ジャンプSQ.の感想・レビュー169件この二人は運動を描くのが下手プラチナエンド 小畑健 大場つぐみstarstarstarstar_borderstar_border線セーショナルあのデスノートやバクマン。を生み出した現存する原作者の中でもトップの大場つぐみは、心理サスペンスや漫画家を目指す二人のドラマなどを頭脳明晰に展開する力はあるが、物理的に相手を倒すというアイデアになると、途端にバトルシーンの振りであるドラマが安っぽくなってしまっている。それぞれが戦わなければならない動機の部分とそれに関係するドラマが安直で悪い意味でベタである。 一方、こちらも漫画界では最高峰の画力とされている小畑健も丁寧かつリアルに描く力はあるが、そもそもこういうリアルな絵を描くタイプの漫画家は線がガッチリとブレなく描かれているため、絵が止まってしまっている。ポーズにはなっているが、アクションになっていない。構図やカメラワークもやたら大ゴマの角度の効いた絵を描くが、それを繰り返しすぎて、段々と迫力に慣れてしまう。あと、この男は引きの絵が全然描けないのでキャラクター位置関係の提示も下手である。 遠藤達哉の原石時代 #推しを3行で推すTISTA 遠藤達哉名無し・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ スタイリッシュなスリラー・アクションでした…主人公に幸あれ… ・特に好きなところは? ①スタイリッシュな構図 ②現実と共通する社会問題(主に児童虐待)や複雑な心理描写によるサスペンス要素 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 遠藤達哉先生の初期作にして最高傑作のマンガです!たった2巻で完結してしまったけど、その2巻の中に作者の全てが詰まっています。遠藤先生が「思い入れのある作品」だと自負するのも頷けます。日丸屋秀和が描くDKと明治時代の総理大臣7人によるコメディ!総理倶楽部 日丸屋秀和 佐倉ケンイチ天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。笑って泣ける、お笑い版バクマン!ショーハショーテン! 浅倉秋成 小畑健starstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 高校生がお笑いで頂点を目指す話。 <ここがオススメ!> 高校生の漫才コンビの成長譚。 言うなれば、お笑い版バクマン。 彼/彼女らの漫才を生で観たくなるくらい全キャラが生き生きしていて良い。 しかも、ただお笑いをするだけではなく、各キャラに過去がありドラマがある。 そのドラマに心揺さぶられる一方で、漫才のネタは笑える。 漫才も面白くて、生で見ているかのようなライブ感がある。 その漫才が物語とリンクする形で笑えるネタになっており、これがまたただ笑えるだけではなく、どうしてそのネタになったのかがしっかり練られており、めちゃくちゃ良過ぎて、泣いてしまうことをもあるレベル。 この物凄いネタを考えるのって凄いことだなぁ、と思いながら読んでいる。巧み。 文字数もそれなりに多いはずなのに、サクサク読めるのはさすがのネーム力と展開力の成せる技。 兎にも角にも、笑えて泣ける、アニメ化してほしい大傑作!! <この作品が好きなら……> ・バクマン。 https://manba.co.jp/boards/72236 ・かくしごと https://manba.co.jp/boards/65288 ・ダンス・ダンス・ダンスール https://manba.co.jp/boards/63868 「そんなこと」までデスノートと“対”になってたとは!プラチナエンド 小畑健 大場つぐみstarstarstarstarstar_bordermampuku※ネタバレを含むクチコミです。うーーーん屍鬼 小野不由美 藤崎竜starstarstarstar_borderstar_borderパイナップル※ネタバレを含むクチコミです。ダークアクトの感想 #推しを3行で推すダークアクト 服部昇大starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読んだがやはり服部昇大のマンガは面白いな。ストーリーも面白いし、ギャグもいい ・特に好きなところは? マロウの生き様。最終回周辺のラストバトルは過去の話も含めて涙なしには見れな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 全1巻でサクッと読めるのでおすすめです。 マンガ本編には関係ないですが、コラムで映画を見まくっていた話がありそれが邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さんに繋がってそうなことがわかってよかった。 友情!努力!敗北!が合言葉の悪役たちダークアクト 服部昇大ハルマゲ丼正義の味方にあえてやられることでご町内の平和を守る悪の組織ダークレイブンが主人公 かっこ悪い設定だけど、悪の将軍レイブンのいうこととか行動とかがかっこよくて、むしろいいヒーロー漫画可愛さと面白さの一石二鳥カワイスギクライシス 城戸みつるstarstarstarstarstar斎藤※ネタバレを含むクチコミです。キャラクターが魅力的で上質な笑い!あぁ、我らのガールズバー 土屋うさぎstarstarstarstarstar名無しまず、なんと言ってもキャラが可愛い。 そして題材の面白さ。 散りばめられた笑いにくすっとしながら 一気に読み進められる作品でした。 普通TISTA 遠藤達哉名無し特に可もなく不可もなく。普通の印象。ここがいいとかもなかったです。20代の男たちの聖書To LOVEる―とらぶる―ダークネス モノクロ版 矢吹健太朗 長谷見沙貴starstarstarstarstar_border瀧ありがとうございましたみんなハマりそう🎵極楽街 佐乃夕斗干し芋画がとても素敵!! 背景も細かいところまでこだわって丁寧に描かれている!! 極楽街で、『解決屋』を営んでいるテオとアルマ。 アルマは、天真爛漫でとても素直ないい子。 テオは、容姿も美しく姉御肌気質の落ち着いている人物。 その街で、度々人が消えてしまったり、殺人事件が起こる。 色んなタイプの怪物が次々に現れて、それを見事に退治していく。 しかし、テオは、何かしらを探している。 何が当たりなのか・・・。 不思議な世界観なのに違和感なく話に入り込めるのは、すごい!! こどものくにの感想 #推しを3行で推す #1巻応援こどものくに カシミハル名無し※ネタバレを含むクチコミです。ありがとう武田観柳るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 和月伸宏starstarstarstarstartoyoneko無印るろ剣はリアルタイムで読んでました。和月先生の作品では武装錬金が好き(特に終盤)。るろ剣北海道編は、3巻まで読んで、あとは追ってませんでした …という状態で、「カレー沢薫、漢を語る」の武田観柳回を読み、北海道編を最新刊まで読みました https://comic-walker.com/viewer/?tw=2&dlcl=ja&cid=KDCW_MF09202918010018_68&bs=1 最高でした!! とにかく武田観柳が良すぎる。あの小悪党がこんな魅力的なキャラになって再登場するというのは全く予想できなかった 泣きました。無印読者でまだ読んでない人は絶対読むべき! コミック5~6巻です(それ以降も面白いよ)Thisコミュニケーションの感想 #推しを3行で推すThisコミュニケーション 六内円栄starstarstarstarstar山下真司・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ こんなサイコパスの主人公とは思いもよらなかった。 スーパー合理主義で平然と仲間を殺していく様がマジで寒気した。特にテントのシーンはホラーすぎる。 ・特に好きなところは? どう考えても主人公のデルウハが魅力的すぎる。 イカれてるけど今後どうなっていくのか続きを早く読みたい ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! とりあえず1巻読んでみて欲しい。デルウハの非情ぶりに耐えられるか判断して続きを読んでくれ。 一気読みしたダークギャザリング 近藤憲一starstarstarstarstar山下真司バケモンにはバケモンをぶつけんだよ!を体現した作品。ホラーとしての恐怖感もありながらブリーチの卍解のようなイカした演出も兼ね備えている。 簡単に言うと悪霊ポケモンバトル!!小野不由美原作をコミカライズ!営繕かるかや怪異譚 小野不由美 加藤和恵starstarstarstarstar_border山下真司青エクの作者がコミカライズしたじっとりホラー作品。営繕てあんまり聞き覚えないと思いますが知らない人は自分で調べてください。 そんな営繕屋ならではの怪談が読めますよ。嫌いになれない、お騒がせ主人公青の祓魔師 リマスター版 加藤和恵starstarstarstarstar_borderゆゆゆタイトルは知っていたものの未読で、青の一族が悪魔をやっつける話だと思っていた。 全然違った。 やるなということをやって、オオゴトにして、でもちゃんと手前にあるトラブルは一つずつ解決していっている主人公。 突然サタンの子だと言われ、青い炎が出せるようになったら、戸惑ってがむしゃらになってしまうものなのかもしれない。 でも主人公が気付いたばかりに、なんとか守ろうとしていた兄が好き勝手動いて、穏便に納める計画が台無しだったら、弟も戸惑うだろう。 30巻のうちの約1/3の進捗でも、最初と比べて弟が老けた気がする。15歳なのに。 言葉が足りない兄弟にはらはらするもよし、恋愛フラグクラッシャーのような女の子に癒やされるもよし、ほかにも露出率の高い師匠やら、友達との青春やら。 楽しい要素がたくさん詰まっていて、人気がある理由がよく分かる作品。おもしろいなあ。 人生を前向きにする恋愛リアリティ #1巻応援ダンボールバチェラー 依光涼太 しょうじなつおstarstarstarstarstar_border兎来栄寿『バチェラー・ジャパン』や『バチェロッテ・ジャパン』が近年日本でも大人気ですが、元々は2002年に全米で放映開始された『The Bachelor』がオリジナルの番組です。「Bachelor」は独身男性、「bachelorette」は独身女性の意。たったひとりのハイスペックな独身の異性を巡って多くの人々が争奪戦を行う世界中で行うという内容で、その際の駆け引きや人間性の発現に見応えがあるコンテンツです。 本作はタイトル通りそんな『バチェラー』シリーズ的な要素を持った物語で、うだつの上がらない男だらけの職場に声優志望のかわいい女の子・南凛音がひとりやってくるところからスタートします。『バチェラー』シリーズと異なるのは、周りにいるのは主に30~40代フリーターのパッとしない男ばかりなこと。昔の言葉で言えば「掃き溜めに鶴」、近年で言えば「オタサーの姫」的な状況です。しかも凛音はただ容姿がかわいいだけではなく、「すべての姿勢が声に出る」「一生懸命じゃない人の声は誰にも届かない」という信条を持ち、キツい仕事にも全力で取り組むまっすぐな心根も応援したくなる女の子。 凛音の存在によって一変していく仕事場の男たちの姿は笑いと哀愁を誘いますが、これは世界中どこでもありふれた光景です。老人ホームですら、男女問わず気になる異性がいたら脳が活性化して行動が溌剌とする事例はいくらでも聞きます。古今東西変わらない、遺伝子にかけられた魔法の力です。誰かの英雄的行動を、『バチェラー』シリーズのように後からのインタビュー形式で他者に語らせるパートも非常に面白いです。 ただ、そんな本家『The Bachelor』的な恋愛部分に加えて、本作では「持たざる者の再起」という部分もフィーチャーされていきます。漫画家を志していながら仕事を始めてからはほとんど描かずにただ生きているだけの状態だった主人公・東を始め、夢破れ30~40代フリーターとなっている男たちもかつての夢や想いを思い出していく部分は熱いです。 今がどんな状況であろうと、何歳であろうと関係ない。前を向くエネルギーをもらえる作品です。ゴーストバスターズ・リスペクトファントムバスターズ ネオショコstarstarstarstarstar_borderゆゆゆコレシキが実はおばあちゃん子のクォーターとか、モガリの突飛さが弾けてるとか、読み切りで高まった期待に答えてくれる連載版! 第一巻では読み切り『ファントムバスターズ/読切版』で活躍した四人が集合完了。 そして、なにか騒動が始まりそうなところで終わってしまった。読み足りない。 モガリが悪霊を喰う様子が、大変よく喰っていて、視える人は大変そうだなあと思ってしまった。 そして第一巻帯にある作者コメントに笑ってしまった。 青春青春しているけど、ものすごく幽霊だけど、そんなこともあるよね☆空から天使が降ってきた!堕天使論 くろは名無し空から天使が降ってきて同居するギャグ漫画です。 この堕天使、生活力がゼロな所がイイ…。 お風呂とか一緒に入っても平気なくせに胸に手が当たった時恥じらうとか…そういうとこが可愛いです! もしかしてこれが「尊い」…?仮友達が攻めてきた しま名無し仮友達っていう呼び方は新しいなと思ったけど、そういう距離感の友達はいましたよね。学校内では会話するけど一歩学校の外に出たら一切関わらないひと。でも主人公の「仮友達に攻められる」ことに対する喜び、すごくわかります。懐かれてない猫が突然デレてきたみたいな…違う?でもこういう他人に興味無さそうな人が自分に興味持ってくれたときって嬉しいですよね。戦いは世界へと・・・新テニスの王子様 許斐剛starstarstarstarstarこめつぶイケメン揃いで、小柄なのにテニスがうまくて、かっこよくてはまります。新しく高校生キャラも増え、中学生キャラ達も更に成長していて見どころ満載です。リョウマがどんどん強くなっていて、これ見るとテニスやってみたいと思うけど、自分には真似出来ないな、と楽しみながら読んでいます。実際、そんな技無理でしょってやつや、テニスの枠を超えた超人的な技が多いので面白くて見応えがあります!ここまで現実味がないとある意味コメディっぽく読めてきます。登場人物が多い割りには、それぞれの区別ができるので、そうった読みやすさは作者さんの頑張りだと思います。<<12345>>
あのデスノートやバクマン。を生み出した現存する原作者の中でもトップの大場つぐみは、心理サスペンスや漫画家を目指す二人のドラマなどを頭脳明晰に展開する力はあるが、物理的に相手を倒すというアイデアになると、途端にバトルシーンの振りであるドラマが安っぽくなってしまっている。それぞれが戦わなければならない動機の部分とそれに関係するドラマが安直で悪い意味でベタである。 一方、こちらも漫画界では最高峰の画力とされている小畑健も丁寧かつリアルに描く力はあるが、そもそもこういうリアルな絵を描くタイプの漫画家は線がガッチリとブレなく描かれているため、絵が止まってしまっている。ポーズにはなっているが、アクションになっていない。構図やカメラワークもやたら大ゴマの角度の効いた絵を描くが、それを繰り返しすぎて、段々と迫力に慣れてしまう。あと、この男は引きの絵が全然描けないのでキャラクター位置関係の提示も下手である。