ケン1探偵長
ケン一は全国に26もの支社を持つ少年秘密探偵結社の探偵長。見事な変装と鋭い推理を武器に、あらゆる難事件をたちどころに解決する。頼りになる助手は、いちど聞いた音声を正確に再生し、野鳥を仲間にできる九官鳥のドングリ。ケン一をライバル視し、挑戦状をつきつける神出鬼没・変幻自在の怪盗マウス・ボーイの陰謀を阻止し、殺人事件、密室トリック、秘宝探しなど、数々の謎をあばいて事件を解決する、アクション推理漫画の傑作! <手塚治虫漫画全集収録巻数>『ケン1探偵長』(手塚治虫漫画全集MT134『ケン1探偵長』第1巻収録)/『くも屋敷の鍵穴』(手塚治虫漫画全集MT135『ケン1探偵長』第2巻収録)/『ケン一探偵長』(手塚治虫漫画全集MT129『マアチャンの日記帳』収録) <初出掲載>『ケン1探偵長』 (龍巻爆弾の巻 1954年6月号 少年クラブ掲載/ガンダーラの宝玉の巻 1954年7月号~12月号 少年クラブ連載/世紀の怪獣事件 1954年夏の大増刊号 少年クラブ掲載/昭和新撰組の巻 1955年1月号~6月号 少年クラブ連載/ゴリラ事件 1955年お正月大増刊号 少年クラブ掲載/透明人間 1955年3月号 少年クラブ付録/怪盗マウス・ボーイの巻 1955年7月号~8月号 少年クラブ連載/北京原人の化石事件 1955年9月号~12月号 少年クラブ連載/ペロ大統領の秘宝事件 1956年4月号~10月号 少年クラブ連載/火星人のけいやく書事件 1956年11月号~12月号 少年クラブ連載/殺人アブ事件 1956年1月号~4月号 少年クラブ連載)/『くも屋敷の鍵穴』 1957年3号 冒険王付録/『ケン一探偵長』 1958年8月号~1960年8月号 さんわこどもしんぶん掲載
ダスト8
旅客機の墜落事故から奇跡的に生き延びた8人の乗客。彼らは生命の山の「生命の石」のエネルギーによって救われたのだった。生命の山を守る妖精キキモラは、人間が触れてはならないその石を取り戻し、8人の命を奪うべく旅に出る! 生と死をめぐる異色のオムニバス! ほかに『バカ一』を併録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『ダスト8』(手塚治虫漫画全集MT91~92『ダスト8』第1~2巻収録)/『バカ一』(手塚治虫漫画全集MT92『ダスト8』第2巻収録) <初出掲載>『ダスト8(原題『ダスト18』)』1972年1月9日号~5月14日号 週刊少年サンデー連載/『バカ一』1971年8月15日号~8月22日号 週刊少年サンデー連載
新世界ルルー
売れっ子漫画家になったロック氏が、漫画連載をやめろ! と、何者かに脅迫された。犯人は果たして誰なのか? パラレル・ワールド「新世界ルルー」とは一体どんな世界なのか? その答えは不思議な髪型のプリン伯爵がにぎっていた!? 「時間よとまれ!」の言葉が大流行した、ドラマ『ふしぎな少年』の誕生にインスピレーションを与えた名作が登場。他に、ホラ話の競い合いから仰天話が飛びだす『黄金都市』など中短編9編収録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『新世界ルルー』(手塚治虫漫画全集MT42『新世界ルルー』収録)/『黄金都市』(手塚治虫漫画全集MT42『新世界ルルー』収録)/『タイガー博士』(手塚治虫漫画全集MT267『魔神ガロン』第2巻収録)/『くるったジャングル』(手塚治虫漫画全集MT381『少年探偵ロック・ホーム』収録)/『氏神さまの火』(手塚治虫漫画全集MT381『少年探偵ロック・ホーム』収録)/『村の踊り子』(手塚治虫漫画全集MT381『少年探偵ロック・ホーム』収録)/『足あと温泉』(手塚治虫漫画全集MT381『少年探偵ロック・ホーム』収録)/『カノコの応援団長』(手塚治虫漫画全集MT381『少年探偵ロック・ホーム』収録)/『凸凹牧場』(手塚治虫漫画全集MT381『少年探偵ロック・ホーム』収録)/『凸凹剣士』(手塚治虫漫画全集MT381『少年探偵ロック・ホーム』収録) <初出掲載>『新世界ルルー』(単行本時改題名『きえた秘密境』)1951年1月号~1952年2月号 「少年少女漫画と讀物」連載/『黄金都市』1950年1月15日発行 「冒険紙芝居 新春別冊号」掲載/『タイガー博士』(原題『タイガー博士の珍旅行』) 1950年4月号~12月号 「少年少女漫画と讀物」連載/『くるったジャングル』1950年5月15日発行 「少年少女漫画と讀物 春の臨時増刊号 付録 漫画世界」掲載/『氏神さまの火』1950年8月10日発行 「少年少女漫画と讀物 夏の増刊」掲載/『村の踊り子』1953年2月号 「冒険王 付録傑作漫画ブック」掲載/『足あと温泉』1950年11月15日発行 「少年少女漫画と讀物 秋の増刊」掲載/『カノコの応援団長』1950年12月15日発行 「少年少女漫画と讀物 臨時増刊 オール傑作読切野球漫画特集」掲載/『凸凹牧場』1951年10月号 「こどもブック」掲載/『凸凹剣士』1952年1月号 「こどもブック」掲載
フィルムは生きている
マンガ映画を作るという夢を抱いて上京した少年・宮本武蔵(みやもと・むさし)。同じ志を持つ佐々木小次郎(ささき・こじろう)と出会い意気投合するが、やがてふたりは愛憎相半ばする宿命のライバルとなっていく……。手塚治虫がアニメーション制作に対する愛情を込めて描く青春群像劇! 激動の戦後を生きた親友同士の衝撃のドラマ『アリと巨人』を併録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『フィルムは生きている』(手塚治虫漫画全集MT55『フィルムは生きている』収録)/『アリと巨人』(手塚治虫漫画全集MT72『アリと巨人』収録) <初出掲載>『フィルムは生きている』 1958年4月号~1959年3月号 中学一年コース,1959年4月号~8月号 中学二年コース連載/『アリと巨人』 1961年4月号~1962年3月号 中学一年コース,1962年5月号~11月号 中学二年コース連載
ロストワールド私家版
私立探偵のヒゲオヤヂとうさぎのミイチャンは、強大なエネルギーを秘めた石をめぐる陰謀に巻き込まれてしまう。石の秘密を解明すべく、探検隊を組織しママンゴ星へ向かう一行。だがそこは、太古の地球で繁栄していた怪獣が闊歩する、恐るべき“前世紀”の星だった! デビュー以前、手塚治虫が中学時代に執筆した試作版『ロストワールド』! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT360~361『ロストワールド 私家版』1~2巻収録 <初出掲載>1982年2月28日 名著刊行会より日本名作漫画館〔SF編〕第三部全五巻のうちの3巻分として発行。