「欲しくて欲しくてたまらなくなってしまうんです」私は心療内科医をしている。今回の患者は木山抄知子。26歳の主婦。銀行員とお見合い結婚して、買い物依存症でカード破産。なぜか赤い物ばかりを買いあさり「欲しいものを我慢した時は、たまらなく惨めで、悔しくて……“負けた”っていう気がして」という彼女の心には、幼いころの悲しいトラウマが隠れていた――【表題作と『悲鳴 ストーカー被害者の声』『愛依存 寂しい女のトラウマ』『~彼に愛されたい~もう独りには戻らない』が収録されています。重複購入にご注意ください】
「お互いの部屋はもちろん、プライベートにも一切干渉しない。君は表向きだけ僕の妻を演じてくれればいい。給料は月末、君の口座に振り込む」男の子と手をつないだだけで叱るほど厳格な父親の元で育った時刻子(ときこ)は、突然、父の知り合いとの見合いの席を設けられる。見合いの会場で混乱する時刻子に、男は「契約」を持ち掛け――?【表題作と『限りある命の中で 家出少女の愛し方』『箱入り嫁とイクメン亭主』『ギフト~愛するキモチとラッピング~』が収録されています。重複購入にご注意ください】
4人の男に穴という穴を埋められ、凌辱される、それが私の仕事。私の永久就職。私は3カ月前にOLを辞めてハウスキーパーの派遣の仕事をしている。フリーな仕事に憧れたのだが、なかなか仕事が回ってこないのが実情だ。こんな私の今の楽しみは、ある店の常連の男性を見ること。秘かに憧れてるの。ところがその日は、彼が声をかけてくれ、一緒に飲むことになった。話が弾み、ホテルへ。信じられない展開…! 彼の激しいSEXに私は何度も何度もエクスタシーを味わった。私は小池というその憧れの男とバーで落ち合っては濃厚なSEXに夢中になった。そんな私に長期の仕事が入った。男性4人でシェアしている家。行ったその日に4人の男に輪姦され…!?
「誰かが私の体をまさぐっている…?」毎晩、亡き夫に愛撫される夢を見る未亡人・彩花。際立った美貌で将来を期待された女優だった彩花は、実業家と大恋愛の末、結婚。その最愛の夫は交通事故で突然この世を去った。それ以来、彼女は芸能界に復帰することなく、郊外の別荘で義父とひっそりと暮らし、毎日涙を流して悲しみに暮れていた。次第に、亡くなった夫に愛撫されて、交合する夢を毎晩見るようになった。しかし、夢から覚めるとよりいっそう悲しくなった彩花は、新しい恋をしようと思ったが、彼女と関係を持った男達が次々と不慮の死を遂げる。夫の無念が亡霊と化し、夜な夜な彼女を犯しに現れ、さらに男達を殺したのか!? それとも…?