バッドエンド回避のため、婚約者は打算で選んだ…はずでした。 choose.1
アリシア・バレッターーーーー 華やかで麗しい美貌を持つ、筆頭公爵家令嬢。風に靡く白銀の髪は銀糸のごとく煌めき、愛と安らぎの守護石であり「誠実」の石言葉を抱くアメジストの清らかな紫色の瞳は、感情によって濃く淡くクリスタルの輝きを放って人々を魅了してやまないお姫様……容姿だけは。。。傲慢! 我儘! 王太子殿下に傍迷惑な執心! 双子の妹へ醜い嫉妬! 魔法至上主義の貴族社会において魔力が皆無(ほぼ)!! そんな残念令嬢アリシアが前世を思い出した。恋愛小説=異世界転生=アリシア=悪役令嬢=婚約破棄→修道院送り。だめだめだめだめだめーーー!!!!! 「お断りいたしますわ!」 “責任”から婚約を申し出た王太子を華麗に拒絶! 「お断りします」 “婚約”をお願いした優良物件からはズバッと一蹴! ぐぬぬっ。一日三食昼寝付き! 幸せな実家暮らしのためにもカイル・マクレーン様(優良物件)になんとしても“一時的な婚約者”になっていただかなくちゃ!! あれ? おかしくない?? 素っ気なかったカイル様が、過保護? 瞳も笑顔も甘い? 近いし優しいし……なにあの色気! え? 「責任取ってくださいね」って何の責任!!? 押して仕掛けて頼って惑って妄想して……『婚約ごっこ』が本物の『婚約』に変わったら? 独り占めしたいされたいふれあいたい! 熱烈な愛にめろめろうっとり糖度1000%ラブコメ♪ 破天荒公爵令嬢アリシアに狙われた辺境伯令息カイルのラブチェイス!! 溺れたのは、どっち?
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
※本棚・フォローなどの各アクションメニューはこちらへ移動しました(またはフローティングメニューをご利用ください)