バンチの感想・レビュー11件裁判を傍聴する人のエッセイを漫画化裁判長! ここは懲役4年でどうすか 松橋犬輔 北尾トロstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ未知の空間である裁判所。 そこで繰り広げられるリアルをお手元で再現できる。 裁判で語られる事件もドラマチック。 事件がドラマチックでなくても、眠そうにしている裁判に関係する人たちの描写がなんだかリアル。 下世話な理由で傍聴する裁判を決めたため、最初のストーリーは、「男ならそう思うことあるよね」と被告人に同情的過ぎるきらいがあるものの、だんだんと、どちらが悪いとわからない事件や信じられない被告人による事件も見ていくことになる。 事実は小説よりも奇なりというし、主人公のように傍聴にハマる人はものすごくハマってしまうというから、裁判がリアルというのは本当なんだろう。 のめり込んでしまうと、逆にフィクションが物足りなくなってしまうんだろうか。株式会社大山田出版仮編集部員 山下たろ~くん #推しを3行で推す株式会社大山田出版仮編集部員 山下たろ~くん こせきこうじstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ たしか週刊コミックバンチの時代に読んでたが途中で雑誌を買うのをやめて最後まで読めていなかったようなので今回全部読んだが、これ県立海空高校野球部員 山下たろ~くんを読んでいるからこそ楽しめる要素が大きい気はする。 県立海空高校野球部員 山下たろ~くんに関しては好きかと聞かれたら好きとは即答できないが好きではないとは言い切れない何かがあるね ・特に好きなところは? たろ~と辰巳の関係が相変わらずな部分と県立海空高校野球部員たちははあれだけ熱い戦いを繰り広げた仲間の行く末をお互いに誰も全くわかっていなかったところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 県立海空高校野球部員 山下たろ~くんを熟読してから読むのをおすすめします プロレタリア文学の代表作のコミック化蟹工船 原恵一郎 小林多喜二マンガトリツカレ男「劇画 蟹工船 覇王の船」や「僕らの蟹工船 小林多喜二『蟹工船』より」は読んだことあるが原恵一郎版の「蟹工船」は読んだことがなかったので読んだ。 今から数十年前に原作を読んでいるがほとんど覚えていないので新鮮な気持ちで楽しめた。原恵一郎の絵と蟹工船の内容が絶妙にマッチしていてよかった。 「蟹工船」コミカライズは複数があるがどれが最も原作に忠実なのかはわからないので専門家に教えてほしい飲み干しちまったな 命のスープ殺し屋麺吉 富沢順hysyskライセンスが与えられ、犯罪者を殺しても罪に問われない殺し屋。普段は屋台でラーメンを作っており、「天誅ラーメン一丁」と注文が入るとモードが切り替わる。いつも依頼者が死に際に注文するので、もっとはやく動けやと思う。 ラーメンにちなんだ技で戦うため、どこからどう読んでもギャグになってしまうのだが、最後は出前箱をギロチン代わりに使って殺すので、そこだけ異常に残酷に感じる。 1話完結で毎回同じパターンの勧善懲悪ものが読みたい(難しいことを考えたくない)時におすすめ。 離婚してから再び惹かれ合う春美と竜次離婚同居 柏屋コッコPom なるほど、こんな愛の復活の仕方もあるのねって思う内容でした。 夫婦だから一緒にいすぎて、分からなくなること、相手に求めすぎてしまうこと、離れることで分かる相手の大事さなど気づかされることが沢山2巻の中に詰まっていた様に思いました。バズってほしい、無職パパ貧民の食卓 おおつぼマキ野愛無職でパチンコばっか打ってる親父が男手ひとつで子育て…というと最近バズりまくった某パパを思い浮かべてしまいますが、こちらには貧乏ながらめちゃくちゃ幸せな家庭が描かれています。 見かねた女教師が家庭訪問に来るところでまた悪夢が過ぎるのですが、こちらでは美味しい手料理を振る舞い胃袋をがっちり掴んでいます。 ろくに働かなくても町のみんなに愛されて、貧乏だけど先生や娘の友達や歌姫にまで料理を作ってあげて、アホだけど元気な娘と息子がいて、貧民だけど最高に贅沢な暮らし!! 何しろ働かなくてもなんとかなるかも、って夢を見せてくれます。働くけど。 飯漫画としてもギャグ漫画としても楽しめるし、家族で食卓を囲む尊さもちゃんと感じられるので素晴らしい作品です。 クッキングパパやクレヨンしんちゃんなどのTHE憧れの家庭という訳ではないけれど、いつも笑いの絶えない赤柿家も素敵!! どうせならこの漫画にバズってほしい!慈悲の心銀の聖者 北斗の拳 トキ外伝 原哲夫 武論尊 ながてゆかホーク元々、北斗の拳が好きでトキの生き様や、慈悲深い心が好きだったので、北斗の拳・外伝シリーズにトキ外伝が出たときは嬉しかった。悪者にも情けをかけ、痛みを与えずに退治する、心が優しすぎます。現代社会に生きる若者に、このマンガを読んで、人の痛みを感じる心や、思いやれる心を知って欲しいです。 父と娘マイガール 佐原ミズ大トロ少しずつ親子になっていく過程が泣けます。 コハルちゃんがかわいいです。南斗水鳥拳伝承にまつわる過去が明らかに蒼黒の餓狼 北斗の拳 レイ外伝 原哲夫 武論尊 猫井ヤスユキマウナケア北斗の拳外伝シリーズの中で一番のお気に入り。おっぱい率が高いから…というわけではありませんよ。素直に色気のある絵も迫力ある絵も描けている完成度の高い作品として、そして北斗ファンの側からみても、レイのカッコよさを違和感なく表現してくれていると思うから、です。ケンシロウと出会う前のストーリーで、舞台はほぼアズガルドという色街限定。妹・アイリを探すことをいったん脇に置かなければならないほど重要な「義の星」の宿命である闘い、そして南斗水鳥拳伝承にまつわる過去が明らかにされています。むしろ”北斗”の男ではないことがよかったのでしょう。狂気を秘めつつ、優美で華麗、ともすれば女性的な著者なりのレイ像は、これならあり!と思わせてくれる説得力があります。短編集バス走る。 佐原ミズ大トロラブストーリーが詰まった短編集です。 爽やかでかわいい恋のお話がたくさん! 佐原先生の描くちょっとマニッシュな女の子が大好きです。 北斗四兄弟の次兄〝トキ〟の外伝!!銀の聖者 北斗の拳 トキ外伝 原哲夫 武論尊 ながてゆか名無し北斗の拳を一度は読んだ事がある方なら誰もが認める男、北斗四兄弟の次兄〝トキ〟の外伝です。 北斗の寺院を発ったトキが奇跡の村へと辿り付く所から、アミバとの出会い、ZEEDとの闘い、そしてカサンドラへの幽閉を経て、ラオウとの闘いに敗れるまでを描いたストーリーとなっています。 北斗の拳を読んでない方でもトキという男に魅了させられる作品です。 原作では見られなかったトキの苦悩や絶望、狂気といった「人間臭さ」が描かれているため、完璧であったトキのイメージを打ち崩した外伝は、また違った面白みがあります。
未知の空間である裁判所。 そこで繰り広げられるリアルをお手元で再現できる。 裁判で語られる事件もドラマチック。 事件がドラマチックでなくても、眠そうにしている裁判に関係する人たちの描写がなんだかリアル。 下世話な理由で傍聴する裁判を決めたため、最初のストーリーは、「男ならそう思うことあるよね」と被告人に同情的過ぎるきらいがあるものの、だんだんと、どちらが悪いとわからない事件や信じられない被告人による事件も見ていくことになる。 事実は小説よりも奇なりというし、主人公のように傍聴にハマる人はものすごくハマってしまうというから、裁判がリアルというのは本当なんだろう。 のめり込んでしまうと、逆にフィクションが物足りなくなってしまうんだろうか。