100の善意じゃなくていいんだよこちら、あたためますか? 今井大輔野愛ローソンが舞台の短編集。 1話完結だけどそれぞれリンクしているのが面白い。 前の話に登場した親切な人も明るい人も幸せそうな人も、苦しんでいたりイライラしていたり。 それでも、気まぐれな行動や何気ない言葉が誰かの心をあたためている。 100%の善意や優しさではないからこそ、人生って捨てたもんじゃないのかもと思わせてくれる。 一点の曇りもない心あたたまる話じゃないところが今井先生らしくて好き。 そんなもんだよ、それでいいんだよって言ってくれているような気がしました。野愛1年以上前『こちら、あたためますか?』をフォローをしました野愛1年以上前解決してよかったです☺️思い出せないマンガビッチな彼女とHをしまくる話野愛1年以上前『ピンキーは二度ベルを鳴らす』をフォローをしましたいつか有害図書になったら素敵えれほん うめざわしゅん野愛こんなんあり得ないとは言い切れない絶妙なラインを突いてくるお話。 声の大きいもの順に相手してたらこういう世界になっちゃうだろうな、と他人事のように思いました。 どこからが正義でどこからが人間でどこからが侵害なのか考えるのなんて正直めんどくさい。 見える範囲のものだけ見て与えられた情報だけ信じて生きているのを否定できないので、わたしも実質PDバンドをつけているようなもんかもしれません。 とどのつまり「自分で考えなさい」「あなたが感じたようにしなさい」ということなんでしょうが、何も考えず何も感じないで生きるほうが楽な世界だよね的な皮肉も感じました。 いろいろ考えさせられました!ってとりあえず言って逃げたくなる短編集でした。面白かった。野愛1年以上前『えれほん』をフォローをしました野愛1年以上前『えれほん』をフォローをしました美しければ幸せになれるのか私は整形美人 メンギ野愛なかなか読んでいてしんどい作品でした。 男だから女だから美人だからブスだから、など。 他人には関係ないことなのに、見た目やスペックで好き勝手言われる世界。表面的なごく一部の情報をもとに自分という人間を品評される世界。美人でもブスでも地獄のような世界。 この漫画ほど酷くはないにしろ、そんな世界で私たちは生きているんだと痛感させられます。 主人公は自分の顔に絶望し、整形美人となった美玲。 綺麗になったんだからあとは楽しく生きたらいいじゃん!と思うのにそうもいきません。 人の顔をランク付けしたり羨んだり、人の好意を素直に受け止められなかったり、自分に自信が持てなかったり。 綺麗=幸せではないということをまざまざと見せつけられます。 もう一人の主人公(と言っても過言ではないと思う)天然美人で性悪・穂波の生き方にも苦しくなります。 美人でもブスでも整形してもこの世は地獄なのか…。 そんな絶望的な世界で、ゆっくりながら強く美しく成長していく美玲に心打たれます。 本当の幸せも美しさも、他人から決めつけられるようなものではないのです。 唯一読者が幸せになれるのは、美玲の過去を知るイケメン・慧との恋愛パートだけです。 ちなみに、まともな男性キャラは2人しか出てきません。あとはゴミです。野愛1年以上前『ロックアップ』をフォローをしました野愛1年以上前あそびあい?思い出せないマンガビッチな彼女とHをしまくる話かわいいものを愛でるおじさんを愛でるおじさんはカワイイものがお好き。 ツトム野愛素敵なおじさまがコソコソかわいいものを愛でている姿に、心の底から癒されます。 シュッとしててダンディで仕事ができるおじさまが実はかわいいもの好きだなんてどう考えても素敵なギャップだと思うんですが、必死で隠そうとする様子が可愛らしいのでそのままでいてほしい気もします。 推しカラー身につけるとウキウキするよね、好きなもののお話できる仲間見つけると嬉しいよね、なんならコソコソ愛でるのもいいもんだよね、というオタクあるあるに満ち溢れているのもよいですね。わかりみが深い…! パグ太郎はたしかにめちゃくちゃかわいいけど、読者からしたら小路さんがいちばんかわいいです。異論は認めません。野愛1年以上前『おじさんはカワイイものがお好き。』をフォローをしました « First ‹ Prev … 223 224 225 226 227 228 229 230 231 … Next › Last » もっとみる
100の善意じゃなくていいんだよこちら、あたためますか? 今井大輔野愛ローソンが舞台の短編集。 1話完結だけどそれぞれリンクしているのが面白い。 前の話に登場した親切な人も明るい人も幸せそうな人も、苦しんでいたりイライラしていたり。 それでも、気まぐれな行動や何気ない言葉が誰かの心をあたためている。 100%の善意や優しさではないからこそ、人生って捨てたもんじゃないのかもと思わせてくれる。 一点の曇りもない心あたたまる話じゃないところが今井先生らしくて好き。 そんなもんだよ、それでいいんだよって言ってくれているような気がしました。野愛1年以上前『こちら、あたためますか?』をフォローをしました野愛1年以上前解決してよかったです☺️思い出せないマンガビッチな彼女とHをしまくる話野愛1年以上前『ピンキーは二度ベルを鳴らす』をフォローをしましたいつか有害図書になったら素敵えれほん うめざわしゅん野愛こんなんあり得ないとは言い切れない絶妙なラインを突いてくるお話。 声の大きいもの順に相手してたらこういう世界になっちゃうだろうな、と他人事のように思いました。 どこからが正義でどこからが人間でどこからが侵害なのか考えるのなんて正直めんどくさい。 見える範囲のものだけ見て与えられた情報だけ信じて生きているのを否定できないので、わたしも実質PDバンドをつけているようなもんかもしれません。 とどのつまり「自分で考えなさい」「あなたが感じたようにしなさい」ということなんでしょうが、何も考えず何も感じないで生きるほうが楽な世界だよね的な皮肉も感じました。 いろいろ考えさせられました!ってとりあえず言って逃げたくなる短編集でした。面白かった。野愛1年以上前『えれほん』をフォローをしました野愛1年以上前『えれほん』をフォローをしました美しければ幸せになれるのか私は整形美人 メンギ野愛なかなか読んでいてしんどい作品でした。 男だから女だから美人だからブスだから、など。 他人には関係ないことなのに、見た目やスペックで好き勝手言われる世界。表面的なごく一部の情報をもとに自分という人間を品評される世界。美人でもブスでも地獄のような世界。 この漫画ほど酷くはないにしろ、そんな世界で私たちは生きているんだと痛感させられます。 主人公は自分の顔に絶望し、整形美人となった美玲。 綺麗になったんだからあとは楽しく生きたらいいじゃん!と思うのにそうもいきません。 人の顔をランク付けしたり羨んだり、人の好意を素直に受け止められなかったり、自分に自信が持てなかったり。 綺麗=幸せではないということをまざまざと見せつけられます。 もう一人の主人公(と言っても過言ではないと思う)天然美人で性悪・穂波の生き方にも苦しくなります。 美人でもブスでも整形してもこの世は地獄なのか…。 そんな絶望的な世界で、ゆっくりながら強く美しく成長していく美玲に心打たれます。 本当の幸せも美しさも、他人から決めつけられるようなものではないのです。 唯一読者が幸せになれるのは、美玲の過去を知るイケメン・慧との恋愛パートだけです。 ちなみに、まともな男性キャラは2人しか出てきません。あとはゴミです。野愛1年以上前『ロックアップ』をフォローをしました野愛1年以上前あそびあい?思い出せないマンガビッチな彼女とHをしまくる話かわいいものを愛でるおじさんを愛でるおじさんはカワイイものがお好き。 ツトム野愛素敵なおじさまがコソコソかわいいものを愛でている姿に、心の底から癒されます。 シュッとしててダンディで仕事ができるおじさまが実はかわいいもの好きだなんてどう考えても素敵なギャップだと思うんですが、必死で隠そうとする様子が可愛らしいのでそのままでいてほしい気もします。 推しカラー身につけるとウキウキするよね、好きなもののお話できる仲間見つけると嬉しいよね、なんならコソコソ愛でるのもいいもんだよね、というオタクあるあるに満ち溢れているのもよいですね。わかりみが深い…! パグ太郎はたしかにめちゃくちゃかわいいけど、読者からしたら小路さんがいちばんかわいいです。異論は認めません。野愛1年以上前『おじさんはカワイイものがお好き。』をフォローをしました
ローソンが舞台の短編集。 1話完結だけどそれぞれリンクしているのが面白い。 前の話に登場した親切な人も明るい人も幸せそうな人も、苦しんでいたりイライラしていたり。 それでも、気まぐれな行動や何気ない言葉が誰かの心をあたためている。 100%の善意や優しさではないからこそ、人生って捨てたもんじゃないのかもと思わせてくれる。 一点の曇りもない心あたたまる話じゃないところが今井先生らしくて好き。 そんなもんだよ、それでいいんだよって言ってくれているような気がしました。