たか
たか
1年以上前
キャッチーなタイトルと、80年代風の懐かしい絵柄と色使いに惹かれて読んだ作品。 主人公のみことちゃんは、ちょっと残念な可哀想な女の子。イケてる女子たちにはみんな彼氏がいて相手にされず、「彼氏さえできれば」と根拠のない自信を持っている。 そこへ、全く好みではない名前すら覚えていない男子・まことから告白され、「これで友達の話題の中心になれる」と打算的に付き合うことを決める。そしてみことの家で一緒にDVDを見ることになるのだが…というあらすじ。 https://j-nbooks.jp/comic/original.php?oKey=60 まことのみことへの歪んだ愛情がとにかく凄まじい。 「確かにみことちゃんは、しょーもない虚栄心に満ちた女の子だけど、だからといってこんな目に遭っていいわけじゃないだろ;;」と可哀想になってくる。 まことの仕打ちは気持ち悪いし恐ろしい。 なのに読み進めるうちに、いつの間にか「みことちゃんがもっとひどい目に遭っているところが見たい…!」と期待している自分がいる。 1巻の最後では、まことの家庭環境が少しだけ明かされるんだけど、その凄惨さは予想を遥かに超えていて言葉を失う。もうこんなの見せられたら、続きを読まずにいられない…! 読めば性的倒錯(パラフィリア)の魅力にどっぷりはまれる作品です。 (画像は5話より。暴力、精神的圧力、人間関係への干渉。まことの異常性の一端が見えるシーン。ちなみにここは他人の家のトイレ)
キャッチーなタイトルと、80年代風の懐かしい絵柄と色使いに惹かれて読んだ作品。
主人公のみこ...