<ログライン> 明治末の呉服店から百貨店への変化を牽引する人々の物語。 <ここがオススメ!> お仕事物として、読めば前向きに、元気になれる作品! 常に新しいことを探し続ける店主に、自らの居場所を認めさせていく女性たちの清々しさ。そして、サポートするベテランと、頑張る若手。 仕事の姿勢として見習いたいことばかりです、本当に。 もちろん良いところばかりではなく、彼らの味わう苦労や苦悩も描かれているけれど、基本的に悪い人がおらず、元気になる朝ドラのような作品という具合。 実写化をずっと期待している「お仕事×歴史物」の傑作です! <この作品が好きなら……> ・トリリオンゲーム https://manba.co.jp/boards/127106 ・神田ごくら町職人ばなし https://manba.co.jp/boards/177309 ・ふしぎの国のバード https://manba.co.jp/boards/13613
『まんまるポタジェ』や『魔女のてしごと』、『 天使にお願い』や『ビーズの指輪』のあいざわ遥さんの最新作です。 その情報と、このタイトルと少女マンガ的なかわいくファンシーな表紙や扉絵のメインヴィジュアルから一見して看破できる人はあまりいないでしょう。この物語の主人公こまちが、ギャンブル中毒の貧乏少女であるとは。 水原一平さんの事件もあり、今注目を浴びるギャンブラー。最近発売された『ヤングマガジン増刊カケヒキ』では、超人気ギャンブルマンガのシリーズ最新エピソードとなる「エスポワール前カイジ」が掲載されました。人間は根本的に、ランダムから快楽を得る瞬間が好きなんですよね。 特に2割以下の人は非常にギャンブラーに向いたリスクテイカーの遺伝子を持っていると一説には言われています。狩猟採集時代は定住していては枯渇する資源を得るべく、リスクを冒してでも新天地で獲物や食べ物を発見できた者が英雄であったためだとか。多くの人にはギャンブル中毒者のことが理解できなくても、それは生存戦略的に必要な資質であったというわけです。もしかしたら、こまちもそういう遺伝子を持っているのかもしれません。 そうして開始2ページで競馬でスり無一文で食うや食わずの生活をして家賃の支払いも滞りながらも優しい大家さんなどに助けられて何とか生きながらえていたこまちは、バラの育種農場でバイトをすることになります。 その農園にいた育種家の青年・園生は、あけっぴろげな性格のこまちとは対照的に対人スキルに乏しく、しかしバラへの情熱は揺るぎないもの。そんな不思議な凸凹コンビが、まだ見ぬ新種のバラを生み出そうと奮戦していく物語です。 まず、バラの育種というテーマが珍しくて面白いです。そもそもどうやって育てているのか、バラごとにある特徴や高く評価されるためにはどうすればいいのか、ミステリーローズとは何なのかなどなど、読んでいて楽しくなる知識が満載です。 また、主軸となるふたりのキャラクターがとても立っていて、どちらも難があるもののこのふたりの掛け合いだけでも永遠に楽しく物語を引っ張っていけそうだなと感じました。 時折ギャンブルも交えながら展開していく異色の作品となっており、バラの育種に興味がある方、ギャンブラーのヒロインに興味がある方、少し変わった少女マンガを読みたい方などにお薦めです。
メインキャラクターみんな違った方向性で不器用で可愛いです! キュンポイントが結構あるのですが、犬系の歳上男子いいなぁとか、ご近所さんの三角関係いいなぁとか思いながら読んでいます。 主人公の仕事が着物の仕立てというのも、珍しくて、その業界のことが知れるのも面白いところだなと思います。
『風太郎不戦日記』や『マリーマリーマリー』の勝田文さん最新作。 20代半ばの主人公サラが、仕事と家族を一度に失ってしまった日に出逢った男性と共に人生を再起動させていく物語です。 現在ではサラの住む家となっている車の整備士をしていた祖父の仕事場は、普通の家とは違った構造は秘密基地感があってワクワクします。 コックとして働いていたサラが謎多き青年アキオとケータリングの仕事を始めて行くことになるのですが、サラの作る料理の数々はとても美味しそうです。大人の恋愛マンガに、グルメマンガの要素も載っている贅沢ぶり。クレープシュゼットが食べたくなりました。 また、サラもアキオもそれぞれの家庭の事情を抱えていて、ケータリング先で出逢う人々との交流を通して生じるものも含めて恋愛のみならないヒューマンドラマとしての味わいを楽しませてくれます。それらに加えてひとつまみのファンタジー要素もあり、盛りだくさん。 それでもメインの恋愛部分もしっかり描かれており、1巻後半のシーンなどは口角が緩みます。何者かもわからないアキオですが、サラの作った料理をクールな外見を崩しながらとても美味しそうに食べるところが好感を持てます。 なおタイトルの元にもなっているサラ・ヴォーンの「バードランドの子守唄」や、エラ・フィッツジェラルドの「チーク・トゥ・チーク」など有名女性ジャズシンガーが随所に出てくるので好きな人はより楽しめるでしょう。世代的に馴染みのない方も、本作をきっかけに聴いてみると意外とどこかで聞いたことがあるかもしれません。 家族やアキオとの関係は、今後どうなっていくのか気になります。人によって特に楽しめる部分があるであろう、バラエティに富んだ一皿です。 https://x.com/ktstbn/status/1772108391542088045?s=46&t=S5wm4E-TmT39NBg4BgQsPA 余談ですが、電子だとカバー下が見られないのはもったいないので集英社さん対応をお願いします!
トラックにはねられたと思ったら、拡声器が3人の目の前に。 毎日3人握手すれば、生きられる。簡単そうで初めて会ったばかりの人達。それは難しい。0時間際になると、拡声器が目の前に近付いてくるし、恐ろしや。 しかし控えめに言っても、読み応えあるし面白かった。 人付き合い苦手な子、社交的(に見える?)子、高校生の男の子。現実ではあり得ない出来事なのに読むほど引き込まれる〜どんな結末になるの〜 今のところ毎日握手出来てるけど、ここから話がもっと複雑化してくるとしたら、、人生、山あり谷あり。 どうなっていくのでしょう。
タイトルから、これは経費、これは違う、とひたすら教えてくれる漫画かと思いきや! 経理の人のスッキリとしていたり(数字が)、悩ましかったり(人間関係が)、ドラマたっぷり、ラブコメもあるお仕事漫画でした。 四角四面、イレギュラーは調整してイーブンに。 そんな生活、そんな性格の主人公。 あれこれ気遣って仕事をしているのに、まわりからの評価は「怒らせるとこわい」。 経理という仕事柄、そう思われやすいのでしょうか。 そんな主人公の日々のおしゃれだったり、気遣いだったりに気づいて惚れてしまった、営業のエース太陽くん。 アプローチするも、主人公は「いつまで続くんだよ、このおしゃべり」と心のなかで思い話を打ち切るだけで、アプローチと気づかない。 推理モノめいた経理のお仕事と並行して、なかなかハードルが高そうなラブコメも進んでいきます。 お金の話はあるけども、売掛買掛、財務諸表やらなんやらは出てこないので、数字が苦手でも安心して読めます。 ちなみに経費になるかどうかは、「それはその仕事をするために必要な金か」という論理を作れるかどうかだというのは、覚えていても損はなさそうです。 おもしろい漫画です。
不思議なストーリー 同時に事故にあって三人がなんかよく分からない拡声器に「毎日手をつながないと死ぬ」とお知らせが・・・ 現実的に毎日手をつなぐって相当難しい、しかも他人。 三者三様、年も考え方も違うからこれからどうしていくのか。 試しに繋がないでみるのところと0時に迫ってまだ繋げていないときにの切迫感はすごいです。 死にたいと思っていても、実際そうなるといきたくなるものでしょうね。
交通事故に巻き込まれた見ず知らずの3人。私はこのまま死ぬんだ…!と覚悟したのに気づいたら異空間にいて、なぜか巨大な拡声器に「他の2人と毎日握手したら寿命を60年プラスしてあげる」と言われて目が覚めます。現実派な主人公はそのまま立ち去ろうとしますが他2人も同じ夢を見ていたことが発覚し、嫌々ながら予定を合わせて他人と握手しなければならない日常を送ることになります。 荒唐無稽な設定ですが妙にリアリティがあるところもあるので話に引き込まれます。真面目なOL(主人公)、ネイリストのお姉さん、イケメン高校生、全く共通点のない3人がこれから毎日顔を合わせることで何が起こるのか?!見届けたいです。
続編があるのを知って大慌てで買いそろえました。 あの上原くんとカップルになれて、まだ関係続いている... 菜緒ちゃん良かったねぇと身内の気分で読み進めています。 上原くんのぶれないところ、少し無骨なところ、ちゃんと菜緒ちゃんのことちゃんと好きで大切にしているところ、好感度あがるしかないです。 久しぶりにキュンキュンしながら読んでいます。
画がとても綺麗で、キャラクターもしっかりしていて好きです!! いつかときららのすれ違いにハラハラしたけど、お互いの金銭感覚や恋愛観の違いがこのように表現されるのか。と面白かったです ストーリー展開もいいし、ユーモアもあって笑わせてもらったりと楽しませてもらいました! 個人的には平良さん派ですが、高校生からの拗らせ具合を見るとなんか応援したくなりますね☺
東大に落ち、塾講師になったヒロイン。塾でも生徒が少なく崖っぷちなところに、ヤンキーが入会し、2人で東大を目指すお話です。 高校生男子とアラサー女性との恋愛ものって下手な描き方だと、ただただ気持ち悪いだけですが、この漫画はむしろときめいてしまいます。 主要キャラクターたちが憎めないと言うか、皆一生懸命で悪人がいないからだと思います。 主人公の高校生男子とアラサー女性塾講師の恋愛以前に良い師弟関係がある感じというのも魅力的でした
正子さん、好きだー。面白い。 漫画家神原先生として、鷹野さんに恋する乙女の正子さんとして、何よりも話が充実しすぎていて面白さしかない。 しかしながら所々アラフォーならではの戸惑いも現実的だなとも思う。 自身の中の色んな感情を揺さぶらせてもらってとても楽しく読みました。 正子さんが鷹野さんに会った時の顔がとても好き。 二人の大人の恋の行方、早く続きが読みたいです。
事務職あるあるがたっぷり詰まっている漫画です。 僕は営業職だった頃があるのですが、経費精算がいつもギリギリでミスばかりでした。 当時の経理の方は、あまり表情に出さない人ですがきっとブチギレていたのでしょう。 世の中の営業職の皆さん。 この漫画を読んで早めの経費精算に取り組みましょう。 会社は売り上げを作る部門に注目がいきがちですが、バックオフィスの皆さんが支えてくれるおかげなのですよね、
少女漫画誌でギャグ漫画「ファブ郎」を17年連載しているベテラン漫画家の神原薔子先生。暮らしも仕事も安定してるけどやっぱりキラキラした少女漫画を描きたい!という夢を捨て切れず新作ネームを描き始めますが、恋愛してキュンキュンするなんてご無沙汰すぎてすぐに行き詰まってしまいます。そこにイケメンシングルファザーの鷹野さん(長谷川博己に激似!!)が現れたことで流れが変わります。恋愛も仕事も上手く行き始めるのです!薔子先生はこのまま恋愛も仕事も両立することが出来るのか…?てな感じのお話です。薔子先生の不器用さが可愛くて応援したくなります!!
NANAは流行った。 当時はみんなヴィヴィアンウエストウッドのネックレスをしていたし、黒いレザーのロングブーツを履いていた。 革ジャンだってみんなが着ていた。 ファッションの流行を作った漫画です。 内容は、少女漫画なので男の僕にはわからないけど、 東京に憧れて、背伸びして、無理して身分に合わない生活をしていたら、ヒョンな事から有名人の子供産むことになったぐらいしかわかりません。 乙女心は難しいです・・・・・ 1番重要な事は、まだ完結しておらず、多分一生完結しないと思います。 (作者は生きてるはずなのですが) なので、気になって夜も眠れない状態になりたくない人は読まない方が良いかも。 最後に、漫画はわからないけど、ファッションはとにかくかっこよく流行った。 ※僕がドラムのヤスと髪型が一緒なのは秘密です
漫画の絵は可愛いし、ドラマ化して深田恭子ちゃんと横浜流星君のキャスティングも良かった!ドラマも漫画もお勧めです! ザ少女漫画なストーリーですが、人生挫折し三流塾の講師をしている主人公の悩みなど共感できることが大人になると深みが増しました! 匡平との出会いで生活が一変する感じ、そんなハプニングやサプライズ私の人生にも来ないかなーーーーーーーー!
矢沢あいの作品に、ハズレなしですね。 ファッションや世界観話の内容もドロドロだけど夢もリアリティもあって引き込まれます。 昔見たときはハチがあざとくて嫌な女に思えて、ナナが真っ直ぐなカッコイイ女と思っていたけれど、 大人になって読み返してみると、また違った印象を受ける漫画だと思います。
高校生の時に読んでドはまりした思い出の漫画。 NaNaから学んだ事がどれだけあったか。という恋愛本でした! 全登場人物が何かしら抱えていて、みんな素直になれなくて思いが交差してしまう展開がもどかしかったり、シンプルに悲しかった。 ナナとハチならナナの人生は辛すぎると大人になっても思う。 ハチは素直で自分の気持ちに真っすぐな部分が多い女の子な気がして、直感のまま動いて誰かを傷つけてしまったり後悔も抱えますが、ハチのそんな性格が1番普通というか、あの中では幸せに近いんじゃないかな?なんて思って読んでいた。 連載が止まってから次号を待ち続けていて、もう無いのかな?なんて思うけど、次号が出なくとも、ナナとハチの未来が重なって二人で笑っている未来があって欲しいな。と思います。
お薦めポイントが無数にある傑作です。一言で表すと「老舗呉服店のプロジェクトX」。ちょうど江戸から明治へと時代が変わる中で、男女キャラクターが生き生きとそれぞれ自分の道を見つけていく姿が描かれます。新しい風をふき込んだときの保守派の抵抗、女性の進出を阻む物など、経営者も従業員もそれぞれが壁を乗り越えていきます。そしてスーツも着物も美しい!!! 無料で小説に自社の店舗を取り上げてもらうには?大きなイベントの時に話題になるには?と今でも通じるマーケティングの基礎も詰まっており、経営の勉強にもいい作品です。
クッキーの9月号、11月号、ましもくんが大活躍。 ていうか彼のキャラクターとか恋愛に対するスキルの低さとか、がんばってるのに空回りしてる感じがほんと面白い。 でもきっかのこと大好きなんだって伝わってくる。 こんなに頑張ってるのに、、、、。 いつか彼が目覚めて、きっかも真霜くんの見方が変わる日がくるのを望む。 ほんとに応援したくなるよ。。。 でも平良さんもいいんだよなあ。とくに今月はすごく素敵なキスシーンだった。 平良さんは平良さんでかわいくて、でもそれだけじゃない人生の機微を経てきた男って感じで素敵。 先が気になるなあ。
ひとまず、絵がとても素敵です。 軸は恋愛なんだけど、主人公真波の成長物語でもあるのかと。 おじいちゃんは、霊が見えるのか〜物語と関係してくるのかな。 先が読みたくなる終わり方、もちろん読み応えもある。 まだ始まったばかりで、展開が楽しみ。
夢を追う2人の少女NANAが運命的な出会いを果たして、そこからストーリーが展開していきます。それぞれの価値観や恋愛観を受け入れ、時には、すれ違いながら、2人が成長していく姿はとても感動的です。
改めて読むと、登場人物がみんな人間くさくていいなと思いました。 続きが読める日を今でも待っています。
『ファブ郎』という売れ筋キャラを持っているものの、それ以外は鳴かず飛ばずの40歳の漫画家薔子。 家事全般とお世話係の妹の直子と二人で暮らしていたが、結婚を機に地元に帰郷してしまい、一人暮らしに。 これから、少女漫画を描こうとキラキラを探しているときに、そのキラキラと出会った!! バツイチで息子と二人暮らし、ドラマ制作をしている鷹野。 鷹野は、以前から薔子の事が気になってた様子が、所々で感じられる。 後は、そのニュアンスを薔子が上手く受け止められるか? とても、素直な鷹野には、好感度しか感じられないが・・・。 早く時間が読みたい!!
<ログライン> 明治末の呉服店から百貨店への変化を牽引する人々の物語。 <ここがオススメ!> お仕事物として、読めば前向きに、元気になれる作品! 常に新しいことを探し続ける店主に、自らの居場所を認めさせていく女性たちの清々しさ。そして、サポートするベテランと、頑張る若手。 仕事の姿勢として見習いたいことばかりです、本当に。 もちろん良いところばかりではなく、彼らの味わう苦労や苦悩も描かれているけれど、基本的に悪い人がおらず、元気になる朝ドラのような作品という具合。 実写化をずっと期待している「お仕事×歴史物」の傑作です! <この作品が好きなら……> ・トリリオンゲーム https://manba.co.jp/boards/127106 ・神田ごくら町職人ばなし https://manba.co.jp/boards/177309 ・ふしぎの国のバード https://manba.co.jp/boards/13613