孤立した雪原の上にある屋敷に、たった二人取り残された男女。革命によって家族を失い、一人で亡命することとなった貴族の令嬢、「リシテア」。外国に密航するため、雪原の上の孤立した屋敷でブローカー「テロン」と落ちあう。しかし豪雪のせいでリシテアとテロンは足止めされてしまい仕方なく二人だけで時間を過ごすこととなる。夜になると聞こえる不気味な幻聴、屋敷を襲撃する強盗など危険な状況で、テロンはリシテアを守り、リシテアは警戒心を解き、少しずつテロンへ依存していく。結局、体を重ねるようになる二人。リシテアはテロンに惹かれるが、なぜか心を開かずミステリアスな彼の姿に常に不安を感じる。そんなある日、豪邸に新しい客が現れて状況が急変するが…
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俺は、君の婿としてここに来たんだよ。苦労人だった養蜂家の青年×貰い手のない蜜薬師の美少女 癒しと幸せの蜜月新婚ストーリー、待望のコミカライズ!! 連載の気になる続きを50ページ以上描き下ろし収録! 【あらすじ】オクルス湖のほとりにある花畑養蜂園で養蜂業を営む大家族・イェゼロ家の末っ子であるイヴァン。継ぐべき花畑もなく、13人の兄からこき使われ続け、とある出来事により自分の居場所も失いかけていた。そんな中、偶然の出会いから助けの手を差し伸べた、山奥で養蜂を営む男マクシミリニャン・フリバエからその親切を気に入られ、「一人娘を嫁にもらってほしい」という懇願を受けて、実家を離れることを決意。彼の家に招かれることになる。かくしてイヴァンの花嫁候補となったマクシミリニャンの一人娘アニャは、蜂蜜を使って人々を癒す“蜜薬師”だった。家を訪れたイヴァンを患者だと勘違いして治療を施す彼女に、婿として来たことを伝えると、自分は子どもを生めない体だから結婚できないと言う。それを聞いたイヴァンが取った行動は――?
「ケルヴィンを囮にするくらいなら 私がッ 命を懸けてッ!!」 最強の選手たちが集い“獣王祭”は佳境を迎える。優勝者を祝うセレモニーが開催される中、ケルヴィンとセラの戦いは、街に舞台を移していた。セラの対戦相手は、バアルと名乗る自分と瓜二つの少女。そして、ケルヴィンの相手はギルドの受付嬢だったアンジェ。――彼女の正体は、神の使徒“暗殺者”であった。アンジェの触れている物すべてを透過させる固有スキル【遮断不可】を前に徐々に追い詰められていき……!? 仲間もケルヴィンたちの危機を察し、駆け付けようとするも次々と現れる神の使徒たちに苦戦を強いられ―― 謎に包まれた組織の正体が今明かされる衝撃の第十六幕。