憧れのウエディング

憧れのウエディング

ジョアンナは自分の心を整理するため、2度と会わないと誓った元夫のロリーのもとを訪れた。誠実なBFにプロポーズをされたものの、心の片隅に居座る元夫の影が消えなかったから…。ロリーは経営者として成功したようで、自信に満ちあふれていた。再婚することを伝えると、彼はセクシーな目でこちらを見つめ言い放った。「花嫁にお祝いのキスを贈ろう。」ジョアンナは、強引なキスに抗えなかった。それどころか、胸のうちに熱く震えるような欲望が湧きあがり――。

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結ばれたパリの夜

結ばれたパリの夜

なぜ、私にキスするの――? 休暇でロンドンを離れ、地中海を訪れていたレオラはある晩、突然背後から見知らぬ男に自由を奪われた。なす術もなく恐怖を感じているレオラに、男は唇をかすめるようなキスを落とす。無慈悲な戦士のように私を力ずくでさらったくせに、いったいあなたは何者なの? レオラの質問に答えず、謎めいた男はただキスを深め、気がつけばレオラは意識を失っていた。彼が地中海の島に君臨するイリュリア公国のプリンスとは知らずに。

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魅惑の舞踏会

魅惑の舞踏会

貴族の令嬢ローワンは気が気ではなかった。痛ましいほど内気で臆病な親友ペネラピが、妻を殺したという疑惑のある伯爵との結婚を強制され悩んでいるのだ。私が使用人になりすまし、伯爵がペネラピにふさわしくない男だと情報を集めて証明すれば、彼女の父も縁談をあきらめるはず。さっそく計画を実行に移したローワンだが、いきなりとんでもない人物と出会う。見るからに女たらしのルーカスは伯爵の従者。彼は知りあったばかりのローワンにキスしようとしたのだ!

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すれ違いのクリスマス

すれ違いのクリスマス

孤児として育ったシルヴィは、勤め先の仲間を家族のように大切に思っている。でも、その会社を滅茶苦茶にしようとする悪魔が現れた! 冷酷と噂の筆頭株主マーカスだ。会社を買収されたとは言え、独裁は許さないと抗議に向かったシルヴィは、まさしく彼は悪魔だと確信した。女性の心を一瞬で奪う美しさを備えた彼に無遠慮に見つめられただけで、身動きがとれなくなってしまったのだから。なんて傲慢なの? でも私に、彼の魅力に抗うことができるのかしら?

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億万長者の名ばかりの妻

億万長者の名ばかりの妻

病に苦しむ母を救いたい――ダニエラは藁にもすがる思いで、評判の結婚相談所に登録した。でも家事以外に取り柄のない貧しい女と結婚して、莫大な治療費を負担してくれる男性がいるかしら? しかし奇跡は起こり、条件にあう男性が見つかった。億万長者の投資家レオだ。ダニエラは信じられない幸運に感謝した。そして結婚式当日。彼と初めて対面したダニエラは、ひと目で胸がときめいた。なんて素敵なの…。けれどレオは、彼女へ誓いのキスすらせず初夜も別で…!?

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あの夜に宿った永遠

あの夜に宿った永遠

ベンガリア王国の王女マリサは、双子の兄を亡くしたばかり。大きな喪失感を抱いて、灼熱の国ブラジルを訪れていた。そこで彼女は世界的実業家のダマソと出会う。彼の瞳はマリサを孤独なひとりの女として見ているようだった。惹かれるままに、彼女はダマソと熱い一夜をともにしたが、翌朝、彼は冷たく去ってしまった。ところが1か月後、新しい命を宿したマリサの前にダマソが再び現れ告げる。「僕と結婚するんだ」何を言ってるの? 私を冷たく捨てていったのに!

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秘めつづけた初恋

秘めつづけた初恋

あの人に会える…! 不幸な馬車の事故のせいで、イアンが社交界から姿を消して4年。幼なじみの美しい貴公子との再会に、ジュリアの胸は高鳴った。けれど、命を失いかけた大事故は、イアンからかつてのまぶしい微笑みも、あたたかみも奪っていた。ただ一瞬、クリスマスの宿り木の下でキスをしたときだけ、思いもよらぬ彼の熱をジュリアは感じた。それはジュリアにとって、初めて知った身を焦がす口づけだった。ああ…、どうすれば私は彼を永遠に失わずにすむの?

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恋に落ちた十二月

恋に落ちた十二月

重要な会議に向かう途中、転んでしまったイモージョン。しかも、着替えに提供された部屋を間違え、美しい男性が裸同然で身支度しているところに飛びこんでしまう。転んだせいで破れた服…私、誘惑しに来たと思われていたらどうしよう!? 突然のことにどぎまぎしつつも、会議室に急いだイモージェンは息をのんだ。なぜなら、ライアン・テイラーと名乗る新しいボスこそが、先ほど出会った彼だったから。これから同じ職場に彼がいるなんて、どうしたらいいの?

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スペイン公爵の嘆き

スペイン公爵の嘆き

貧しいレナは1年前、スペインの大富豪のアレハンドロと愛しあったが、彼は去っていった。そして彼女はミゲルをひとりで産んだ。だが彼は突然、彼女の前に現れ、子どもを奪おうとした。抵抗する彼女に、この事態を避けたいなら、ふたりは結婚するしかないと告げる。彼につれて行かれたのは、スペインの丘に建つ城のような大邸宅だった。慣れない生活を始めたレナだったが気になるのは「この子は運命の子だ」と言った彼の言葉。やがて彼女は、その意味を知り…!!

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ファーストキスは永遠に

ファーストキスは永遠に

ヴァネッサの初めての恋、初めてのキス、初めての失恋…その相手はすべてラザロ・マリーノだった。ボストンの名家のひとり娘だったヴァネッサは、16歳のとき屋敷に住み込みで働いていたラザロにひと目で惹かれ、恋に落ちた。南米から来たふたつ年上のラザロに夢中になるヴァネッサ。しかしその恋は長くは続かなかった。初めてキスを交わした夜、彼は突然姿を消してしまったのだ。12年後、ふたりは思わぬ場所で再会する。だがそれは、ラザロの復讐劇の幕開けだった…!?

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オフィスでキスはおあずけ

オフィスでキスはおあずけ

大晦日の夜、理想的な男性ロブと一夜を過ごしたキャリー。だが彼は翌朝には姿を消していた。気持ちを切り替え、新しいクライアント先に出向いたキャリーは偶然にもロブと再会する。まさか彼が仕事相手だったなんて! 仕事に恋愛は持ち込まないと決めていたキャリーだが、彼はあまりにも魅力的すぎた。一方、ロブは焦っていた。莫大な遺産を手に入れるためには、早急に結婚相手が必要なのだ。キャリーと遺産、どちらも同時に手に入れることを画策するロブだったが…。

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純真な花嫁

純真な花嫁

資産家令嬢のステイシーは祖父の死により身寄りをなくし、その後財産を横領され破産寸前だった。お嬢様育ちで何もできない自分をもてあましたまま、彼女はパーティーで慣れないお酒をいつもより多く口にしてしまった。すると彼女の前に、テキサスの大牧場主オーレンが現れた。以前ステイシーは、彼の圧倒的な存在感に恐れを感じ、プロポーズを断ったことがある。なのに彼は今、傷ついた彼女の状況を知ってか知らずか、再び強引な態度で結婚を申し込んできて!?

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令嬢と傲慢なプロポーズ

令嬢と傲慢なプロポーズ

舞踏会でアラベラは、久しぶりに会う初恋のカーライン公爵ダリウスが気になっていた。金髪に碧い瞳が美しい彼は兄の友人。以前は親しく話ができたのに、今夜の彼はなぜか冷たくよそよそしい。なぜそんな寂しげな目をしているの? すると不意にダリウスは、手慣れた様子でアラベラのくちびるを奪ってきて――? 名門貴族セントクレア家の4人の兄妹の恋を描いた19世紀ロマンスもついに第4弾、最終話となりました! 原ちえこ先生が描く社交界の恋をお楽しみください。

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罠におちたウエイトレス

罠におちたウエイトレス

幼なじみに誘われてニューヨークにやって来た田舎娘シンシア。トップセレブが集まるパーティーにつれていかれるが、場違いな思いに打ちのめされるだけ。ひとりバルコニーに抜け出したところ、銀色に輝く瞳の男性に声をかけられる。男性は苦手なのに彼とは楽しくおしゃべりできるわ。また、彼もシンシアの反応を新鮮に楽しんでいるようだった。しかし、彼こそは主賓であるルシアン・スティールその人だった! 大富豪とウエイトレス、住む世界の違うふたりの運命の恋は今、鐘を鳴らし…!?

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シングルマザー作戦

シングルマザー作戦

「私、赤ちゃんを産むの」幼なじみのケーティの言葉に、ショーンは愕然とした。さらに彼女は子供の父親を捜してほしいと言う。世間知らずのケーティが母親になる? しかも子供の父親に捨てられたのか…。複雑に揺れる心を抑え、ショーンがおそるおそる父親の名を尋ねると、驚くべき答えが返ってきた。「そうね、今のところ候補は5人なの」なんだって? 1度に5人の男とつきあっていたのか? ただの幼なじみだったケーティは、突然ショーンのなかで女に変わった。

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クリスマスはあなたと

クリスマスはあなたと

「大変! どうすればいいの?」突然停止したデパートの社員用エレベーターに閉じ込められたジュリエット。閉所恐怖症からパニックに陥った彼女は、気がつけばたくましい腕に押さえこまれ、強引にキスを奪われていた。彼女を落ち着かせるため、見知らぬ男性が唇をふさいだのだ。――やがてふたりは救出されるが、すぐにジュリエットは思い知ってしまう。頼もしいその男性ロブはデパートのオーナーであり、普段なら口もきけない雲の上の存在であると。

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聖なる夜に開く薔薇

聖なる夜に開く薔薇

20歳のキャロルの前にある日突然、大人の魅力をまとったハンサムな弁護士、デーモンが現れた。彼はキャロルの祖父が亡くなり、莫大な遺産が遺されたことを告げる。その日からキャロルの生活は若き相続人として一変。戸惑い混乱するなかデーモンが支えてくれ、出会ったときから惹かれていた彼への想いは増すばかり。でも、私は幼すぎて相手にもされないわ。彼の黒い瞳だって“まだ子供だな”と言っているみたい。叶わぬ恋と思っていたとき、思いがけず唇を奪われ…!?

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愛と疑惑の協奏曲

愛と疑惑の協奏曲

メルボルンの法律事務所で働くリアンは、新しい依頼人を見て心臓が止まりそうになった。離婚係争中の夫タイラーがどうしてここに!? 夫と有名モデルの関係を知ったリアンはニューヨークを離れ、故郷でやっと新しい生活に慣れてきた頃だった。彼が偶然この事務所を選んだとは思えない。欲しいものはなんでも手に入れる男性なのだから。リアンの背筋に震えが走るが、冷静に手を出し「はじめまして。リアンよ」そう微笑みを浮かべた。それを見たタイラーは…!!

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不名誉な噂

不名誉な噂

ふしだらで汚らわしい女――父を亡くして以来、エリザベスはロンドン社交界でそんな根も葉もない噂を立てられ、爪弾きにされていた。そんななか、ただひとり友人のテリーだけは彼女を信じてくれた。さらに君の名誉を守ろうと、プロポーズまでしてくれた。ところがテリーの叔父、ハヴィントン伯爵ニールはそれを聞いて激怒した。彼はエリザベスのもとへやって来くると恐ろしい宣告をしたのだ。「甥から身をひけ。さもなくば、消えてもらうために手段は選ばない」と。

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きみに言えない言葉

きみに言えない言葉

アビーの夢は、たくましいカウボーイと幸せな結婚をして牧場を守っていくこと。が、たまたま行ったバーに居あわせた隣人のレオと思いがけず情熱的な一夜を過ごしてしまう。朝になり恥ずかしくなったアビーはレオのもとから逃げ出したが、のちに妊娠に気づく。彼は多角経営で成功を収めたゴールデン・スパー牧場のCEO、汗水たらして働くような男性ではない彼の子を宿してしまった! レオに促され結婚したアビーだが、結婚には彼女の知らない秘密が隠されていて――。

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ボスにさよなら

ボスにさよなら

ルークのもとで秘書として働くニコール。エネルギーに満ち溢れる彼にひと目で惹かれるが、それが危険なことと予感していた。だから彼を避けていたのに…「ふたりの間にある何かを、無視できない」そう言って彼は身体だけの関係を求めた。誰とも深い仲にはならないと決めていたニコールだが、彼の魅力に抗えず昼は秘書として、夜は彼とベッドをともにする関係を始めてしまう。本気には決してならない――なってはいけない。彼との未来はあり得ないのだから…!!

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脅迫された愛人契約

脅迫された愛人契約

モーガンは取引き先の社長ルカに呼び出され、突然の解雇を告げられた。ルカの姉の夫ジョセフとの不倫を疑われたのだ。彼はすぐにジョセフと縁を切れと命じた。なんて威圧的で傲慢なの!? モーガンは怒りに震えたが、ジョセフとの関係については真実を語れなかった。ふたりは親子なのだ。けれどこの秘密は絶対に人に知られてはならない。モーガンが潔白を証明できずにいると、ルカはいきなり唇を奪い、あげく自分の愛人になれと強要した。私を蔑んだくせに、いったいなぜ?

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再会は甘美な罪

再会は甘美な罪

大学時代の4人の仲間でウエディング会社を立ちあげたブリー。担当はカメラマンだ。今回の依頼人はイアン・ローソン――かつて初恋を捧げた男性だった。スターを夢みた青年は今、レコード会社の社長となって世界的な歌姫と婚約。もうすぐ子供が生まれるらしい。胸がちくりと痛むが、仕事とわりきって別荘を訪れる。しかし、吹雪で婚約者が来られなくなり、ブリーとイアンは別荘に閉じこめられてしまう。見かわす視線の熱に戸惑いながら、彼が語りだした胸の内は…!?

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フィアンセ雇います

フィアンセ雇います

「大富豪で国際金融家の婚約者を500ポンドで演じてほしいの」ロンドンで人気のパン屋を営むジュリーは、常連客の売れない俳優ロバートに意を決して頼んだ。彼は偶然にもジュリーが親の小言から逃れるために作り出した架空のフィアンセと同じ名前。1週間後に行われる妹の結婚式に、これ以上好都合な同伴者はいない。ジュリーはすべてがうまくいくと確信した。まさかロバートの情熱的な演技で女心を翻弄されることになるなんて、この時は思いもしなかったから。

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