アリシア・バレッターーーーー 華やかで麗しい美貌を持つ、筆頭公爵家令嬢。風に靡く白銀の髪は銀糸のごとく煌めき、愛と安らぎの守護石であり「誠実」の石言葉を抱くアメジストの清らかな紫色の瞳は、感情によって濃く淡くクリスタルの輝きを放って人々を魅了してやまないお姫様……容姿だけは。。。傲慢! 我儘! 王太子殿下に傍迷惑な執心! 双子の妹へ醜い嫉妬! 魔法至上主義の貴族社会において魔力が皆無(ほぼ)!! そんな残念令嬢アリシアが前世を思い出した。恋愛小説=異世界転生=アリシア=悪役令嬢=婚約破棄→修道院送り。だめだめだめだめだめーーー!!!!! 「お断りいたしますわ!」 “責任”から婚約を申し出た王太子を華麗に拒絶! 「お断りします」 “婚約”をお願いした優良物件からはズバッと一蹴! ぐぬぬっ。一日三食昼寝付き! 幸せな実家暮らしのためにもカイル・マクレーン様(優良物件)になんとしても“一時的な婚約者”になっていただかなくちゃ!! あれ? おかしくない?? 素っ気なかったカイル様が、過保護? 瞳も笑顔も甘い? 近いし優しいし……なにあの色気! え? 「責任取ってくださいね」って何の責任!!? 押して仕掛けて頼って惑って妄想して……『婚約ごっこ』が本物の『婚約』に変わったら? 独り占めしたいされたいふれあいたい! 熱烈な愛にめろめろうっとり糖度1000%ラブコメ♪ 破天荒公爵令嬢アリシアに狙われた辺境伯令息カイルのラブチェイス!! 溺れたのは、どっち?
「婚約破棄、してください!」 子爵令嬢ながら王立図書館の司書として働くエレオノーラの元に、10年間音信不通の婚約者が帰ってきた。世間で『英雄竜騎士』と呼ばれ大出世中のヴァレリオと、借金まみれの没落令嬢の自分では不釣り合いだと婚約破棄を申し出る。ところが、その一言が彼に火をつけてしまうことになって…!? 「…俺がどんなにきみを愛しているか、しっかりわからせないとね」 年下婚約者からの溺愛が止まらない!? 英雄竜騎士様×没落令嬢の初恋ピュアキュンストーリー開幕! 巻末には三沢ケイ書き下ろしSS&音埜クルミ描きおろし漫画に、電子限定ペーパー付き♪
伯爵令嬢のレティシアは、義姉の企てによりいわれのない罪を着せられ処刑されてしまった。しかし、目が覚めると13歳の頃へと戻っていた…!? 「このループを乗り越えて、今度こそ長生きしてみせるわ!」 前回よりもいい人生が過ごせるようにと決意するレティシア。繰り返しによって、少しずつ幸せな人生が送れるようになるレティシアだったが、何度繰り返してもなぜか20歳の誕生日までは生きられなくて……!?
ーー我の僕になる者よ。冥界より舞い戻れーー 死霊使い=ネクロマンサーの少女・アリサは、ひと際豪奢な墓地でそう唱え棺のなかに眠るモノへ魔力を送り込んだ。舞い上がった砂塵とそこから溢れてきた魔力に驚愕するアリサの前に現れたのは、棺桶の上に座る眉目秀麗な青年だった。アリサと目が合い、愉しそうに口角を上げた青年ーー彼こそは、数百年前に世界を恐怖のどん底に陥れた最強・最悪の存在でーー!?
私のオオカミ王子
「……その雑な言葉遣い、変わってないのね」 「お前もそのきっつい目つき、変わってないのな」 ローゼンハイム王家長女・クラウディアと、ランペルツ王家長男・イザークは、幼いころ大喧嘩してから犬猿の仲の幼なじみ同士。顔を合わせれば喧嘩…どころか威嚇し合うふたりが「恋人」を素っ飛ばして「婚約」! 魔力全開暴れ回るクラウディアにイザークはーー!? ツンデレ王女クラウディアとツンツン王子イザーク、すれ違いと誤解と波乱のはちゃめちゃラブコメディ♪
母の死を嘆き悲しむ伯爵令嬢・リリージェンの心を過ったのは前世の記憶ーー。設定集はもちろん、イラスト集、アニメも網羅した大・大・大好きな小説の世界へ転生したことを知ったリリージェンは、自分がその世界で悪役令嬢……の異母姉のモブ(!)だと気づく。目眩く頭に浮かぶ小説の世界は、まるで走馬灯のように駆け抜けリリージェンの行き着く先ーーそう、家族から虐げられ続けた挙句、没落寸前の伯爵家と、弱りきった父親を押しつけられる未来を示した! ーーーー嫌すぎる。前世の記憶とともに目覚めたのは、治癒魔法。「この力は誰よりも何よりも、テオバルト兄様のために!」 悲惨な未来より、テオバルトと魔物の氾濫から辺境伯領を救うことを選んだリリージェンは、叔父のアシュガイル辺境伯の元へ急いだ。そこには魔力を使いすぎたせいで死の淵にいる従兄のテオバルトがいて…! ちょこっとの想いが狂恋を呼び起こして、つかまったら逃げられない! 愛を愛が包んで熱愛加速中! 甘ったるい蜜色ピュア溺愛ラブストーリー♪
モンスターを引き寄せ厄災を招く「デコイ」のスキルを授かったマグは、街から追放され、山奥の狩り小屋で一人生活することとなった。しかし、そこで出会ったのが「デコイ」に引き寄せられた神獣・ドラゴンのローア(美少女)、不死鳥のフィアナ(美女)、ケルピーのマイラ(美女)。マグは、神獣たちとともに山奥でのスローライフを送る決意をするが、スキル「デコイ」がそれを許さないのだった……。
1日500個のレンガを積み、わずかばかりの賃金を得て生活しているレンガ積み職人・ジュートは、70%くらいの確率で未来を予報するハズレスキル「予報」の持ち主でもあった。せいぜい天気予報くらいにしか使えないと思われていた「予報」だったが、冒険者の命を救ったことで注目されることに……。次々と訪れる予報希望の客、トラブルに巻き込まれてゆくジュート。レンガ積みと予報屋、二刀流主人公のドタバタスローライフ、スタート。
F級軍師・アキトは自ら召喚した師駒(ピース)であるスライムの「リーン」、ゴーレムの「ベンケー」とともに新たな主君の元を訪れるが、そこに現れたのはわずか10歳の幼女・スーレだった。スーレが統治する辺境の地、アルシュタートは周囲を魔王領に囲まれた最前線にして援軍も来ない“見捨てられた土地”。秩序を失った町では人身売買が横行し、さらには魔王軍も直ぐそこまで迫っている。絶体絶命の状況を切り抜けるべく軍師・アキトは師駒とともに立ち上がるのだが……。
“当たれば必殺”だが成功率ほぼ0%と言われる外れスキル【即死魔術】を授かったアーク。しかも成長性を示すレベル上限はたったの「1」で、最弱冒険者として認定されてしまい、パーティーを組む約束をしていた幼馴染みにもあっさり見限られてしまう。絶望の最中、凶悪なモンスターに襲われ破れかぶれに放った【即死魔術】が成功したことで、【スキル】がレベルアップ! スキルのほうが成長?そんなの聞いたことが…と戸惑うアークだったが、「レベル1の即死魔術師」として、国を揺るがす一大事に巻き込まれていくのだった。
白藤鈴蘭は他人に頼らず生きてきた冷めた女子高生。マダム風にしゃべるシェパード犬と知り合う。そのシェパードは実は街一番の豪邸・三日月家の当主・紫檀の母親が生まれ変わった姿だった! 無事マダムの散歩係兼紫檀の読書係になる。しかし紫檀の友人になるにはきっかけがつかめない。そんな時、学校で聞いた謎を話すと紫檀が謎を解き、謎を通して少し紫檀と近くなる。はたして二人の仲は進展するのか? クールな女子高生・鈴蘭と引きこもり御曹司・紫檀が日常の謎を解く学園ライトミステリー!