まだ年端もいかない孤独な少女がコミュニケーションの手段を奪われてひとの顔色を伺いながら日陰で生きている。これはしんどいやつかな…と思いながら読み進めましたが、あつお青年をはじめ、文を1人の人間として、そして新しい家族として当たり前のように受け入れてくれる人々の温かさに読者としてもグッとくるものがあります。 文ちゃんはそう遠くない未来に普段から堂々と手話を使って人と会話ができるようになるんじゃないかなと、明るい未来を想像できるラストで良かったです。
まず三橋くんのキャラが守ってあげたくなってしまう。 気弱で卑屈な性格ってあるけど、そうさせたのは誰だー!って過去のチームメイトに文句言いたくなってしまいます。 三橋くんが自分の嫌な過去を仲間に打ち明けるところは胸が苦しくて気づいたら泣いてました。今度はみんなから愛されてる三橋くんをみてまた泣くという。読み返しては同じところで泣いてます。 新入生ばかり10人で構成されるできたてポンコツ野球部の練習や成長を見守っている間にハマりました。
※ネタバレを含むクチコミです。
「病理の診断を待ってから〜」 なんて台詞を見たのはどの漫画だろう。 「腸よ鼻よ」かなぁ。 その病理医が主役の漫画です。 病理というお仕事詳細、知らなかった。 もっと知らなかったのは、「正しい診断書は救命6割、その他は8割」。 そして救命で働く先生が3日寝てないとさらっと言う。 もしかして、寝たら割合が変わるんじゃ…と、ふと思ってしまった。 閑話休題。 話数がすべて「岸先生、」という呼びかけなのがおもしろい。 そんな呼びかけをしても、先生が全うに聞いてくれてなさそうなのがイメージできて、またおもしろい。 ドラマ化してタイトルは聞いたことあったのだけど、実際に読んでみたら興味深く読めた。
タイトルだけ前から知ってて、今初めて読んでみてるんですがもうめっちゃ可愛くて面白い!!なにこれ最高…なんで今まで読んでなかったんだ!! 村重さんがめちゃくちゃ好きです。美人さんだし優しいし、さらっと呼び捨てにしちゃうところがたまらん。木之本さんも3話冒頭で好き…となった。もちろんみつみちゃんも素直で面白くて好き。魅力的な主人公。 本当に会話って大事だし、ちゃんと向き合って話してみないと分かんないよなぁ~と改めて人間関係においての重要なことを学べた気がします。てか久留米ちゃんも4話読んだらもう好きになっちゃったんだけど…!!このマンガ好きな子しかおらん…他の読者もそうなる?なるよね?みんな好きになっちゃうよね!?正直江頭さんもどんどん好きになってるんだけど…!?とりあえず1巻読了。締め方もすんごく好きで心が暖かくなった…。
原作が映像不可能とされて来たトリックは漫画しか出来ない手法で頑張ってたのではないかと思います。絵も綺麗ですし良くコミカライズされているなと(一部キャラクターの性転換もそんな違和感ない)。 けれども、核心となる動機面が原作よりページ割いてスポットを当てられているにも関わらず、改悪としか言えないものになっていました。 警察から誰も悪くない真相が関係者には既に告知されていたのですが(解決編パートで警察が調べてない訳ないだろと強調され)、自分達が殺したんだみたく何故だか皆で騒ぎ合い続けて(エラリィなんかは殺される最期まで自分が殺したと言い張る)、聞きつけた犯人が復讐に及んで勘違いオチになっていたのはなんだかなあと・・・。ショック受けて自殺に走りますが滑稽に見えます。 原作のも被害者からすれば殺されるほどのことかと主張したくなるものでしたが、犯人からすれば成立し得なくもないものではありましたし(現実に問題になった大学サークルトラブル)、島田の追及さえも証拠がないとかわしきって安心した後に、犯行前に良心として瓶詰めした流した計画書が戻ってた運命を悟ることで、「あの人にこれを渡してくれないか」が清涼感すら覚えるラストになったのですが、漫画版では台詞は同じでも情けなく後味悪さを覚えてしまいました。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ありきたりなようでどこかありきたりじゃない。怖い話や重苦しい話、カオスな話と心にザラつきを残すような作品だと思う。 ・特に印象に残ったところは? 主人公の姉の旦那が主人公を狙った話が怖かった。あとは、恋話や5巻から始まる「律編」は読み応えありかな。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! どこがどう面白いか説明しづらいけど、作者にしか描けない学園漫画だと思う。関連作の「彼女とデート」も是非。
中丸くんが細かい事や絵が得意なのは知っていましたが、正直思ってた以上内容も面白くて感動しました!夢が叶ってよかったです!続きも早く読みたいので応援してます!お仕事お忙しいと思いますが頑張ってください!!
スケートリンクの利用料をミミズで支払いしようとするいのり。母親にスケートをやりたい気持ちが言えず侵入してしまう。司くんのおかげで母親へ自分の気持ちを話せることができた。子どもが本気でやりたいことは応援してあげてほしいと切に思わせてくれる内容でした。今後のいのりと司くんの奮闘劇が楽しみです。
人と手話を使って話が出来るゴリラがいたのを思い出しました。ヒューマンジーが実在してもおかしくないんじゃないかと錯覚するくらい違和感なく読めて面白い作品。クスっと笑える部分はありますが、コメディのような要素ではないので、好き嫌いの分かれる作品でもあるかもしれません。
まだ年端もいかない孤独な少女がコミュニケーションの手段を奪われてひとの顔色を伺いながら日陰で生きている。これはしんどいやつかな…と思いながら読み進めましたが、あつお青年をはじめ、文を1人の人間として、そして新しい家族として当たり前のように受け入れてくれる人々の温かさに読者としてもグッとくるものがあります。 文ちゃんはそう遠くない未来に普段から堂々と手話を使って人と会話ができるようになるんじゃないかなと、明るい未来を想像できるラストで良かったです。