こんな漫画があることを最近知りました。新卒公務員で生活課に配属された義経えみる(どんくさ)とともに制度を学び、考える漫画です。 ここ数年で生活保護って悪い意味で注目されることが増えてきたように思います。実際私も良いイメージは全くないのですが、原因はやはり制度を悪用するというより少しでもラクしたいという人達がうまいこと利用し、かつそれが世間に暴かれることが多いからですかね。 一方で、保護受給者がケースワーカーからわいせつ行為を受けていた事案も発覚しました。 もうなんなんでしょうね。生活保護というテーマだけで漫画として成立するあたり、制度自体穴だらけなのかなぁ…「三者三様」のケースに合わせられるほど人手も時間もお金も潤沢ではなく…。 本当に必要な人に届かない、ということのないように願うばかりです。
私が18年ほど前、会社勤めをしていた頃、唯一読んでいた連載マンガです。 ロードバイク、クロス、ピストに、生活用自転車。 移動の足としての自転車。趣味としての。そして…。 ロードバイクは、他のどの自転車よりも走りに特化してしています。制度も。値段も。ロードに乗る、ということの意味は、ただ、単純に、走りたいから。 キモオタの小菅(コスゲ)は、どこに行くにも、ロード。 私服はレース用ジャージにレーパン。素敵な生き方だと思いました。 キモオタが天才的なレーサーだった、という見せ方も上手い。 このマンガのテーマ、二足のわらじ。 二人の天才が、信用金庫の社員とロードレーサーの二つを掛け持ち。 普通のスポーツマンガとはやはり、違うと思いますよ。 泥臭く夢を追いかけたい人たちに、ぜひ。
手塚治虫『リボンの騎士』をパロったタイトルのこちら『リボーンの棋士』いいですね。 少し読んだらタイトルの意味もなんとなく分かります。 年齢制限により将棋のプロ棋士になれず、将棋に一切関わらない生活を選んだ主人公だったが、ひょんなことからまた将棋を指すことになり、プレッシャーで負けられなかったがゆえに奨励会時代に打っていたような堅実な手ではなく、将棋がただただ楽しかった頃の可能性を探るような自由な打ち方に立ち返る。 プレッシャーから解き放たれた彼の将棋は自由に、強く生まれ変わっていた。 リスタートしてリボーンしたわけですね、棋士として。 いまのところ楽しそうに打っててしかも強いっていう主人公らしさ、強さの片鱗が感じられてて楽しいです。 プロになるだけが将棋じゃありませんし、将棋とは人生においていろいろな形で付き合っていくやり方があるかとは思いますが、この主人公はどうしたいのか。 プロ編入制度という狭き門をくぐるのか。 どん底、逆境スタートって、なんだか燃えますよね。 読むたびにだんだん楽しみになってきてます。
戦術も実行できず、自分勝手で暴力的なアオアシ。 しかし、その後Jリーグの下部組織から招待され、Jリーグのユースに入る。 その後、アオアシはアオアシにある無限の可能性でサッカー界の常識を変える!!
"26歳"という年齢制限により将棋のプロ"四段"への夢を断たれた、元奨励会員の主人公。どうしても将棋への想いを捨てきれずにいた彼はアマチュアという新たな世界に出会うことで、目指すべき頂点へと再び歩み始めるのだった。 「1話でプロへの道が断たれてしまったなんて、これからどう物語にするっていうんだ」みたいな感想も耳にしました。でも実際には、将棋以外の道、アマチュアで頂点を目指す話、ハチワンダイバーみたいな話、など無限に可能性があったわけです。藤井聡太さんはマンガの主人公みたいだとよく喩えられますが、その道のスーパーホープが並みいる敵をバッタバッタ薙ぎ倒しながら王道を往くよりも、道なき道をゆく「リボーンの棋士」の冒険感のほうが個人的にはワクワクできます。 将棋の世界に関しては連日の藤井さんの報道や3月のライオン、ハチワンダイバーくらいでしか知らないド素人ですが、Tシャツにジーンズ姿で大量にフラッシュを浴びるこのカラーイラストが如何に型破りで掟破りなものであるかは分かります。でもだからこそ物語への期待が膨らむというものです。 私はどうしても、小説や漫画に限らず映画、アニメ、音楽など、楽しみ方を狭めるような消費の仕方をしたくありません。 例えば、これは何度も色んな人に申し上げていることなんですが 「『君の名は。』では二人がお互いに惹かれあう描写が希薄だったから駄目だ」 一昨年よく耳にした評でしたが、必要ないから描かれなかっただけです。スペクタクル、映像美、カタルシス、極上だった点を挙げればキリがない。 「『けいおん!』には中身がないからクソだ」なんて言う萌え豚は居ませんし 「本職のアーティストの方が上手いからキャラクターソングは無価値だ」なんていう二次元アイドルファンは居ませんし 「絵が雑だし休載ばっかり」なんてハンタヲタは百も承知なわけです。 私は絵が雑なマンガが苦手なのでハンタは読みませんが、別に否定はしません。読まないだけです。 話が逸れましたが「リボーンの棋士」には、藤井フィーバーに湧く我々素人には想像もつかなかったような"道"と"頂"を見せてほしいです。
大泉は「最初にこの作品のオファーを頂いた時に『女子高生が中年のファミレス店長に恋をする話です』と聞いて、遂にそういう役が来たか!と胸の高鳴りを抑えられませんでしたが、原作を読ませて頂いて、自他共に認めるさえない男だと分かり、『ですよね!』と妙に納得したものでございました」と苦笑い。 ワロタw http://eiga.com/news/20171115/1/
キャラクターの細やかな心情に寄り添いながらも激しく濃厚なサッカー論を展開しまくった前作「夕空のクライフイズム」とは反転して甘酸っぱい恋模様を展開しまくっている今作。高校生の青春という部分では共通しています。 「夕空」では敗者の美学というのもテーマだったので、この恋物語の行方もひと癖ふた癖あるのではないかと期待しています。主人公と同じ子を好きなイケメンという強力なライバルがいるので、彼にはガンガン仕掛けて面白くしていってほしいところではあるのですが…昨今のラブコメでは恋のライバルにやきもきさせられる展開はあまり望まれていないようですね
主人公に似てる人がバイト先の店長だった時のコトを忘れないくらい顔が濃いです。
よく分からないところがオモシロイ。
火山の噴火により過疎の町から、温泉街へと生まれ変わった金松町。 劇的な変化を受け入れられない「富山」と、変化を受け入れる「桜島」の二人の高校生の友情を描いた話です。 地味な題材ながら、二人の関係性がこの年齢特有の空気を感じさせてくれて、読んでいるとなんだか学生時代の友達に会いたくなります。 女っ気ゼロなぼくらの青春が詰まった作品。ラストはなかなかジーンときます。
こんな漫画があることを最近知りました。新卒公務員で生活課に配属された義経えみる(どんくさ)とともに制度を学び、考える漫画です。 ここ数年で生活保護って悪い意味で注目されることが増えてきたように思います。実際私も良いイメージは全くないのですが、原因はやはり制度を悪用するというより少しでもラクしたいという人達がうまいこと利用し、かつそれが世間に暴かれることが多いからですかね。 一方で、保護受給者がケースワーカーからわいせつ行為を受けていた事案も発覚しました。 もうなんなんでしょうね。生活保護というテーマだけで漫画として成立するあたり、制度自体穴だらけなのかなぁ…「三者三様」のケースに合わせられるほど人手も時間もお金も潤沢ではなく…。 本当に必要な人に届かない、ということのないように願うばかりです。