パンツはいてるはいてないだけで、楽しくてピュアなすれ違いラブコメ成立しちゃうのがすごい。 パンツはいてるひとはいるけど男たるものパンツははかないもんだという価値観と、男も女も関係なくみんなパンツはいてるもんだけどもしかしてはいてない?という価値観がぶつかり合うことなくいい感じにすれ違ってトキメキっぽいものを生み出しています。 好きなひとのパンツ事情が気になるのが思春期ってもんですかね。
皿洗いをしていた気弱で根暗な主人公・ジルベールが、副料理長として様々な事情を抱えた仲間をまとめていく熱いお仕事漫画。美しい街並み、多様な人種、そして芸術的な料理と、これでもかというくらいフランス要素が詰め込まれていて隅々まで読み応えがあります。読み終わったあとの充足感がすごいのでおすすめです。 コミックバンチでも読めます!! http://www.comicbunch.com/manga/wed/artiste/
絶滅したと思われていた恐竜の生き残りを発見し、繁殖させさらに遺伝子組み換えで種を増やして人気だったのだが、とある事故から恐竜の人気は下火になってしまった現在。 人気が低迷し経営難になってしまった江ノ島にある恐竜園へ熱意を持った新人が入ってきたが…。 恐竜! いいですよね! 単純にわくわくする! しかもちゃんと園の管理下にあるっていう安心感ありつつ、派手な面ばかり目につく恐竜の地味な魅力に迫ってくれそうで嬉しい。 糞が大量だとか、エサもおそるおそる食べるとか、恐竜1匹ごとの個性とか見えてきて面白くなりそう!
様々な理由で自殺をした15歳以下の子どもを、無条件で(たぶん)現世に生き返らせるという使命を持つ12子徒。その中心にいる預言者・夜羽(ヨハネ)。 この物語の主人公は自殺した子どもではなく、12子徒だろうか、もしくは夜羽か。 そして12子徒たちにも規律があり、例えば ・現世で犯した罪を、子どもを救済することで清める ・罪をすべて清めた子徒は現世に戻らなければならない ・救った人間がもう一度自殺をしてしまったら、関わった子徒は15日の日曜日から追放される。 など。 預言者は神の言葉を聞くことができるが、15日の日曜日にとどまっていなければいけない存在なので、何があっても現世に戻るチャンスはないということ。 若い命を救うということだけ見れば善い行いのように思えるけど、自殺にもいろんな事情があるだろうし一口で正義とは言い切れない。この15日の日曜日の存在意義みたいなものもこれから見えてくるんだろうと思います。
面白い!まだ一巻読んだだけですが完璧に飲まれました。 なんか戦艦ものかなーだったらあんまし…と思ったんですが主人公が自衛隊なりたての女の子なのですごく身近な話に思えて面白いです。 やっぱ思い出すのは映画シンゴジラなんですが、あれにパニックものの要素も入ってきてると思います。 怪獣描写も怪獣がだす触手の描写もリアルでキモくて良いですね…。 未知の生物と戦うのが日本の自衛隊なので自衛隊好きにも多分面白いはず!
電車もないファミレスもないデパートもないバチクソド田舎で女子高生時代を消費した者からすると、埼玉なんて死ぬほど都会だしうらやましい。デパートあるし大きい駅あるし。 唯一しまむらは我が田舎にもあったけど。 とは言えこの漫画を読んだら埼玉県民には埼玉県民のコンプレックスがめちゃくちゃあるんだなあというのがわかる。魅力度ランキングがどうとかよく聞くしなあ。 顔の作りが雑なのも貧乳なのも埼玉のせい、東京からやってきた友達ならクリスピークリームドーナツにビビらない、池袋にいるのはほぼ埼玉県民みたいな、なんかわかる偏見に満ちていてグッとくる。 偏見と自虐満載だけど小鳩&アグリ&東上の3人に心癒されているうちに、へー行田ってホタル見れるんだーとかわたぼくの牛乳美味しそうとか埼玉に心惹かれている自分に気づくのであった。 埼玉いいとこじゃないの。小鳩の案内で観光したい。
面白かった。自分は、非常事態に各省庁がバタバタと連携し政府が意思決定する様子ってすごく面白いってシン・ゴジラで気づいてしまったんですが、これもまさにそんな面白さがあります。 しかも企画協力が白土晴一なので、自衛隊組織や船舶、省庁の対応などの描写に安心できるところもいい。 いまのところ致命的に足を引っ張るやつがいないとこがいい(やらかしたやつもちゃんと改心しててストレスがない) クルーズ船の乗客みんなが勇気を持っていてルールを守り助け合う様子は見てて清々しいし、女性総理が他国の軍事介入を避けるため、国民が乗る船に向かって砲撃すると決断したのも見事。 現実とは違って嫌なヤツ出てこないってのはフィクションだからこそできることで、そういうストーリーが読めるのは嬉しい。 主人公のこのえちゃん(任官前の自衛官)は涙も見せるけど乗客たちを守ることだけを考え集中している姿が格好いいし、筋肉バキバキなとこも好き。 この世界の日本がどうやってあいつを仕留めるのか続きが楽しみ。 https://kuragebunch.com/episode/13933686331620163000
タイトルは海上自衛隊をもじったものかな?怪獣自衛隊とな。 主人公は自衛官に成り立ての豪華遊覧船に乗っていた女性自衛官このえちゃん(多分)で、たまたま乗っていた富岳(船の名前)が尖閣諸島で確認された怪獣に襲われて…という展開。 この怪獣を見てまずビオランテを思い出した私はもう歳なのでアレですが、怪獣モノは大好きな世代でございます。 ただ、このマンガの怪獣と所謂特撮怪獣との違いとしてはしっかり人間を認識して捕食するところ。あ、クローバーフィールドに近いかな…とか思ってしまったのでもしかしたらこの後小さいのもいっぱい出てきて都市部が舞台になっていくのかも。 色々と先の展開が楽しみです。1巻が出たばかり(11/9)なのに1ヶ月後の12/9に2巻が出るらしい。売り方も早い展開でいいですね
小生、埼玉県出身である。 しかも、秩父という、ど田舎出身だ。 秩父といえば「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(通称「あの花」)の舞台となったことで、有名になってしまった秩父だ。 このブームから数年後くらいに帰郷したことがあり、 その日は秩父で、、、、否、日本でも有名な三大曳山祭「秩父夜祭」の日だった。(誰も知らないというツッコミはご容赦いただきたい) 三大曳山祭と豪語しているわりには、いつ始まったか定かではないというアバウト加減が「言ったもん勝ち」という勢いを受けなくもないが、少なくとも100年以上は続いてる歴史と伝統のある祭りで、この日ばかりは、人より猪のほうが多いと言われる秩父も「休日の新宿アルタ前くらい」に人が増える。 そんな歴史ある秩父夜祭に、数年前に久々に訪れた自分は驚いた。 全て「あの花」で埋め尽くされていたのだ。 出店はもちろん、神輿や山車のてっぺんには「あの花」のキャラ「めんま」が設備されている。 しかも、その「めんま」、なんと片手を上げて天を仰ぎ、ラオウよろしくばりのいっぺんの悔い無しポーズをしているではないか。 え?こんなシーンありましたっけ?と。 何も知らない大人たちが、文字通り「とってつけた感」をうけてゲンナリした。 長くなったが、何が言いたいかというと、埼玉とはつまるところそういう県だ。 何もないのだ。 何もないから、とりあえず流行にはのっとくし、それの前では歴史なんてどうでも良くなるのだ。 アニメの聖地が多い~なんて言われるて、スグ乗っかっちゃう。 (決っして「あの花」をディスっているわけではないので悪しからず) 本作は、そうった埼玉県民の自虐とか自虐とか自虐とかが満載で、 同郷のよしみとしては「みなまでいうな」と思いながらも、つい全部読んでしまった。 ただ、埼玉県民以外読んでも「?」になりそうなほどニッチなものがあり、読者ターゲットが大丈夫かなと心配になりますが、他県の方も、上記のようにこういう県なんだということを理解しながら読むと面白いかもです。 埼玉は東京都に隣接しているからといって決して都会ではないし、なんなら東京は埼玉県民にとって魑魅魍魎が跋扈する魔都だから恐怖の対象でしかない。 東京のベッドタウンとなり、県別のGDPでは東京、大阪、愛知、神奈川に次いで5位の埼玉。(ただし、4位の神奈川には約10兆差という超えられない壁があることはここだけの秘密。) それでも、この都会なのか田舎なのか、なんなのかわからない埼玉はこれからも変幻自在に変わっていくのでしょう。 ちなみに、田舎の友人によると、ブームが去った後は、めんま神輿はなくなったようです。 以上、現場からでした。
勉強したものがクシャミや鼻水と一緒に外に出てしまうテスト病になってしまうというコメディ。主人公はどんどんこぼれ落ちる記憶に焦るけど、実はクラス中で大流行してることが判明します。「落ちたものは食べればOK」らしいと聞き、秀才くんの鼻水ティッシュまで食べようとしてしまう。笑 それだけでも面白いんですが、主人公が「お前はテスト病じゃなくたって赤点だろ」と作中いろんな人に言われてるのがツボでした。 オチもすごい良かった。あー!って感じ。
パンツはいてるはいてないだけで、楽しくてピュアなすれ違いラブコメ成立しちゃうのがすごい。 パンツはいてるひとはいるけど男たるものパンツははかないもんだという価値観と、男も女も関係なくみんなパンツはいてるもんだけどもしかしてはいてない?という価値観がぶつかり合うことなくいい感じにすれ違ってトキメキっぽいものを生み出しています。 好きなひとのパンツ事情が気になるのが思春期ってもんですかね。