男っぽい漫画ラインナップが多い少年チャンピオンの中で「イカ娘」はいい意味でゆるい感じでも存在感があった。同時に「みつどもえ」という強者もいたが、嗜好性は違っていたので上手く住み分けられたんだと思う。みつどもえと比べ、イカ娘には一切のパンチラがなく、エロをほとんど入れていなかったのも対称的であった。 その後のチャンピオンで、男らしさだけではない、ゆるい作品が増えていったのを見ていると、これら作品のヒットが転換期の一つになったのではないかと思う。
バキの隠れた魅力は「食事シーン」にあり。 とりあえずみんな旨そうに食事します。 1巻の最初に刃牙が「おじや、梅干し、バナナ、炭酸抜きコーラ」を食べるシーンが出てきますが、もうそこから既に旨そうです。 特に肉食ってる時が一番うまそう。
探偵もので、主人公のおっとりお嬢様キャラのバカさ加減がとにかくおもしろい!
冒険海賊少年漫画と言えばワ〇ピースが有名ですが、こちらの方が先発です。 恐ろしいことに連載開始時期は同じ1997年ですが、こちらの方がより海賊らしく、物語の収まりが良いと個人的には思います。 二刀流の冒険大好きな海賊、通称クレイジーバーツ。 海賊になって自身の船を持ちたい少年ココ。 二人の人生が交わり、ココがバーツの船の乗組員として未知の大陸やお宝を求めて冒険をする。 ココの物語もバーツの物語も濃密に描かれる為、ダブル主人公として見ることもでき、読み進める手が止まりません。 冒険の最中に明らかになるバーツの過去やココの出自、化獣と呼ばれる謎の生物、古代種と呼ばれる人間など、様々な要素が絡み合い、冒険を彩ります。 テンポが良く、27巻と言う冊数にも関わらずさっくりと読めて物語は大団円を迎え、主人公達の未来を思わせる気持ちの良いエンディングを迎えるので、サクッと冒険活劇が読みたい人にはお勧めの作品だと思います。
前作グラップラー刃牙では異種格闘技が主題でしたが、格闘技はルールがあるからこそスポーツ、或いは競技として成立している訳で、ならばそう言ったルールを取っ払ったならば、格闘技者はルール無用の犯罪者に勝てるのか?と言う、ストリートファイトのような戦いが主題になっています。 当然、主人公達も使える物は何でも使うのですが、彼らはあくまで格闘技者なので、最終的には素手に頼みを置くと言う哲学のような物があります。 そんな彼らが不意打ち、武器、毒、催眠術、人質等と様々な要素にあらがう様は、格闘技者達の限界はどこにあるのかと言う事を詳細に描いた傑作であると思います。
打ち切りエロ漫画家が突然異世界に召喚されてしまうが、持っていた原稿を魔王が気に入ってくれたおかげで、世界の平穏が保たれるはなし。 鈴木にどんどん新作の執筆を催促するなかで魔王もだんだんと言うことが編集者っぽくなっていくのが笑えました。
このシリーズはいくつかサブタイトルがついたものが存在しているのですが、この「元祖」は初期の浦安鉄筋家族に存在したキャラでいつの間にか消えてしまったキャラたちが復活します!どちらかというとずっと浦安を読んでいた人向けですが読んだことがなくても大丈夫です。笑いのツボを的確に押さえてくるので読んで損はないです!
言わずと知れた有名ギャグ漫画の続編リーズです。 どのキャラクターも個性的で変わらず面白いですが、やはり現実の有名人を模倣したキャラクターの破壊力がヤバい笑 「おいおい、大丈夫か?」と違う意味でニヤニヤしながら読んでしまいます。 この作品は電車の中で読むのはご法度です。なぜなら「突然吹き出してしまうから!」絶対笑いたい人は是非!
先生や親にはできなかったことが、友達にはできるということもある。 それぞれの事情で不登校になってしまった八木と狼谷のふたりは、学校へ行きたくない、行く理由がないとしながらも、本来は行くべきという現実との間で揺れていた。決して良いとは言えない家庭環境に置かれながら興味があることにはなんでも手を出してみる狼谷に感化されていく八木は、自分にも「頑張るためのなにか」が欲しいと考える。 そんな2人が出した答えがとても爽やかで感動的。 「頑張りたい」 それだけで一歩踏み出す理由になる。
めっちゃ面白い!以前からバキについてはネット見かけて気になっていたのだけど、なんとなく読まないでいた。1巻が無料ということでバキ道から読んでみたら絵がまず独特〜!しかし、慣れるとその世界にあっという間に引き込まれた。大相撲の神話から始まって、さまざまな格闘技・相撲の描写が圧倒的すぎて一気に読んでしまった。他にもクライミングの試合?があったりといろんなパターンの展開があって普通の格闘マンガとかなり違う感じだった。
男っぽい漫画ラインナップが多い少年チャンピオンの中で「イカ娘」はいい意味でゆるい感じでも存在感があった。同時に「みつどもえ」という強者もいたが、嗜好性は違っていたので上手く住み分けられたんだと思う。みつどもえと比べ、イカ娘には一切のパンチラがなく、エロをほとんど入れていなかったのも対称的であった。 その後のチャンピオンで、男らしさだけではない、ゆるい作品が増えていったのを見ていると、これら作品のヒットが転換期の一つになったのではないかと思う。