怪物が出てくる悪夢を見続ける小学四年生のヒロキは、学校でその悩みを打ち明けた時、妖精獣・ブラックファーに取り憑かれた友達・マッチンに襲われる。そこで“紫の風のズロー”に助けられたヒロキは、いつも見る悪夢は“魔の者”が住む魔邪夢界の光景であり、自分とマジャムの契約を交わせばどんな願いも叶うのだと教えられる。そしてその夜、ブラックファーに憑かれた姉・イズミに首を絞められたヒロキは、ズローと契約を交わそうとするが、魔邪夢界の第7王子・青い炎のプリマスが現れて……!?
最強最悪のノッカーズと呼ばれながらも正義のために戦うZ-END(じえんど)のさらなる活躍を描いたヒーローアクション。2010年、行方不明になったノッカーズの同級生・新郷(しんごう)を心配する中学生・河内大志(かわち・たいし)は、ノッカーズがらみの事件を裏で解決してくれるZ-ENDに繋がるメルアドを偶然見つける。そしてその返事に指定された場所・猟犬亭へ行った大志は、明超次(あかり・ちょうじ)と出会って……!?
犯罪者を狩る異色のヒーロー「ALCBANE(アルクベイン)」の活躍を描いたヒーローアクション。電子工学の天才・台場巽(だいば・たつみ)と彼が作り上げた量子コンピューター「SPARC(スパーク)」は、人知れず犯罪者を退治する日々に身を投じる。そんなある日、変身現象によって怪物に変身した犯罪者を倒した巽は、そこへ居合わせた雑誌記者・三ノ輪(みのわ)に「アンバランスな格好」と言われ、自らをアルクベインと名乗る。その後、テレビ取材で変身現象を語る量子物理学教授・石和(いさわ)が、驚愕の変貌を遂げて……!?
ノッカーズ犯罪者から人類を守るために戦う正義のヒーロー「ジエンド」の活躍を描いたヒーローアクション。前世紀末、「オルタレイション・バースト」によって発生した異能力者“ノッカーズ”は、無数の犯罪を生み出して世界に混沌と災いをもたらす。その十年後、無鉄砲な高校生・明超次(あかり・ちょうじ)は、コンビニを襲撃したノッカーズ犯罪者を相手に、素手で喧嘩に挑んでいき……!?「ヒーロークロスライン」シリーズ初期作品、開幕!
村枝賢一、たかしげ宙、岡崎つぐお等そうそうたる漫画家達が作り出したシリーズ「ヒーロークロスライン」。この物語は多世界に渡る量子状態が互いに影響を及ぼし合って危機的な状況「オルタレイション・バースト」により、「ノッカーズ」と呼ばれる異能者が現れることになった世界観を共有して生み出される。本書「APPROACH解説版」には、シリーズ全作品の解説を掲載。HXLへアプローチせよ!!
村枝賢一、たかしげ宙、岡崎つぐお等そうそうたる漫画家達が作り出したシリーズ「ヒーロークロスライン」。この物語は多世界に渡る量子状態が互いに影響を及ぼし合って危機的な状況「オルタレイション・バースト」により、「ノッカーズ」と呼ばれる異能者が現れることになった世界観を共有して生み出される。本書「APPROACHマンガ版」には、フラグシップ作品『ジエンド 炎人 The last hero comes alive』(村枝賢一)第1話を掲載。そして、同じ事件を別視点でクロスオーバーさせた『ALCBANE』(原作:たかしげ宙 作画:衣谷遊 メカデザイン:福地仁 設定協力:高野真吾)、『レイズマン・ゼロ』(出月こーじ)の各第1話を掲載。HXLへアプローチせよ!!
記憶を失くした少年・火茜カズマ(ひあかね・かずま)が、悪を倒す加速王“AXELREX(アクセルレックス)に変身して活躍するヒーローアクション。裸足にボロボロの作業着姿で警察に補導された少年は、すべての記憶をなくしていた。そこで刑事の六(ろく)さんから、作業着にある名前「火茜カズマ」で呼ばれた少年は、頭の中でその名を呼ぶ少女の声が聞こえると告白する。その後、高校生達を惨殺するノッカーズ犯罪が発生して……!?
家族戦隊ノック5
地球の平和を守るため、宇宙怪獣に敢然と立ち向かうヒーローユニット「家族戦隊ノック5」の活躍を描いたファミリーヒーローコメディ。突然現れた正義の味方「ミスター・ノックマン」に秘めた能力を引き出された守田(もりた)一家は、家族戦隊ノック5となって地球を襲う宇宙怪獣を退治していく。しかし「ノックダン」こと長男の弾吉(だんきち)は、同級生の和歌(わか)ちゃんから「ノック5なんてキライ」と言われてショックを……!?
火星コロニーに住む天真爛漫な少女・ココロと子犬コロの物語『火星のココロBeautifulLittleGarden』の続編として、電子書籍用に描き下ろしした作品。他作品のヒーローとのクロスオーバーが楽しめる、ヒーロークロスラインシリーズならではのお楽しみが満載!!第1話では、火星で野球チームを作ろうとする少年のシュウ…「童子装甲BEE」が登場!!※この作品は、オリジナルの電子書籍版です。
火星コロニーに住む少女・ココロが、さまざまな出会いや冒険を通して成長していく姿を描いたハートフルSFストーリー。地球ではノッカーズによる犯罪が深刻化する中、ノッカーズがいないといわれる火星コロニーで暮らす少女・ココロ。ある日、流産に悲しむ養母・マサコを見舞ったココロは、その帰り道、地球から送られてきた子犬・コロと出会う。その後、生命の危険に陥ったココロは、ノッカーズ能力を持つコロに救われて……!?
犯罪結社・ロッセリーニファミリーの後継者を決める「ロッセリーニ杯」に出場する美少女とその騎士となった少年の活躍を描いたバイオレンスアクション。ノッカーズでありながら何の能力もない“非ノッカーズ”の銀殺人(しろがね・あやと)は、突然現れたロッセリーニ一族の雫・ロッセリーニ(しずく・ろっせりーに)に、ロッセリーニファミリーの王を決める「ロッセリーニ杯」で自分の騎士になるように命じられる。高飛車な雫の態度に反発する殺人だったが……!?
異形の超能力者“ノッカーズ”として生まれた少年が、対ノッカーズ部隊“BOOTS(ブーツ)”の特別隊員となって正義のために戦うヒーローアクション。ノッカーズとして生まれ、周囲に疎まれながら育った中学生・立見硬(たつみ・こう)は、登校前に現れた警部補・霧原(きりはら)とBOOTS女性隊員・矢的(やまと)にむりやり警察署へ連れて行かれる。そして新型ブースター「特化19式」の唯一の適合者だと知らされた硬は、仮面の男・シュライクに占拠された警視庁庁舎の奪還作戦に駆り出されて……!?
今も昔もヒーローものは子供向け、ではありますが、設定を時代背景に合わせてアレンジすれば、こんなにもエッジの効いた作品になります。仲間である能力者の犯罪を防ぎながらも、能力者ゆえ人間からは迫害されるという、哀しきヒーロー、ジエンド。その容姿はヒーローらしからぬ異形で世界を滅ぼす力を秘めた存在。性格も破天荒で、正義の能力者と対峙するシーンでは「正義の味方も縦社会かよ。あんま笑わすなコラ」と毒舌を吐く無頼っぷり。昔のヒーローでは考えられない言動に新鮮さを感じます。と書きながらも一方では懐かしさもあって、それは著者が私と同世代なせいかも? 子供のころに見ていた特撮番組へのオマージュ表現が多々あり、4巻の冒頭のシーンなんて、まんまあの悪の首領じゃん、とニヤリ。特撮LOVEもビンビンに伝わってきますね。またこの作品は、世界観を同じくする他作品の主人公が登場するというのもウリのひとつ。その中でも私のイチ押しはツイッターでも話題になっていた『ネクロマン』。「正義の死者」ってなんなのよ。