売れない女優さんが、お葬式屋で働くお話。 いやー、4巻全てで涙しました。 生きるって、尊い。って、単純な言葉だけど思う。あ、葬儀を行うことにはそう言った意味合いもあるのかとか学びも多々ありました。 生まれたら、死に向かって歩いて行ってるのは分かってるけど中々ピンとこない死の話。読んだからと言って、はい、分かりました。って訳では勿論ないのだけれど、このお話が自分の胸に刻まれたのは確かです。 コミカルな場面もあるので、重くなりすぎず読みやすかったです。
『青春しょんぼりクラブ』アサダニッキ先生の読切。「揚げない唐揚げ秋みょうがのピクルス添え」がただただ美味しそう!!ほうじ茶の出汁割り飲んでみたすぎる…! 月読くんの登場シーンで、伊賀の影丸とかCLAMP作品ばりのデカくて印象的な満月が描かれててちょっと笑ってしましました(すごく好きです)。 月読くんがなんで作りに来てくれてるのか謎なのがめっちゃ気になりますね。 こちらは「プロローグ読切」なるものだそうで、ということはいつか新連載が始まるって期待していいんでしょうか?楽しみです!
※ネタバレを含むクチコミです。
お兄ちゃん大好き少女がまさかの人殺しといい感じになってその殺した相手がまさかの… というもう設定だけで面白い漫画です。
『たそがれたかこ』は45歳。 『ゆりあ先生の赤い糸』は50歳。 今回の最新作『みっしょん!!』は54歳。 歳を重ねた女性を主人公にした作品に定評のある入江喜和さんの最新作、待望の1巻発売です。 やはり、この年代の女性のドラマを描かせたら卓抜しているなと思わされます。 認知症の87歳の母。 50歳になっても家に居座るも家にお金も入れず母の面倒も見ない妹。 仕事はしてくれるが仕事以外はしない夫。 中学で不登校になった22歳の息子。 住まわせて欲しいと言ってくる義姉の息子。 それらに加えて家業の書店の激務と膨大な家事で、自分の時間などまったく持てずやりたいことも何もできずに日々疲労とストレスだけを溜め続けている主人公・庵未知(いおりみち)。 彼女の閉塞していた日々に風穴を空けたのは、颯爽と真っ赤なポルシェに乗って走り去った妖精(豹柄グラサンミニスカの老女)でした。あんな風に私も自由が欲しい、と一念発起して54歳にして免許取得を目指していきます。 何しろ、一番大変なのは認知症の家族の世話です。8050問題が叫ばれる昨今、未知ほど酷い状況ではなくとも同じような苦しみを抱えている方は多くいることでしょう。私も認知症の祖父を自宅で看ていましたが、ひとりでは到底見切れるものではありません。いくら努力をしても改善することはなく、終わりの見えない中でできることをしながら心身が摩耗していく日々です。 入江さんも実母が認知症になった経験があるということとで認知症患者の描写の解像度が非常に高く、それ故に読んでいて未知にかかるストレスの甚大さがよく伝わってきます。コロナ全盛期は、かかりつけ医に行くのも救急車を呼ぶのも難しく余計に大変だっただろうなと思います。 何とか時間を作り教習所に通い出してからがまた大変で、祈るような気持ちで未知を応援してしまいます。MT免許を取ったときのことを懐かしく思い出しながら、この後に控えるS字クランクや坂道発進などの難関をどう乗り越えていくのかハラハラします。 ともあれ、誰でも何歳からでもやりたいことをやる権利があると謳う物語は素晴らしいです。本作を読んで、勇気をもらえる人や救われる人が必ずいることでしょう。
試しに読んでみたら、すっかりハマり、一気に読んでしまいました。 設定の奇抜さとは裏腹に、登場人物の心理描写になぜか涙腺が緩みっぱなしでした。 ゆりあの置かれている立場があまりにしんどいけれど、彼女の人柄とか発想が凄くてどんな逆境でも乗り越えていけそうな感じ。幸せになってほしい。
親子が出てきた時点でそういうことか…とわかったけどふたりの別れは想像以上に悲しかった(泣)許されるならこれからも交友を続けてほしいけど、無理かあ〜 というかカヨと山村の兄さんは芸者と客の関係性ではなくしっかりと不倫関係だったってことか。そうなるともう因果応報としか言えないのもまた悲しい。
恋人と別れてインドに行くんじゃなくて、恋人に着いていってインドに出会うんですね。日本語以外話せず、初めての海外でひとりはハードル高そうですが…そんな場所で彼氏をきっぱりフッた主人公を応援したいです。パルシィで連載とのことですがBE・LOVEでも連載してほしいです!!
売れない女優さんが、お葬式屋で働くお話。 いやー、4巻全てで涙しました。 生きるって、尊い。って、単純な言葉だけど思う。あ、葬儀を行うことにはそう言った意味合いもあるのかとか学びも多々ありました。 生まれたら、死に向かって歩いて行ってるのは分かってるけど中々ピンとこない死の話。読んだからと言って、はい、分かりました。って訳では勿論ないのだけれど、このお話が自分の胸に刻まれたのは確かです。 コミカルな場面もあるので、重くなりすぎず読みやすかったです。