プロゴルファー爆弾馬
プロゴルファー歴20年のベテラン選手・後白河馬之介(ごしらかわうまのすけ)。かつては日本最大のビッグタイトル「日本オープン」も獲り破竹の勢いで、その豪快なプレイから「爆弾馬」の異名が付いた程だったのだが…。それから10年、若手選手に次々と抜かれて行き、その爆弾は全て不発弾に終わる日々。このままではいけないと再起を図る馬之介だったが……!? 豪快で自由奔放な馬之介がかつての栄光を取り戻そうと奮闘するヒューマン・ゴルフコミック!
おっとと!お相撲くん
ちょっとした誤解から寄せ波親方に見出されて、相撲部屋に入門してしまった花野晋松。先輩たちや土俵の鬼・二子玉川親方にもまれるうち、強靭な心臓と内に秘めた才能(?)を認められ……? 相撲部屋を舞台に繰り広げられるスラップスティック・ハチャメチャギャグの応酬は著者の決まり手! 爆笑必至のお相撲さんコメディ!
エイ・ダッシュ【分冊版】
重犯罪特捜班・班長の神山はここの所、「危機迫る表情で銃を乱射する血塗れの自分」が登場する悪夢を繰り返し見ていて顔色も優れない状態だった。しかし、そんな中でも事件は発生し神山は重犯罪特捜班・班長として現場に向かう。到着すると、緊迫状態で犯人は「二時間以内に逃走用ヘリと一億円。それが出来なければ人質を一人ずつ殺す」という。だが、すでにリミットまであと10分…すると、犯人への発砲命令の連絡が神山に届きスコープを覗き込むと…犯人の顔は自分と同じ顔そして危機迫る表情! あの悪夢の自分そのものだった! その事件解決後も自分の顔と同じ顔の悪夢は続き…! 重犯罪特捜班・班長の神山のアクションバイオレンス作品!!
姫
最終巻。死闘の末ジゼルを葬った姫は、自らも背中に銃弾を受け、資材置き場で倒れてしまった。姫の意識の無い間、その体をめぐって多くの男が争奪戦を繰り広げる。最後に担ぎ込まれたのは、小さな田舎町・寿宮だった。寿宮では名士の工場長・唐沢が姫にヘロインを打ち、自由に弄ぶ。利権渦巻く町長選にからんで、唐沢の雇い主・嶋井と井手収入役、篠塚署長が現町長の今井を引き摺り下ろす謀議を重ねていた。姫を奪われた唐沢は今井に寝返り、姫を手に入れた井手は政治を捨てる。遂に覚醒した姫は、利権の元が新発見の温泉だと知り、井出を屠って利権に群がる寄生虫どもを倒していった。篠塚に捕らえられるも、監獄を脱走した姫は…。
夜を生きる 歌舞伎町・ホスト手塚マキ物語
〈夜の街〉と〈ホストの人生〉を変え続ける男。新宿・歌舞伎町の元ナンバーワンホスト名物経営者の生きざまをネオン劇画の巨匠がマンガ化&舞台化軽い気持ちで新宿・歌舞伎町のホストクラブで働くことにした19歳、大学一年生の手塚マキ。優等生人生では見ることのなかった世界。刺激的な毎日。とはいえ、いつかは就職して、まっとうな社会人になるつもりだった。なのに、ナンバーワンになった自負と虚栄心によって起こした事件で歌舞伎町にとどまることになってしまう――。挫折も、孤独も、欲望も、人間のすべてを飲み込む、新宿・歌舞伎町で生き続けるということ。「『夜王』を終えて10年。もう一度ホストを書きたいと私に思わせたのが手塚マキです」と倉科遼氏に言わしめた、稀有な夜の街の住人、手塚マキの生きざまをマンガ化。2022年11月17日~27日は新宿シアターモリエールにて本作を舞台化する。
ミツコの物語
75年前“原爆”がもたらした悲劇。昭和邦画界を代表する脚本家・菊島隆三から未発表の脚本「広島の二人」を託された保坂延彦が、脚本の後日譚となる「ミツ子の物語」を、笠間裕之が漫画脚本を担当し、まつやま登が漫画化した。広島への原爆で両親を失った藤田ミツ子は、ある日、脚本家の島谷隆三の養女として迎え入れられる。島谷家の人々に見守られながら、学業や恋を通して成長していくミツ子。一方、島谷はライフワークとして、脚本『広島の二人』の執筆を進めていく。それは、敵味方を越えた日米の友情の物語。同時に、ミツ子の過去に繋がる物語でもあった……。「HIROSHIMA」を舞台に繰り広げられる、日本軍将校と米兵捕虜に芽生えた人間愛を、時に切なく、時に逞しく描く。
カノジョは絶対、ボクのこと好きなはず
自称イケメン・刈須磨くんの高校生活は、今日も隣の席の天然女子・半井さんに振り回されるドキドキの毎日。空回りする思春期特有の過剰な自意識(?)になぜか心が癒やされる!? 純情ラブコメディー堂々の完結巻!!