マンガの金字塔の感想・レビュー221件<<56789>>ラーメン人物伝一杯の魂‐ラーメン人物伝‐ 本庄敬 大泉孝之介 武内伸starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男あらすじの通り実在の店が元でラーメン一杯に命をかける男たちの熱い生き様を追った、ノンフィクション・ラーメンコミックになっている。 このマンガに登場するラーメン屋はほとんど知らないが充分楽しめた。 1巻は『蒼太の包丁』の本庄敬が書いていて2巻以降は大泉孝之介が書いている。 この大泉孝之介の他の作品は全く知らないのだが、絵の感じとノリが「金平守人」にすごい似ているんだけど別名だったするのかな。 途中で気づいて3巻のあとがきでヤングジャンプのデビューで石川サブロウのアシスタントしていたと書いているからどうも「金平守人」の気がするが全く情報がない...何がなンだか理解する前に終わった凶刃者 小池一夫 叶精作マンガトリツカレ男基本はあらすじに書いてある通り、柳生十兵衛三厳が「四龍の卍」を持つ女を探していく旅が内容はほとんど理解できずにどうなるのかなと思っていたら終わった。 叶精作の劇画を見ると「実験人形ダミー・オスカー」しか思い出せなくて集中できないものあったな 「熱狂」とはなにかジャイアント台風 梶原一騎 辻なおき(とりあえず)名無し※ネタバレを含むクチコミです。今では載せられないだろう‥ブラック・エンジェルズ 平松伸二名無しジャンプの三大原則と言えば、努力、勝利、友情というのが有名です。 しかしこのブラック・エンジェルズは真逆を行くような作品です。 当時は勢いもあり、かなり緊迫感のある作品だったように覚えていますが、今改めて読むとかなり行き当たりばったりですね‥。 最後もかなり駆け足だったけど、続編があることで救われたラストでした。 コンビニの裏側がよく分かるコンビニいちばん!!【完全版】 末田雄一郎 人見恵史名無し普段あたりまえのように存在しているコンビニ。 いつも何気なく買い物をしているけど、裏側には様々な努力や苦労があるんだなと大変勉強になります。 この作品を読んでから商品の配列だったり店員さんの働き方など、違う視点で見る楽しみが増え、ますますコンビニが好きになりました。色気のある相撲漫画どす恋ジゴロ 平松伸二名無しこの作者の作品が好きです。切れ長でハンサムな主人公の作品が多いですが、中でも群を抜いて色気のあるのが「どす恋ジゴロ」です。相撲漫画にも関わらず大人の女性との絡みもあってとてもセクシー。取り組みの場面も迫力があります。色気たっぷりの相撲が楽しめる漫画だと思います。女帝花舞の感想女帝花舞 倉科遼 和気一作名無し前作が面白く一気に読んでしまったので、今回も期待して読みました。前作は母彩香の話でしたが、今回はその娘の話です。まだ1巻ですが、母同様に様々な逆境に立たせながらも、トップを目指して頑張って欲しいと思います。同じ女性としてなかなか、踏み出せない生き方ですがそこに魅力を感じます。 アタリショック的マンガファミ魂ウルフ かたおか徹治名無しファミコンロッキーとファミコンの大ヒットを受けて、次々と生み出されることになったゲーム漫画。 トリビアの泉を見た人はわかると思いますが、作者が全くゲームを知らないのにゲーム漫画をかかされるケースもあったそうです。 このファミ魂ウルフも100%それにあたるでしょう。 しかしボコスカウォーズを扱った漫画があるとは思わんかった‥。感想突撃!バイキングス 寺島優 かたおか徹治名無し弱小チームのバイキングスが女子マネ晶の手によって、見事栄冠を勝ち取るまでの汗と涙にまみれたクラブ活動が描かれています。ありがちなストーリー展開ですが、小学4年生たちが、日を追うごとに一つのチームとしてまとまりをみせててゆく様が清々しいです。実在のラーメン店ドキュメント一杯の魂‐ラーメン人物伝‐ 本庄敬 大泉孝之介 武内伸名無し麺屋武蔵、柳麺、ぜんや、中村屋、支那そばや、等など…実在の人気ラーメン店の店主たちのラーメンに賭ける情熱を描いたドキュメンタリー風の漫画です。一人ひとりの店主の思想が感じられ、ラーメン好きとしては興味深かったです。一つのラーメンが出来上がるまでの苦労を感じてください。ラーメンにはまさに血と汗と涙が、丼に込められているのです。 中年のリアル不倫像不倫白書 倉科遼 東克美名無し不倫をするシチュエーションになると、我慢は出来ないと思いつつ、過ちを犯すとと2度と元の人生には戻れくなってしまう。 男という生き物の哀れさや愚かさが上手く描かれており、中年世代にとっては痛いほど心に染みて、怖さすら覚えます。ドクトルごんべ峠のごんべ 出井州忍名無し田舎の村で唯一の医者である「ごんべ先生」の生活を描いたほのぼとした漫画。日本昔ばなしのような絵柄と、自然の美しさが素晴らしい。人々は素朴でありながら、少し閉塞的な部分もあり、その辺を現実的に描いているかと思えば、突拍子の無い話もあったりするのが、この漫画の魅力かもしれません。田舎のゆったりした時間の流れの中で、ごんべ先生の人柄が活きていると思いました。後味が良いとは言わないが、男心を擽る作品です人間兇器 梶原一騎 中野喜雄名無し梶原一騎氏原作の「人間凶器」は、氏の代表作である「巨人の星」の様な青春熱血劇画では決してなく、作品名が表すそのままに主人公の美影義人が非道の限りを尽くしながら成長して行く物語である。彼が空手を習得した後は、梶原作品らしく徐々に格闘技戦争を絡めたストーリーとなって行くが、彼の非道さは最期まで健在で物語の主幹であり「人間凶器」で有り続ける所が潔いです。 ザ・ハッピーコミックハッピーカンパニー コンタロウ名無し個人的に、ストーリーがどんな内容でもオチで全部丸く収まってしまう漫画をハッピーコミックと呼んでいるのですが、このハッピーカンパニーはその名に恥じないハッピーコミックでした。 働く人達の悩み、あるあるネタ、性事情なんかがコメディチックに描かれていますが、登場人物が不幸になるようなオチは一切ありません。 結婚するサラリーマンとOLの話なんかが顕著なんですが、二人とも仲間内では「実はハゲ」「実は厚化粧」という結婚で、同僚達がそれを暴露し合って大丈夫かあいつら、となるのですが、「そんな事はどうでも良い、あんなに幸せそうだし、何よりも職場の仲間じゃないか」と純粋な祝福がなされ、それで話がオチていました。 さすがに唖然としましたが、ハッピーコミックとしてはこれで正しいのです。 誰も不幸にならないので安心して読めます。 この絶対的な安心感は他では味わえないかもしれません。この臨場感…震える西郷隆盛 とみ新蔵名無し西郷隆盛を題材にした漫画は多い。しかしその中でも私はこの作品が最高傑作だと思う。 まずその目を引くのが漫画のタッチだ。武骨でありながら、どこか繊細なそのタッチは西南戦争の緊迫感を余すことなく伝えている。またストーリーは西郷隆盛やその側近だけでなく民衆、そして新政府軍にもスポットライトを当てており、西南戦争の悲哀を十二分に表現している。二巻完結なので手軽さという観点からもおすすめだ。氷室メンタルクリニックへようこそ心の処方箋~ストーカー被害/ネット依存症編~ 嶺岸信明 剣名舞名無し怖いもの見たさで読み始めました。潜在的な性倒錯やネット依存症など、心の闇、人間の本質をあばくようなお話です。 氷室メンタルクリニック女医・レイカによる心理学や美術論などを交えた解説がなかなか面白いです。 ネット依存症編では、パソコン、インターネット用語がかなり古いなーと思う箇所もあるものの、相談内容はいまの時代にも当てはまる問題です。 途中、ちょっとグロテスクだったり痛々しいシーンもあるので、苦手な方は注意したほうがよさそうです。 将棋ファンにおすすめ投了すっか!-将棋奨励会物語- 来賀友志 神田たけ志名無し奨励会員で少し型破りな主人公と、奨励会に在籍する棋士たちの物語であるが、彼らはスランプに陥ったり、年齢制限に引っかかり退会する者、女流を目指し奮闘するもの…と様々であり、必ずしも棋士として成功するわけではないが、その生き様にどうしても目が離せない。たしか平成初期ごろの作品だったと思うが、今の時代にも充分にその気迫は作品から伝わってくる。子育ての大変さが改めてわかる赤んぼ大変記 長谷川法世名無しひょんなことから結婚する主人公夫婦。最初は簡単に妊娠していくものと思っていたのに中々上手くいかない歯痒さを上手に表現できています。 妊娠で喜んだのも束の間、いざ出産して子育てが始まると現実はそんなに生やさしいものではないことに気づく。それは、まさに自分の妊娠出産育児の経験と重なる物があり、非常に興味深く読みました。ただあくまでもコミックなので、そのぶん気楽に楽しめる内容でした。子育ての素晴らしさも同時に感じることができます。サイコメトラー漫画生存死線 サバイバル・デッドライン 山崎京starstarstarstarstarウマタロTVの霊能番組を見る度に思っていた事なのだが、超能力を使えば一発で行方不明者を探せるのだろ?っていう野暮なことを考えてしまう。 この漫画はまさに超能力を使い、アメリカで行方不明者を探すという会社のハナシだ。 サイコメトリー能力といえばサイコメトラーEIJIが有名だが、モノの残留思念を読み取るという部分で大きな違いはない。が、主人公はエイジより個性的だし、とにかく画面が賑やかで面白い。 アクション、バイオレンス、ミステリー、変態エログロ要素がいい具合に揃っていて、全2話で終わってしまうのが少しもったいない。 男と喧嘩、純度100%鉄拳のカタルシス 桑沢篤夫名無し古き良き時代の不良漫画で、話の設定がぶっ飛んでいて面白いです。 高校生と思えないような敵との喧嘩バトルは迫力満点。 格闘地下組織とか出てくるので刃牙とかクローズみたいなバトル系が好きな人向けかな。主人公・四郎がもっともぶっ飛んでる感じのキャラで、とにかく喧嘩が好きでしかも強い。いろいろとメチャクチャだけど面白いです。 自分の重なる部分が多く共感独りくん 永島慎二名無し本当はみんなに構ってほしいし、愛されたいのに上手く表現出来ず結局一人ぼっち。 人付き合いが不器用な私にとって主人公の姿はほぼ「あるある」でニヤニヤしながら読んでいました。 独りぼっちは嫌なもんだなと常日頃から思っていた私の考えを肯定してもらっているような感じで、読めば読むほど不思議と勇気を貰える…私にとって「独りくん」とはそんな存在です。じわじわくる面白さモヒカンつるちゃん あいきさだむ名無し後から面白さが込み上げてくるタイプの漫画です。ウルトラマンみたいなモヒカン頭をした「つるちゃん」の日常の出来事を、4コマ漫画で面白おかしく描いています。80年代のギャグ漫画ですが、そこまで古さは感じませんでした。ビックリマンチョコのネタとか出てくるので、リアルタイム世代にはたまらないでしょうね。つるちゃんがちょくちょく天然な部分や、少しいじわるな部分など色んな顔を持っていて読んでいて飽きないです。 ちば一族 伝統の特訓の嵐がんばらなくっちゃ 佐藤智一 七三太朗名無し原作者である七三太朗氏は、「キャプテン」を描いたちばあきお氏、「あしたのジョー」を描いたちばてつや氏の兄弟になります。 七三太郎氏もサッカー漫画「イレブン」などのスポーツ物の実績があります。 ちば一族の傾向としては、地味でスタンダードな描写でありながら、主人公や、主人公に影響された周辺が無茶苦茶な努力をして結果を出していくという物が多く、この「がんばらなくっちゃ」にも似た要素があります。 今でこそ、そう言った作品は珍しくないかもしれませんが、昔のスポ根は無茶な必殺技の撃ち合いになる作品も多い中、真っ当な努力と真っ当な技術で展開していく作品は、キャプテンやこの作品がパイオニアと言えるかも知れません。 下手くそだった主人公が最初に狂気の特訓で実力をつけ、徐々に仲間達が影響されていく展開こそ、スポ根漫画の王道だと思います。テレビ版とは違った魅力ウルトラセブン 円谷プロダクション 桑田次郎名無しストーリーはテレビに沿った内容ですが、劇画調の描写により全く違うウルトラセブンのような感覚を受けました。 戦いの臨場感はテレビ版にも負けず劣らず、非常にダイナミック。 ウルトラセブンファンや、昔セブンを観ていた世代なら感動すると思います。 特に「狙われた街」のメトロン星人はテレビ版以上の迫力で、私の中では1番のお勧めのシーンです。<<56789>>
あらすじの通り実在の店が元でラーメン一杯に命をかける男たちの熱い生き様を追った、ノンフィクション・ラーメンコミックになっている。 このマンガに登場するラーメン屋はほとんど知らないが充分楽しめた。 1巻は『蒼太の包丁』の本庄敬が書いていて2巻以降は大泉孝之介が書いている。 この大泉孝之介の他の作品は全く知らないのだが、絵の感じとノリが「金平守人」にすごい似ているんだけど別名だったするのかな。 途中で気づいて3巻のあとがきでヤングジャンプのデビューで石川サブロウのアシスタントしていたと書いているからどうも「金平守人」の気がするが全く情報がない...