか。私もその一人です。まず原作を誤解してた所があって、芸能に関心がある、お笑いファン向けの作品だと勝手に勘違いしてました。決してそんなことはなく、人間は誰しも漫才師である、という言葉の通り、お笑い好きに限らず広く開かれた物語でした。 読めば純粋に面白い作品で、作画の武富健治氏の絵の力によって、ページをめくる毎に物語に引き込まれていきます。原作未読ながら、小説とは別の魅力を存分に引き出されている…と思えてしまうほど、心に迫るものがあります。 芸人の現実を描く一方で、神谷のように才能がありながら、袋小路に向かってしまう人間に対して、厳しくも優しい眼差しを作品全体から感じました。 物語の中心人物である徳永か神谷、どちらに感情移入するかは読む人によって異なると思いますが、下巻で徳永が神谷に投げかけた一連の言葉がすべてのように自分には感じられました。 上下巻で長さも丁度良いです。原作未読でも、お笑いファンでなくてもおすすめです。ひさぴよ1年以上前『軍鶏侍』をフォローをしましたひさぴよ1年以上前『永美太郎』にリンクを追加をしましたマンガ家永美太郎さんにプロジェクト応援インタビュー!ひさぴよ1年以上前『明日にはあがります。』をフォローをしましたひさぴよ1年以上前なんとなく読み方覚えて無くて言い間違いやすい作家名 ・二階堂幸 「さち」ではなく「こう」 ・水上悟志「みなかみ」ではなく「みずかみ」自由広場実はどう読むか分かっていないマンガ家の名前一覧1わかる
ひさぴよ1年以上前今日マチ子『セキ☆ララ中学受験』 https://manba.co.jp/boards/19361 あんごろもあちゃんの地球侵略にっき パーフェクト https://manba.co.jp/boards/19705 自由広場学習帳ノートのような表紙デザインの本1わかる
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東京新聞(中日新聞)を取っていた人には懐かしい作品。東京新聞の日曜版で毎週読んでいました。釣りバカ日誌の作者・北見けんいち先生が戦後の子供時代の思い出を回想するように戦後の日本を描いた作品です。 まだ戦争の傷跡が残る東京が舞台。生活に困窮し物資が乏しい時代でありながら、主人公の元気くんたちは友達と遊ぶことが中心の毎日。私は当時、ちょうど元気くんと同い年くらいでしたが、何もなくても楽しいことや面白い出来事に変えてしまう元気くんから、ずいぶん学ぶ所は多かった覚えがあります。とにかく娯楽や遊びに対しての執念がものすごかった。 実際は、生きていくだけで精一杯のはずなのに、作品から悲惨さはあまり感じられません。元気くんの周りには、大変な状況の中で前を向いて暮らす周りの大人たちが沢山いて、根底には明るさがあるからです。ちょっと説教臭いときもありますが、大人になった元気くん(中年)が過去を振り返って、しみじみと当時を語る姿が毎話印象的でした。