近代麻雀の感想・レビュー38件<<12>>トーキョーゲームは麻雀ではなく生き様トーキョーゲーム 青山広美starstarstarstarstarマンガトリツカレ男1999年に直下型大地震により東京が壊滅した後に、不老不死を実現するドラッグ「ハレルヤ」を巡る麻雀漫画と言う内容なんだが、いろんな見所がありすぎる。 旧都庁こと「ゴルゴダタワー」に主人公 通称:青い星が登場したところから始まりゴルゴダタワーの各階にフロアマスターに麻雀で勝負していくが各フロアマスターはどれも個性が強いが特に好きなのは「サムライ」戦だな 全体的に面白いが特にここからの流れはマジでかっこよかった。 「もし136枚の牌を手牌も山もすべての場所を知りうるものがいたらその人間が最強だわ 絶対に負けっこないはず」 「そこが最低レベルだ」 ここからの論理的ではない説得力はすごい 自分も卓を囲みたくなるスーパーヅガンアダルト 片山まさゆきマウナケア今でこそ打つ機会は減りましたが、20代のころはよく徹マンをやっていたものです。麻雀とは不思議なもので、どれだけ注意深く他家の捨て牌を確認しながら打っても、危険牌ばかり寄りついてきて負ける時はバカ負けする。そう、「スーパーヅガン」の豊臣くん状態です。対して夜の2時もすぎるころになると、やけに神経が研ぎ澄まされてきて、ヒキだけで勝ちまくるなんてことも。こちらは明菜ちゃん状態ですね。よく雀荘でこの漫画を読んでたなあ、役作りのこととか、美しい牌の待ち方とか考えなくてゆる~く読めるからいいんだよねぇ…と懐かしんでいたら、続編があることに気づきました。あの豊臣、ヤス、信太郎、明智も社会人になってるんですね。しかしながらやってることは一緒で、豊臣が3人にカモられるという構図は変わらず。しかしながら明菜は最初は登場せず、豊臣の彼女らしき人物がいて…? 読んでる途中から自分的には盛り上がってしまいました。あのころの面子を集めて久しぶりに卓を囲みたい~。まさか麻雀漫画で泣かされるとは……鉄鳴きの麒麟児 塚脇永久 渋川難波あくあまさか麻雀漫画で泣かされることになるとは……! ネトマ廃人なダメ主人公がカッコよく生まれ変わる、熱すぎるサクセスストーリー。麻雀モノでありながら、あふれる家族愛の人間ドラマとしても楽しめる。ライバルキャラも全員熱い。着飾るおばちゃんのコロッケ美味しそうだったw麻雀好きにもそうじゃない人にもおススメできる大好きな作品熱いぜ辺ちゃん 福本伸行名無し表紙の通り麻雀漫画ですが麻雀を知らない人でも楽しめる作品で、麻雀大好き!でも弱い大学生の辺ちゃんとヤクザのおじさんや大学のマドンナ、バイト先の店長とその家族など色んな人との人情溢れる話がどれも魅力的です。最終話の大金を掛けた勝負は鳥肌モノです。 マージャン・ヒューマン・ストーリー天 福本伸行マウナケア雑誌連載時から読んでいて、章が変わるごとに、著者の新しい面が見られるのが楽しみでした。3巻あたりまでは、麻雀をきっかけに知り合ったひろゆきと天のヒューマン・ストーリー。泣かせる演出も入れた仕立てで、これは『熱いぜ辺ちゃん』など初期の作品に見られるテイスト。その後、真骨頂である心理戦を中心とした麻雀勝負論が、ヤクザの代理戦である東西戦を舞台にスタートします。強烈な個性のぶつかりあい、息をもつかせぬ駆け引きの数々と、このあたりは『アカギ』などの代表作で確立した作風そのもの。そして最後の3巻は麻雀とかけ離れた、裏の主人公・赤木しげるの死生観について。不治の病に侵され、自ら死を選ぶ赤木と、それを翻意させようとする仲間との人生談義が展開されます。「無頼伝涯」などでも見られた極限の人生論に圧倒されました。今更ながら思うのは、著者のさまざまなタイプの作品のエッセンスは、みんなこの中にあるということ。福本漫画の世界に入門するにはうってつけです。「感動した」ムダヅモ無き改革 大和田秀樹マウナケア登場人物のモデルは政治家。小泉ジュンイチローが、外交手段として身体を張って麻雀を打ち、各国首脳と闘牌を繰り広げるというのがこの作品の基本のストーリーです。しかしこの作品、そんじょそこらの荒唐無稽な麻雀漫画とは訳が違う。そこには手作りの妙だとか意外なアガリとかの麻雀的要素はまるでなし。勝つときは役マンでどーんとアガり、役の名前も国士無双=ライジング・サンになってしまう。うーん、これがウケてしまうというのは、モデルの小泉サンに近年まれな存在感があって、みんな覚えているからでしょう。小泉サンのほか、いつも監禁されている情け無いタイゾー、バンカラな麻生外務大臣など何人かの政治家が登場していますが、みなさん”らしく”て、まったく違和感なし。小泉政権とは”小泉劇場”と揶揄された通り、キャラの宝庫だったのですよ。ほか敵方にもブッシュ親子、北の金将軍、元KGB長官プーチン、鉄の女サッチャーなどなど、強烈なキャラが勢ぞろい。何も麻雀でなくてもという声もありますがそれは置いといて、私はこの突き抜けた痛快さに、”感動した”です。win,lose or drawノーマーク爆牌党 片山まさゆきナベテツ作者が最初に想定していない展開というのは、マンガを読んでいく上でのライブ感としてたまらないのですが、この作品はそんな展開で紡がれた傑作の一つです。 作者の片山先生自身、キャラクターが転がって出来上がった作品だと語っていますが、物語の初期と中盤からの展開の違いに驚き、どんどん引き込まれていきます。 麻雀好きな友人に貸して読ませたことがあるんですが、大変好評でしたし、片山先生の作品の中で傑作として挙げられることも多いタイトルです。 この作品を読んで、競技麻雀というストイックなルールがあることを知りました(一発・裏ドラ・カン裏ドラなし)。 麻雀というゲームに、「流れ」は存在するのか。非常に深いテーマですが、読み終えた読者は恐らく何らかの結論を出せるのではないかと思います。鬼押出氏と語るパラドックスや、大介、八崎プロの名言など、脇を固める存在もとても魅力的です。 麻雀漫画というのは基本的にニッチな分野だと思いますが、ジャンルにおける金字塔として広く読まれて欲しい作品です。 福本伸行先生の傑作アカギ 福本伸行しんアカギ、勝負強過ぎ!!押忍!!空手部を読んでいないと全く面白くないんじゃないかな押忍!!麻雀部 高橋幸慈マンガトリツカレ男内容は「押忍!!空手部」を麻雀にした感じ 押忍!!空手部を読んでいたので、懐かしいキャラたちの登場で楽しめた。 主人公の高木を見ると「なにわ遊侠伝」でボコボコにされていたのを思い出す。 凍牌のスピンオフ 堂島が主人公牌王伝説 ライオン 志名坂高次starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男凍牌に登場する堂島が主人公の麻雀漫画 最初はギャグっぽいは後半になると凍牌と同じようにクレイジーな条件で麻雀になる。人間島麻雀大会編の鮫の水槽麻雀は最高だった 凍牌シリーズは指がなくなるとかが当たり前で恐ろしいな プロの仕事はなぜいつも美しい?バード-砂漠の勝負師- 青山広美starstarstarstarstarマンガトリツカレ男今新しいシリーズのバードをやっているがこっちのバードの方が、表現が適度に抑えられていい 全自動卓でいかに天和を積み込むかというむちゃくちゃな題材とも思えるのだが、バードvs蛇の麻雀勝負が最高に面白い。 バードの蛇のイカサマ技に敬意を表す「ビューティフル」のところの流れから時間稼ぎは麻雀漫画の中でも屈指のかっこよさだと思う 50年後に廃墟と化す日本を救うために歴史を修繕する、雀荘でリペアマン 修繕屋 能條純一地獄の田中50年後に廃墟と化す日本を救うために歴史を修繕する使命を背負ったリペアマンの漫画。 歴史のターニングポイントになるのはいつも麻雀。麻雀の勝敗が後々に日本を救う研究者が殺されるかどうかが決まってしまうから、リペアマンはありとあらゆる手を使って勝負を操作しようとするっていう、SF感のある麻雀漫画。 終始シリアスなんだけど、四暗刻であがれるのに、あがったら一緒に打ってる顔の怖いおっさんにボコボコにされそうで怖いから、崩して適当にやってたらハイテイで九連宝燈とか、ある意味どうしようもないほどのバカ麻雀漫画でどうにも笑ってしまう。 麻雀が少しわかると楽しいと思う。最後は結構爽やかな終わり方でかなりいい。幻の名作麻雀マンガはKindleで読める。リスキーエッジ 押川雲太朗チュン太近代麻雀で完結したのに単行本は2巻までしか出ていないという状態が長らく続いたようだが、今はKindleで全部読める。いい時代。 麻雀漫画なので麻雀をするんだが、展開の盛り上がり方がとても熱い。 麻雀的な読みの描写もかなりあるが、同時にオカルト的な運の要素も結構作品内に入れていて、もうありえないほどの逆境でもギリギリまで読みきってあとはもう運に任せるしかないという状態まで作り上げて勝ちをさらっていく。 面白いから読んで欲しい 麻雀知らなくても楽しめるエクストリームバカ麻雀マンガ角刈りすずめ 菊地昭夫 KICHIJO 一條マサヒデ地獄の田中雀鬼が人生最後の死に場所となる雀荘を探していろんな雀荘で麻雀を打ち続ける話なんだけど、クレイジーな雀荘ばかりが出てくる麻雀ギャグ漫画 見た目のインパクトがすごいから麻雀知らなくても面白いと思う。 わかりやすいのはハムスターの腹に牌が書かれたハムスター麻雀かな<<12>>
1999年に直下型大地震により東京が壊滅した後に、不老不死を実現するドラッグ「ハレルヤ」を巡る麻雀漫画と言う内容なんだが、いろんな見所がありすぎる。 旧都庁こと「ゴルゴダタワー」に主人公 通称:青い星が登場したところから始まりゴルゴダタワーの各階にフロアマスターに麻雀で勝負していくが各フロアマスターはどれも個性が強いが特に好きなのは「サムライ」戦だな 全体的に面白いが特にここからの流れはマジでかっこよかった。 「もし136枚の牌を手牌も山もすべての場所を知りうるものがいたらその人間が最強だわ 絶対に負けっこないはず」 「そこが最低レベルだ」 ここからの論理的ではない説得力はすごい