名無し1年以上前男の保健の先生つながりで『放課後カルテ』のことを思い出しました。こっちは保坂先生と違ってだいぶぶっきらぼうな人ですが(笑) 『放課後カルテ』の方は子どもたちの抱える問題が結構リアルに描かれていたりして、なかなか小さい子に読んでもらおうというのは難しいかも。考えてみると保健室がテーマの漫画って描くのが難しそうですね。。。自由広場マンガで学級文庫を作ろう!マンバ読書会@自由広場会場1わかる
野愛1年以上前かわいいは正義、おいしいは正義。かわいい子がおいしいご飯食べてたらそれはやっぱり正義。 かわいい女子高生トンちゃんとかわいい女子高生あーこが仲良くおいしく買い食いをするだけのお話。それ以上もそれ以下もないです。かわいくて元気で仲良しな2人がおいしくて幸せならもうそれでいいです。 むちむちとつるぺたという記号的な描かれ方をしているトンちゃんとあーこですが、属性とかエロとかそういうことじゃなく正反対に見える2人が仲良くしている尊さや瑞々しさの意味合いを強く感じました。ひたすらに爽やかでいい子で毒がなくて悪い人や不味い食べ物が出てこないところがまるっと愛おしいです。 立ち食いそば屋でこんな女の子に出会ったら海老天とかき揚げとコロッケ買ってあげちゃう。尊い。買い食いハラペコラかわいい子がおいしいご飯食べてるとこを見たいんだ3わかる
名無し子1年以上前「夏」「田舎」「主要人物のみ登場」という括りで描かれた百合です。調べてみたら『熱帯少女』が掲載されていた〈コミック百合姫S〉はライト層向けらしいですね。今は元々コア層向けだった〈コミック百合姫〉に統合されたそうです。自分は百合初心者なのでこれくらいのレベルがちょうどいいです。収録順だとちょっとずつ過激になっていくのですがエッチ過ぎないので安心して読めました。熱帯少女恋する少女たちのよき夏1わかる
野愛1年以上前女子高生みつえが不慮の事故でなくなった小林に祟られるお話、というあらすじだけではこの漫画の良さは伝わらない! 不慮の事故っていうか小林の死因は顔洗ってて溺死ですからね。もうこれだけで心掴まれちゃう。 そして昔自分を振った女の子達が集まって誰が祟られるか決めて、そこからはもうずっと訳わかんない話が展開されていきます。 桐島いつみ先生って勢いで漫画描いてたんかな、2時間くらいしか寝ないで30分くらいで仕上げたんかな、と思うくらいの訳のわからなさとバカバカしいお話がもう大好きすぎる。 スッポンに取り憑かれたり、みんなで心霊写真撮ってみたり、作者をイジってみたりと笑いどころはたくさんあります。でもどんなストーリーだったかは説明しようがないので冒頭のあらすじになっちゃうんだよなあ。 とにかくバカバカしくておもしろいから読んでほしい。そして桐島先生の近況を知りたい。やさしく祟ってこんな祟られ方なら悪くない1わかる
名無し1年以上前連続読書日数とかいらないからKindleの読み終わって次に飛べないの優先的に直してほしいわ あとシリーズでまとまってるのに最新刊だけそこに入ってないのたまにあって困ってる自由広場いい加減電子書籍リーダーにつけてほしい機能3わかる
影絵が趣味1年以上前1988年、さそうあきらのデビュー作にあたるのが『ベンケー』というスポーツ漫画になります。のちに音楽漫画で名を馳せるさそうあきらがスポーツ漫画でデビューしているというのは、ちょっと変な感じがしないでもないですが、おそらく1985年に同じくヤンマガからデビューしている望月峰太郎の『バタアシ金魚』からの影響があるのでしょう。『バタ金』の薫くんが下手っぴなのに水泳部に入るように、『ベンケー』の藤山弁慶くんも運動音痴なのに陸上部に入部します。『バタ金』が流行ったから、こういうテイストでいこうというのが、たぶん、編集部の側にあったんだと思います。 それでも、『ベンケー』にはすでにさそうあきらの色がふんだんに発揮されている。さそうあきらの漫画では、しばしば奇跡やミラクルと称されるような説明のつかない体験が描かれます。いわゆるフラグを立てて伏線を回収するといったような方法論はあまりとられず、山場やクライマックスにはどうも説明のつかない体験が描かれる。それがより顕著なのが、やはり音楽漫画で、じぶん自身でも涙を流しながら読んでいて不思議に思うわけですけども、じっさいに耳には聴こえてこない音楽演奏に感動している。それでいて、演奏をおこなう必然性とか、物語的な要素が感動を呼び起こしているわけでもない。 でも、今回『ベンケー』を読んでみて、そこらへんの謎がすこし解けたような気がします。弁慶くんはエスカレーターにも上手く乗れないほどの、超が付くほどの運動音痴(略して、うんち)で、そんなうんちがスプリントで世界新記録を樹立する。これだけ書くと、なんで? どうやって? という疑問が湧いてくるのが普通のことだと思うんですが、さそうあきらはそういう次元で漫画を描いていなくて、うんちが世界新記録を出してしまう理由はびっくりするぐらい何も描かれていない。ただ、最高速度で走る、描かれているのはそれだけなんです。これは音楽漫画の演奏シーンにも言えて、ただ、漫画の最前線にて演奏が行われている。そこに演奏者たちの真剣な顔がある。速く走れる理由とかそういうのはあまり関係なく、ただ、とにかく、その最前線にて最高のパフォーマンスを発揮しようとしている。理由とかそういったものからあらかじめ自由なんです。だからこそ、奇跡が起こる。 最後にセリフを引用させてください。 「ベンケーは鳥の気持ちがわかるんだろ? 鳥が空飛ぶって何だか不思議なことだと思わないか? 頭から空の隅々までが飛ぶためだけに動く・・・ だからあんなに気持ちよく飛べるんだ・・・ そんな世界が人間にあるとしたら・・・ 速く走れた時の・・・ あの感じって・・・」 ベンケー理由を置き去りにする速さ3わかる