名無し
約2ヶ月前
完結を迎えた4巻、なんだかもう、笑っちゃいました。
何が真実なのか!ディープステートとはなんなのか本当に存在するのか!渡辺は何をしでかすのか!とかゾクゾクしながら読み進めた結果、笑っちゃいました。
しょうもないオチがあるってわけではないですし、最後まで考えさせられる側面もたぶんにあるし、人々の生き様みたいなことに思いを馳せたりもするんだけど、なんというか、最後にシンプルな清々しい一つの真実を突きつけられ、笑ってしまいました。
仮に我々が陰謀の中で生きていたとしても、それでも寄る辺にし得る真実は一人一人の中にあるんだなと。そしてそれは難しく考えるまでもなく、笑っちゃうほどわかりやすく目の前にあるんだなと。
奇才ですね。