hysysk1年以上前実在する美味しい手土産のガイドとして「役に立つ」ところに最初は目がいったのだけど、それだけでなく文学などのリベラルアーツがどのように「役に立つ」かが鮮やかに描かれている。 主人公の寅子は人を尋ねる際に手土産を持っていく。そしてその手土産には作られた背景や愛され方にストーリーがあり、「おもたせ(手土産をもらった側が持ってきた側に出すことらしい)」として一緒に食べながら話していくうちに、相手の心に引っかかっていた悩みが解きほぐされ、少し前向きになる。 リベラルアーツが「役に立つ」と言ってしまったが、これは道具のように「役に立つ」という意味ではない。会話を続けるためのネタではないし、ましてや知識の豊富さを誇示するためでは決してない。「誰と何を食べ、どんな話をするか(あるいはあえてしないか)、という全体」を作り上げるものなのだ。 そういった人格を備えたキャラクターとして寅子は魅力的だし、「コミュニケーショングルメ漫画」とはなるほどそういうことかと思った。おもたせしました。道具としての「役に立つ」とリベラルアーツの重要性3わかる
名無し1年以上前100日後に打ち切られる漫画家 https://www.sukima.me/book/title/BT0000811264/自由広場【スキマ】で読める面白い無料マンガ教えてください2わかる
あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前ツグミという鳥は渡り鳥で、秋冬にシベリアやカムチャツカから来て、春になると帰っていくのだそうです。 https://pepy.xsrv.jp/22348 本作の主人公・みどり(31)と暮らす春子(14)の死んだ母親は、みどりの同級生・つぐみ。 一度はみどりに友人として居場所を与えながら、中学の卒業式でみどりを置いて消えたつぐみは、春子にとってもただ一人の拠所だった。緑芽吹く春に、ツグミは去った……三人の名前には、そんな切ない関係性が反映されている様です。 つぐみへの想いは二人を引き合わせ、繋がりの無かった他人同士の、年の差同居へと進みます。しかし自信も生活力も無いみどりは、中学生の春子に食事を始め、生活をリードされがち。 更に春子につぐみの面影を重ねる回想シーンでは、同じ年頃・同じ顔の女の子が交互に現れ、みどりも読者も軽く幻惑させられます。 同じ顔で、同じ言葉を言い、恐らく性格も似ていて、でも別人の春子に、みどりは長年募らせた愛情や後悔を重ねてしまう。そんなみどりは見ていて苦しいけれども、自分の中にもある内向性に共感もする。 例えば伝えられなかった感情に執着して、苦しむ人に届いて欲しい内容だと思います。春子と共に歩むみどりの柔らかい変化に、先ずは安堵して欲しい。 まだ見ぬ誰かの為に、料理くらいは出来る様になっておきたい……と思いつつ。春とみどりつぐみは春に、私から去った。3わかる
名無し1年以上前自分は大好きだし、そこそこヒット作もあったりする。 でも、世間では超一流とは評価されているといいがたい。 売れてないわけでもない、かといってダレもが知っている という存在とも言いがたい。 もっと売れてもいい、実力はある、 そんな存在ではないかと思っている 漫画家の先生や作品に思い当たりはありますか? 私はコンタロウ先生(1・2のアッホ!他)、 富沢順先生(企業戦士YAMAZAKI他) などを、あげます。 両先生には失礼な言い方で申し訳ありませんが。 自由広場埋もれてしまった、とか、もっと評価されてもいい、とか思う漫画家14わかる
さいろく1年以上前誰しも1回ぐらい経験したことがある(?)といういわゆる"未遂"のところ。 なんというか「上手くいかない」とわかってて読むのが面白い。 そしておじさんには色んな意味で時代を感じさせられる漫画だと思うのよね。やれたかも委員会据え膳食わぬは男の恥 って昔はよく聞いた4わかる
名無し1年以上前KEBABはセックスが愛と結びついている感じがあった ただ、女子高生?の思春期に付き合ってやるならいいけど、ガチは勘弁っていう感じだったからなんとも言えない。KEBABが一番好きだった魔術師Aエロ&ナンセンス1わかる
野愛1年以上前美味しいものをお届けに行くだけならこんなにおもしろい漫画にはなってない。 誰と何を食べるか、何のお酒を合わせるか、どんなお話をするのか、そこまで揃って「おもたせ」であるという美学を感じる。 和服をモダンに着こなし、文学と美味しいものに対する愛と知識に溢れた寅子の存在が魅力的なので、ついつい一緒におもたせを食べたくなってしまうんだろうなあ。 歴史的資料なんてものはうちにはないけど、寅子とお酒を酌み交わしたい! 美味しいものの情報も簡単に調べられるし、対面でものをお届けしたりするのも難しい今日この頃だけど、素敵な文化はなくならないでほしいなあ。おもたせしました。もの以上の価値がある5わかる
オスラッコ1年以上前物語の背景や犯人について、考察・解説できる方がいればぜひ教えてほしいです。 自分はLIAR GAMEのような頭脳ゲーム系作品でどうやれば勝てるのか考えるのが苦手なタイプなので読むのが大変でした(終始シリアスな会話劇が続く中で、3人がずっとパンイチなのは面白かったです) しかも物語の最後で「答え合わせ」をせずに終わってしまうとは…。 種明かしをしないエンディングは意地が悪い!(笑) この物語で提示された全ての情報を合わせて推理すれば、ちゃんととタイトルの「誰がコマドリを殺したか?」がわかるようになっているのでしょうか?それさえ謎です。誰がコマドリを殺したか?【特装版】全然わからんから誰か解説してほしい2わかる
名無し1年以上前タカコさんはちょっとだけ耳がいい。 ミュージシャン的な絶対音感があるとかではなく、 機械の様なリズム感を持っているとかではなく、 ホントに耳がちょっとだけいい。 そのちょっとだけいい耳で、 喫茶店での隣の席の会話、 電車の中で聞こえる発車ベルやアナウンス、 そういった普通は意識に上ってこないちょっとした 色々な音に他の人よりちょっとだけ 敏感に反応する。 そしてちょとだけ独特な感じ方をする。 そしてちょっとだけ幸福を感じるみたい。 普通の人が聞き流したり、 雑音や騒音とすら感じる生活音の中から、 楽しみや癒しや面白さを聴き取る。 そんな才能を持つタカコさんは とても幸せそうな人だ。 タカコさん日常生活には音がある9わかる