ハートを打ちのめせ!でジョージ朝倉先生を知り、以来大ファンでほとんどの作品を読んでいます。そんな中で1番好きな作品です。 田舎の中学生の青臭いながらも刺激的で、痛々しいほど純粋な恋愛が描かれています。 THEジョージ朝倉。キレイ事だけじゃないリアルな物語です。 オムニバス形式で同じ中学に通うクラスメイトそれぞれの恋愛が描かれています。 ジョージ朝倉先生本人も「目指したのは中学生ロマンポルノ」と言っていましたが、正にその通りだと思います。 こんな中学生いないでしょーと突っ込みたくなりますが、でも、10代の若者がその内側に持つドロドロとしたエネルギーとは、まさにこれだ!という妙にリアリティもあります。 ロマンチストな作者らしい、引き込まれるように読める作品です。
対人で苦労しているところが良く描かれていると思います。 同級生の葬儀に再会して家飲みする流れとなり、常習化。 30歳目前の微妙なお年頃の三人、お互い必要がなければ深くは踏み込まない、軽口を言い合うそんな間柄。 こんな感じでいいんだと前を向くきっかけ一歩踏み出すことが難しい方にも読んでいただきたいです。 ごはんは世界を救うかもしれないが、まずは自分が救われよう。
途中までですが、共感ありまくりの一冊。 外見繕っていても、部屋に帰れば散らかり放題。 みんなどうやって毎日かたずけしているのと思う。 モデルルームとは言わないけど、人が来てもいいくらいには保ちたい。 会社でも見た目と仕事ぶりから無茶振りされるけど、そういう人の限ってオーバーした時にぶっ壊れちゃう。 どこかで自分を認めてあげられるように自分の時間作って甘やかしてあげてほしいですね
入れ替わりものというのは、すでに一つのジャンルと言ってもいいと思います。この作品もその一つ。しかし、「君の名は。」に代表されるようなコミカルで表層的なものではなく、ヤマシタトモコらしい表現で真摯に描かれています。テーマはかなり深くて、結局のところ自分とは何なのか?人と人とが関わり合うことの意味は?男らしさ女らしさとは?そしていつでもどんな状態でも新しい自分になれるんじゃないか?と色々含まれている思います。 わずか2巻で完結しますが、とても読み応えのある作品でした。
人が死ぬ時に魂の重さだけ軽くなるという話がありますが、その魂が21gという軽さを利用しながら大冒険する話です。この魂、最後はどうなるんだろうと思って読んでいると、とても切ないけど清々しい良いラストを迎えます。面白いとかそういうのはもちろん、美しい話だなと感じました。
難しいこと考えないで読んでいけます。 めぐる君のわこちゃんへの愛情とわこちゃんのめぐる君の推しっぷりが最高です。 お互いに好きなことしてる姿がキラキラしてて読んでいても満たされます。 こうでなくてはならないという価値観を押し付けあっていてなくて、それそれを尊重して成り立っている関係性が素晴らしい。 たまに出てくるめぐるくんの芯の強さの見どころです。
黒岩君の聖先生に対する真っ直ぐな想いが純粋で見ていて、ドキドキドキします。 年の差とかもあるけど、あんなに真っ直ぐにぶつけられると、聖先生が揺らいでいくのも共感できます。 周りの目や親の反対に悩み考え少しずつ二人で前に進んでいく姿は感動します。 イライラする場面もあるけどそのイライラも含めて面白いです。
ややこしいなほんと!!こんなに「ややこしい」という言葉がしっくりくる漫画、そうないですよ。表紙の美麗さからは想像もできないややこしさです。 連載開始時から読んでましたがあまりにややこしいので単行本でしっかり読むために途中で読むのやめてたんですが、単行本でもやっぱりややこしかった! 女2男1の三角関係?なのですが、どちらかというと男・白柳くんに感情移入してしまって、ストレスで肌が荒れてしまう様子には心が痛みます…。でもみんなそれぞれちょっとずつ変だから、特定の誰かが悪いとかそういうのじゃないので、まあだからこそのややこしさなんですが…。ややこしくても「もう読みたくない!」にならないところが雁須磨子先生の成せる技なんだと思って読んでおります。ファーヤン購読してるので続きは連載でしっかり追いたいと思います。
※ネタバレを含むクチコミです。
恋愛要素を含んだ短編集。全身で目一杯恋してます!というよりは、胸の内でそっと燻っている想いを静かなトーンで語っている感じだ。少し切なく時にほろ苦い…派手さはないが良き一冊だった。
ハートを打ちのめせ!でジョージ朝倉先生を知り、以来大ファンでほとんどの作品を読んでいます。そんな中で1番好きな作品です。 田舎の中学生の青臭いながらも刺激的で、痛々しいほど純粋な恋愛が描かれています。 THEジョージ朝倉。キレイ事だけじゃないリアルな物語です。 オムニバス形式で同じ中学に通うクラスメイトそれぞれの恋愛が描かれています。 ジョージ朝倉先生本人も「目指したのは中学生ロマンポルノ」と言っていましたが、正にその通りだと思います。 こんな中学生いないでしょーと突っ込みたくなりますが、でも、10代の若者がその内側に持つドロドロとしたエネルギーとは、まさにこれだ!という妙にリアリティもあります。 ロマンチストな作者らしい、引き込まれるように読める作品です。