このタイトルで、この絵柄で、いわば北斗の拳。 いや、くにおくんかもしれません。 陰湿なイジメが繰り広げられる恋愛モノかと思えば、メリケンサックが出てくるタイプの恋愛モノでした。 メリケンサックと恋愛モノって、同時に存在しうるんですね。 「パワー・アントワネット」と違い、ムキムキでもなく、筋肉でもなく。 公爵令嬢として腐った世の中を正すため、いや殴りたいから主人公は暴力をふるいます。 ストッパーが無くなった彼女は強いです。 ターゲットの名前がいつの間にか「肉」呼ばわりになっていて、こうやって人でないから殴ってよしと正当化するのかなとチラと思えば、その肉がことごとく、言い訳できないレベルの悪役たちで、世直しのためには、殴っとこうかという気持ちを読者に湧き立てさせます。 そして、時の女神の力を借りて、倍速やらなんやらブーストさせて、「ボンボコボンボコ」殴って蹴って。 暴力シーン(連続)もこのきれいな絵柄のママ繰り広げられ、「創竜伝」の龍堂兄弟のようなめちゃくちゃな振る舞いも、このきれいな絵柄のママ繰り広げられます。 とりあえず公爵令嬢なので、一線は越えていないそうです。不殺です。 すべて峰打ちなので大丈夫らしいです。さすがです。 暴力で解決はよくないけれど、早いんだということはよくわかります。
表紙も絵も内容も怖くてかなり不気味です。 表紙の絵が夢に出てきそうなほど印象が強いです。 昔懐かしのホラー漫画の絵で不気味だけど個人的には好きな作品です。 一度の驚かせでは足りないのか?と思う程ねちっこく襲ってきたり、驚かせてきたりする驚かせてくれるこの作品は、ホラーというより怪奇で奇妙で不気味な話が好きな方にピッタリだと思います
力でねじ伏せるとは思わなかった笑 スカーレット様カッコいいです。 ただの冷淡な令嬢かと思ったら、いちゃもんつけて婚約破棄して来た婚約者の皇太子と悪い貴族たちいきなりボッコボコにしてからのあの笑顔。なんとも清々しい。 殴りたいのに我慢しているウズウズしてる感じがかわいらしく見えてくる。 これは第一王子のジュリアス様も面白がってしまうわ。 どんな悪い奴も鉄拳制裁! 絵も綺麗で読みやすいです。
※ネタバレを含むクチコミです。
当方悪役令嬢モノなるジャンルは完全素人だったのですがなるほどコレはいいものだ。キラキラの銀髪よりも光り輝いているグローブ(※指抜き)の鋲に目を奪われて一瞬で購入してしまいました。最高ですよこの表紙は。 最初は主人公のスカーレットがちょい暴力的すぎる…と思っちゃうかもですが、敵対する悪徳貴族はマジで分かりやすく“悪”なので「ガンガン世直ししていけ!」という気持ちになります。いつの間にか彼女のイケメンすぎる心意気に惚れ込み「全員殴って然るべき」というスタンスになっていることでしょう。顔面とパワーがすごい水戸黄門みたいな感じですね。 第二王子カイルがウザすぎて辟易しちゃう人もそんなに気にしなくて大丈夫です。ただの噛ませなので。雑魚。 電子書籍もそのうち出るのかな?まだまだ人気が出そうで楽しみです! ▽試し読みも置いときます(真に魅力が発揮されるのは個人的には4話以降…) https://www.alphapolis.co.jp/manga/official/665000279
なんの前知識もなく一位だったので読みました。 久々に漫画読みながら笑った! テンポが絶妙で天才ですね!? まずこのネタで一冊続くのがすごい。 クズだけど天谷さん憎めない! ツッコミが大学生で気弱なタイプの子なのがすごいいいですw 面白い!
めちゃくちゃ面白いのに。。。続き読みたい。。 明日から世界中がヤリマンだらけになるのではないかと思うぐらい天谷さんの言葉にはチカラがある。 稲が途中からチョイチョイ可愛く見えてきて自分がダメなのがわかる、そんなマンガ。 読めばわかる。
(天谷とは主人公のことです) 現実にこんな男がいたら間違いなく"""ヤバい"""のですが、女の子の誰ひとりとして傷つけておらず、周囲に向けた突拍子もないかと思えば妙に真理をついたアドバイスの数々は作中の登場人物だけではなく読み手である我々をも唸らせるほどの説得力があり、含蓄深い作品だと感じています。 信念があまりにもハッキリしていて何があってもブレない天谷の生き方は見ていて爽快感に似たものを覚えます。 概ね下ネタなので人は選ぶと思いますが、大丈夫な方にはおすすめです。
表紙からして怖いです。特に2巻の、目を閉じて口あんぐりの構図。作者が好んで使うこの表情ってなんでこんなに怖いんでしょうか。この作品で描かれている恐怖の形態は、犬神憑きであったり亡霊であったりとさまざま。そして根本には恨みつらみや嫉妬といった明確な悪意があります。あの口あんぐり開け顔は、それに対する恐怖を表すのに最適なのかもしれません。しかし昭和の恐怖漫画はホラーとカタカナで書くより、漢字で怪奇と書いたほうがぴったりきますね。無差別殺戮系より、身近な悪意がねちっこく襲ってくるほうが、やっぱり日本の夏の定番という気がします。私は2巻の「サンタクロースがやってくる」が好きで、題と違って、こちらもものすごく和風テイスト。怪談にもあるネタですがこの手のは直接的でホント怖いです。しかしなにより怖いのはこの作者が「まことちゃん」と同じことなんだよなあ。
安井健彦の「悪魔の精神病棟」をコミカライズした作品といえばいいのかな ただ安易にコミカライズと言っていいのかを悩むくらいの内容だった 「悪魔の精神病棟」自体は読んだことないが、調べた感じだと「宇都宮病院事件」を元にした漫画なんだと思う。 宇都宮病院事件 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E9%83%BD%E5%AE%AE%E7%97%85%E9%99%A2%E4%BA%8B%E4%BB%B6 このページだけでも読むと疲れるのに、作画をしているのが「ジョージ秋山」のところで40年近くアシスタントをしていた「イエス小池」 この組み合わせで書いているから漫画自体の迫力がすごいことになっていて読んだ後の疲労感もすごいし、おまけに救いがある内容ではないから二重に疲れた...
このタイトルで、この絵柄で、いわば北斗の拳。 いや、くにおくんかもしれません。 陰湿なイジメが繰り広げられる恋愛モノかと思えば、メリケンサックが出てくるタイプの恋愛モノでした。 メリケンサックと恋愛モノって、同時に存在しうるんですね。 「パワー・アントワネット」と違い、ムキムキでもなく、筋肉でもなく。 公爵令嬢として腐った世の中を正すため、いや殴りたいから主人公は暴力をふるいます。 ストッパーが無くなった彼女は強いです。 ターゲットの名前がいつの間にか「肉」呼ばわりになっていて、こうやって人でないから殴ってよしと正当化するのかなとチラと思えば、その肉がことごとく、言い訳できないレベルの悪役たちで、世直しのためには、殴っとこうかという気持ちを読者に湧き立てさせます。 そして、時の女神の力を借りて、倍速やらなんやらブーストさせて、「ボンボコボンボコ」殴って蹴って。 暴力シーン(連続)もこのきれいな絵柄のママ繰り広げられ、「創竜伝」の龍堂兄弟のようなめちゃくちゃな振る舞いも、このきれいな絵柄のママ繰り広げられます。 とりあえず公爵令嬢なので、一線は越えていないそうです。不殺です。 すべて峰打ちなので大丈夫らしいです。さすがです。 暴力で解決はよくないけれど、早いんだということはよくわかります。