ある程度の年齢になるとやって来るのが、親の介護問題。それまでの生活を続けつつ、突然訪れた「介護」という変化にどう対応していくかは、誰もがうろたえ、悩み、苦労するものです。今回の主人公は、兼業主婦として慌ただしい日々を過ごしていましたが、同居していた義母が脳梗塞で倒れ、認知症に……。自宅でテレワークができる時代とはいえ、在宅介護と家事、育児、仕事の両立は容易ではなくおまけに夫は、「嫁が姑の面倒を見るのは当たり前だろ~!!」と非協力的。結局、介護も家事も仕事も中途半端になってトラブルが連発し、つもり重なったストレスはMAXに!ところが、この“三重苦”から抜け出す方法は、意外なところからやって来たのでした。
友だちとの集まりに快く送り出し、子どもたちの面倒もしっかり見てくれる夫は、二児の母である主人公にとって自慢の存在。友人からもうらやましがられる、理想の“ダンナ様”です。ところが、主人公はある日、夫が見知らぬ女性とホテルで密会するのを目撃。夫の帰宅後、そのことを問いただすと、彼はすんなり不倫を認めて開き直りました。だからこそ、子煩悩で理解ある夫を演じていたのだと……!!そのあとも、驚きの事実が次々と発覚していったのです。
ずっと一緒よね
気に入った物件に引っ越し、心機一転、仕事もプライベートも充実させようとしていた主人公の目の前に現れたのは、同じアパートの上階に済むという会社の先輩!実はこの先輩、空気が一切読めず、厚かましさはピカイチ。職場でも近所でも煙たがられている存在です。それだけでもガックリきますが、先輩は主人公にロックオン。先輩は、「男はダメ!」「あなたのことは、私が一生守る!!」と、過剰な独占欲で主人公の行動を四六時中コントロールします。そうして、執拗なつきまとい行為がスタートしたのです……。
「この女は絶対に不倫してるわ…!あんなに素敵な夫がいるのに…」ご近所セレブ妻には絶対裏がある…!!私があの旦那さんを救ってみせる…どんなことをしてもーー。1年前ーー。お洒落で綺麗な私・千絵は、当然、ご近所さんにもチヤホヤされる心地良い毎日を送っていた。なのに、近所に引っ越してきたソイツに周りの友達を奪われてしまいー…!!高級ブランド服で身を包み、人柄も穏やかで、それでいて旦那も一流企業に勤めている、文字通りの超美人セレブーー。自分の夫なんて、ぶくぶく太った万年平社員…。もし、アノ人が私の旦那さんだったらーー。なんて黒い感情を抱えながら過ごす日々だったが、ある日、街中を男と仲良さげに寄り添って歩く、憎いアイツの姿を見かけてーー。
「時間もったいないから早く脱いでよ。お金必要なんでしょ」見知らぬ男とカラダを重ねて効率お仕事。カースト上位から堕ちないために今日もセックスーー。ひとり娘を有名セレブ私立学校に通わせる私・芳恵。きらびやかな生活を送る生粋のお金持ちなママ友たちと比べ、二流メーカーの営業職である夫の稼ぎがすべての我が家では住む世界が違う―…。背伸びして、なんちゃってセレブを気取るのも限界だけれど、娘には不自由な生活を送って欲しくないー…。悩んだ末に、お金を稼ぐため私はカラダを使うことに決めるが…。「へーきれいなおっぱいしてるじゃん」始めは抵抗はあったけれど、あっという間に夫の月収も超え、生活にも余裕ができてー!?やっとセレブママにふさわしい女になれた!!身売りセックスって最高ーー!!
待ち望んでいた子どもを、41歳で授かった主人公。高齢出産のため何かと心配事はありつつも、近所には頼れる母親が住んでいるからと安心しその日を楽しみに、やさしい夫と穏やかな日々を過ごしていました。ところが、どうも母親の様子がおかしい……。病院に連れて行くと、初期~中期の認知症であることが分かりました。母親の症状は日に日に進んでいきますが、同時にお腹の子も大きくなっていきます。しかし、夫は仕事で忙しく、父親の協力は一切ナシ。孤立無援で母親の介護をする状況に耐えられなくなった主人公は、ついに家を飛び出したのです……!
「頭が悪い高卒のおまえには体で教えてやる!」束縛モラハラ夫の逆鱗に触れるたび、意識が飛ぶほどの暴力・暴言…。こんな毎日、いつまで続くの…。頼れる同僚だった夫に惹かれ、幸せな結婚をした…はずだった松本歩美(28歳)。けれど優しい夫の本性が徐々にあらわに…!?剥き出しになった監禁同然の支配欲、機嫌が悪ければ、体を痛めつけられながらのセックス…。夫への恐怖で逃げ出すこともできず…命の危機すら感じ、怯えながら暮らしていたがー…。隣に引っ越してきた夫婦との出会いをきっかけに、事態が動き出すー!?最低クズなDV夫に支配されるアラサー妻が逃れる術はあるのかーー。
「わたくし高級エスコートの人材派遣業をしておりまして…ね」タワマン最上階のセレブ奥様の『意味深』お小遣い稼ぎがあんなことになるなんてー…。憧れのタワマンを夫と背伸びして購入した曳田幸枝だったが、低層階住みを憐れむマウントのストレスを抱えながら、ローンの返済のため節約に奮闘する日々を送っていた。そんな幸枝に手を差し伸べてくれたのが、同じタワマンの最上階に住む本物のセレブ・苅部だった。彼女が提案してくれた「友達を紹介したら5万円」の人材派遣業のお手伝いは、幸枝にとって魅力的すぎてーー。大学の友達、サークル仲間、OG会、SNS…あらゆる手段を使って苅部に紹介すると…そのたび美味しすぎるお小遣いが!!けれど、友達を売ったその人材派遣先は、予想もしていなかったものでーー。
「…私たちは子供なんて作らないで―…いつまでも“こっち側”にいようね」子供がいない女は人生周回遅れー…そんな疎外感や劣等感で結びついた女友達の行方はーー。結婚2年目、30歳後半の結衣にとって子供を授かるチャンスは完全に潰えてしまった。理由は夫が不妊だったこと。「2人の子供」を育てる未来は永遠に来ない残酷な現実を、どうにか乗り越える結衣だったが、周りの友人たちは幸せそうに子供の事で笑い合ったり、悩んだり…キラキラした光景が眩しかった。自分と同じ“こっち側”の女友達ひとりだけが、どこか心の拠り所になっている、そんな毎日。だったはずなのに…。満面の笑みを浮かべて、その女友達は言ったのだ。「皆さんにご報告がありまーすっ!私、ママになりまぁ~すっ!」
「二次会来れない?俺たちもっと萌絵ちゃんのこと知りたかったのに…」友達ゼロのぼっち妻がランチ会に参加!みんな気兼ねないお友達になれて嬉しかった、けれどー…。新婚早々、夫の転勤で見知らぬ土地に引っ越してきた立花萌絵(31)。夫は土日も朝早くから夜遅く、しかもド日まで出勤するような激務のため、ポツンと一人寂しく過ごす毎日。せめて、一緒にお話できるようなお友達が欲しい…。そんな想いから地元情報サイトの友達募集ページにアクセスしてみたら、自分と条件ピッタリ!男の人もいるようだけど、既婚者限定を謳っているし、ランチくらいならーー。勇気を出して参加してみたら…最高の人たちと『つき合える』ようになってー!?
「やっだー。ここ会社なんですけどぉ。現実と区別つかなくなったぁ?」自分と対照的な陽キャ同僚たちからの嫌がらせ・マウントが日に日にエスカレートしていきー!?角田千世美(25歳)は、周りに同僚たちに陰口を叩かれるほどの地味すぎなOL。けれど、終業時間を迎えると、その姿は打って変わってきらびやかな姿に…!!“その界隈”では知らない人はいない…と言われるほどのインフルエンサーで、SNSのフォロワー数も陰口同僚とは桁違い。過去のある想いから、裏表の顔を持つようになったようでーー。そんなある日、千世美のSNSを知った陰口同僚が、嫉妬から実力行使に出てきて!?
「初めてかい?大丈夫…痛くしないよ、力を抜いて」誰もが振り向く超絶美形な先輩カレと奥まで繋がってーー幸せの絶頂だった、はずなのに…。憧れの演劇部の部長・藤原先輩は、すれ違う女性全員を虜にするほどの甘いルックス。一方、私は田舎から出てきたばかりの垢ぬけない、しかもデブでブスな女。遠くから見ているだけで充分…。そう思って裏方として演劇部員になったのに、突然、藤原先輩から告白されてー!?子どもの頃から醜いとイジメられてきた私にも、ようやく幸せがー…!!けれど、甘く求めてくる彼には予想もしなかった最低な企みがあって!?