BE・LOVEの感想・レビュー229件<<12345>>本当にオオカミなのかなぁ。オオカミの住処 藤末さくらPom 読んでで暗くて怖いなって気持ちになってしまったのが正直な気持ちです。 都丸家の皆が闇を抱えている。お母さんもこころも将真も、優も。 どこかで弱音を吐ける場所が人がいれば何か変わっていたのかな。でも問題はそこじゃない気もするし、、考えちゃいましたね。 人間の心の黒くてダークな部分が、美しい絵もあってかゾッとさが増した気がした。作品の古さで忌避するのはもったいない!悪女 深見じゅんゆゆゆ巨大企業へ、末端窓際コネ入社したマリリン。 出世したい理由が会社のどこかにいるはずの王子様探しという乙女な理由を持っています。 古めの絵と価値観。 数ページで苦手かもと思ったものの、読み進めていくと気にならなくなり、おもしろさにハマってザクザクと読み進めてしまいました。 タイトルは「悪女(ワル)」ですが、嫌がらせをしてくる人くらいしか悪い人はおらず、四半世紀以上前の働く女性社会のこと?と悩んだのですが、マンバの口コミをみて、なるほどなと思いました。 たしかに、愛嬌と強かさと宴会芸を持つ、人たらしの主人公マリリンは悪女といえば悪女です。 あっけらかんとしたマリリンのおかげで、古くさい価値観を水に流して読むことができます。 よくここまでザザーッと流せるなと感心してしまいます。 きっと連載中に読んだ働く女性方には、フィクションとはいえ、頼もしい存在だったのかもしれません。本当の「悪女(わる)」とは誰?悪女 深見じゅん名無し1988年というバブリーな時代真っ只中に連載が始まったOL漫画です。当時、テレビで流行していた"トレンディドラマ"の漫画版という感じかな。「悪女(わる)」という題名に目を引かれて手に取ったのですが、表紙には題名にはそぐわない可愛い女の子の絵。そのギャップに興味を持って読み始めました。 コネで商社に入社した麻理鈴がひょんなことから社内で出会った男性に一目惚れ。その人物探しから始まって、同時に麻理鈴が優秀なOLとなっていく様を描いています。その中で、恋や仕事のライバルに邪魔されたり、意地悪されたりするのですが、天性の天使爛漫さとお気楽さ、人の良さでライバルたちの心も和ませていきます。全37巻とかなりの長編ですが、クセのない画風とテンポの良さ、そしてコミカルなシーンも多いので、軽ーく読めます。 私の場合、題名の「悪女」の意味が最後まで気になっていました。麻理鈴は天然で悪女とは程遠いし、意地悪なライバルたちのことを指すのかと思ったのですが、実はみんな良い人たちで、最終的には麻理鈴と親しくなってしまうし、結局最後まで「悪女」らしい悪女は登場せず。でも、待てよ。天真爛漫さという武器で、誰もの荒んだ心や悲しみまでもやっつけて(=癒して)、みんなを味方にしてしまう麻理鈴こそが本当の「悪女(わる)」なのかなぁ。恋の行方の結果は、最後の最後までお預けです。バブリーな時代のOLを垣間見つつ、麻理鈴の恋が果たして実るのかをドキドキ待ちつつ、最後までとても楽しく読めた作品でした。相手の心の中はわからない。#1巻応援ハコニワノイエ 小森江莉Pom まだ1巻だけど、悠斗のこの先が心配で。 母親が自殺してしまって、友人で心理学者の清子が彼女の子供を引き取って育てていくわけだけど、そりゃとても大変なことだろう。むしろ大変なんて言葉で言ってはいけない気がする。 話が進むごとに悠斗の表情が明らかに暗くなっていってしまって、読んでいて何だか辛かったな。 心理学者と言えど一人の人間。 距離が近いと客観的に見ることができなくて、本人が大丈夫と言えば大丈夫と思ってしまうだろうし、、色々と考えさせられる作品になるのではないかなと思いました。 励ませられるひまわり!! それからのだいすき!! 愛本みずほstarstarstarstarstar_bordermotomi知的障害の親を持つひまわりは愛情いっぱいに育てられ大きくなりました。 大学は福祉関係に行きましたが、就職は障害とは離れた所でとスポーツセンターで働きます。 そこで恋もし、将来の事も考えますが相手のお母さんの反対に合い別れを選びます。 この出会いと別れは切なく涙が出ます。 そして自分と同じ境遇の子供達の力になりたいと支援に回るひまわり。 悩み、傷つきながらもしあわせと言える人生にするために前向きに生きるひまわりに励まされます!昏睡から目覚めた少女と”記憶に存在しない妹” #1巻応援天使の警醒-16年後に目覚めた私- 斉藤倫sogor25物語は事故で昏睡状態にあった主人公の高校2年生・笹本海深(うみ)が病院で16年の眠りから目覚める場面から始まります。 目覚めた瞬間、海深の側にいたのは、彼女の両親、そして**彼女の記憶の中には存在しない妹**の希実でした。 事故のせいで一部の記憶が混濁している海深はリハビリも兼ねて少しずつ学校に通い始めるのですが、そこには**彼女が昏睡している間に”同学年”になっていた希実**の姿が。。。 そんな海深の”16年ぶりの日常”は、彼女に強烈な違和感をもたらします。 この作品は海深がその違和感の正体を探る中で、少しずつ隠された真実に近づいてゆく様子を描くファミリーサスペンスです。 1巻まで読了うさぎ好きにはたまらない可愛さ!ぴくぴく仙太郎 布浦翼starstarstarstarstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。 心理学を学んでみたくなったハコニワノイエ 小森江莉starstarstarstarstarママ子※ネタバレを含むクチコミです。重いけど応援したくなるハコニワノイエ 小森江莉名無し亡き友人の子供を引き取った心理学者。 心理学って他人の気持ちがわからないから専攻したって話よく聞きますがこの女性心理学者はもう他人の気持ちめちゃくちゃわかる優しいタイプでしょ… 子供二人も我慢したり苦しんだりしていて素直に応援したくなりますね。難易度の高い疑似家族 #1巻応援ハコニワノイエ 小森江莉兎来栄寿『いつも月夜に米の飯』の小森江莉さんによる新作は、かなり重いテーマに取り組んでいます。 主人公の天根清子(あまねきよこ)は、他人の考えていることや空気を読むことが極端にできない、神経質で短気で正義感は人一倍強い心理学者。対人スキルが絶望的であるが故に孤独を愛し、 「私だけの小さな世界を守れればそれでいいと思っていた」 というモノローグから物語は始まります。 しかし、そんな他人との関わり方が極端に下手な彼女が、ある日突然自殺した友人の遺志により遺児である14歳の息子・悠斗(はると)と4歳の娘・凛音(りおん)を引き取り共同生活を営んでいくことになります。 本来は独りで生きていくべき人間であり、今後もそうしようと思っていた 彼女の小さなハコニワ。そこにやってきた少年少女。近年多い疑似家族ものの中でも、最初から用意されているハードルが多く高い作品だな、というのが第一印象でした。 まず、母親を喪ってしまった少年少女の哀しみが丁寧に描かれます。 「僕は何で母さんの生きる理由になれなかったんですか」 という問は14歳が背負うには重すぎますが、ましてや4歳の妹の方はまだ永遠の死という概念すら理解が覚束ない状況。亡くなった直後だけではなく、その後に尾を引くように波打つ感情が連綿と描かれます。悠斗はかなり上手にそれをコントロールしようと取り繕おうと努力しますが、その営為がまた哀しさを呼び起こします。周囲との差異などから不意に呼び起こされてしまう理不尽さを抱えて生きていく困難は終わることがないものでしょう。天根は、心理学者としての知見はありながら親を亡くした子供相手にはそれが通じないことを痛感する場面もあり、そこにどうやって向き合っていくのか。 そして、肝心の新たな共同生活については、案の定天根の性格に起因する問題が多発していきます。最初に問答無用で引き取る決意をした天根はシンプルに格好良かったのですが、その後は人としてどうかという言動もその性格から取って行ってしまいます。感情移入しきることはできない、しかしだからこそ目が離せない部分も大きいです。子供たちとの生活という天根の人生にこれまで全く存在しなかった体験を通して彼女自身どのように変わっていくのか。 本作は表紙が美しく店頭で目を引きますが、小森江莉さんの絵が前作からますます綺麗でスタイリッシュになっており、天根さんの凛とした表情などとても魅力的です。 14歳と4歳、今後さまざまなライフイベントもある中でこの家族がどのように立ち行くのか。どうか、ハコニワのような作り物の家族であったとしても、彼らに幸せな時間が訪れますようにと祈るような気持ちで見守っていきます。 行方不明夫のため、絶縁した義母に会いにゆく!花嫁のれん 岡峯有衣子 小松江里子名無し※ネタバレを含むクチコミです。感動ハッピー! 波間信子starstarstarstarstar_bordermotomi盲目のヒロインと盲導犬のお話です。 最初は言葉使いや話が飛ぶ感じで読みにくいなと思ったけど、慣れてくるとストーリーは素敵だし、とにかく感動します。 盲導犬や聴導犬の素晴らしさは、人間の生活の為だけではなく、心のサポートもしっかりとしてくれる。 障害がある人だけでなく、犬だけではなく、全ての動物は人間にとって大切な存在だなと思いました。ハッピーの続編ハッピー!ハッピー♪ 波間信子starstarstarstar_borderstar_bordermotomiハッピーの続編です 盲導犬と、主人公の関係、障害に負けない強さ。 人を思いやる心、感動しました。 盲導犬との暮らしがどんなものか知らなかったのでとても勉強になりました。主人公は明るく、応援したくなるキャラクターで楽しくなります。 ドラマからの漫画おっさんずラブ 山中梅鉢 TVドラマ「おっさんずラブ」(制作:テレビ朝日 脚本:徳尾浩司) 徳尾浩司starstarstarstarstar_bordermotomi原作があってそこから漫画化されたのではなく、ドラマオリジナルの企画がヒットして漫画になるというスタンダードとは逆パターンな作品です。それだけにドラマの世界観を大切にしていてほっこりしながら読んでます。 ドラマを知らなくても十分楽しめます。 普通の少女漫画の三角関係はイラッとくるのが多いけどこれは色々ありえなくて読んでて笑ってしまいます。 BLとしても描写が丁寧でキュンとくるシーン押さえてていいです。赤い糸ゆりあ先生の赤い糸 入江喜和ユーカリバレエをやると50歳で手芸の先生でもこんな色気がでます。私も見習わなくちゃ。 人生を50年も生きると起こるであろうな厄介な出来事を、面白く表現してると思う。ある意味シュールなコメディ。 「本来の自分」を取り戻すゆりあ先生の事をきっと共感できるようになるのだろう。(20年後ぐらいに)ドキドキする私たちはどうかしている 安藤なつみstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi置かれた環境に疑念をもち、探り出していくミステリアスな一面、七桜と椿のそれぞれの不器用な恋の一面、 お菓子が好きという2人共通の一面、たくさんの伏線が置かれてどの面も気になります。複線がどう回収されるのか。ドキドキします。 続きを読まずにはいられないくらい、ストーリーにのめり込まれました。 因縁の関係が、転生したら溺愛に!?転生勇者は女子高生!?~魔王の溺愛に困ってます~ 阿仁谷ユイジ名無しとある高校の関係者として転生してしまった勇者とそのパーティ一行。賢者は養護教諭、ウィザードは高2男子、トリックスターは高3男子、そして勇者はよりにもよって、高2女子!!パーティを引っ張るものとして強くありたくても女子の体で力を思うように発揮できないジレンマを抱える中、前世で因縁の関係だった魔王も同じ学校の生徒として転生してきます。勇者と魔王、高校生の姿で再会するも、二人の様子が…????というところで1話が終わっちゃってるんですけど、タイトルによれば、このあと魔王からの「溺愛」が待ってるんですよね…!?ね!?早く続きを読ませてください政治家を主人公にした新作読切ヒヤマケンタロウの妊娠 坂井恵理名無し面白いんだけど胸糞悪すぎる〜〜〜!後編どうなるんだろう謎がなかなか解けない私たちはどうかしている 安藤なつみstarstarstarstarstarママ子舞台は、老舗和菓子屋。 現実では起こりえないかもしれないけど、共感できたり本当にサスペンスみたいで犯人がだれだか全然予想できなかったー。 絵がきれいで読みやすいし、昔のドラマみたいでドロドロした人間ドラマがたまらんです! 仕事や家族の問題、色々な苦難を乗り越えて、自分たちの気持ちに正直になって 七桜と椿が幸せになってほしい!と思ってしまいます。 壮絶な人生だけど前向き!花嫁のれん 岡峯有衣子 小松江里子名無しいきなり夫失踪、会社倒産だけど前向きな主人公がいいですね… 絵がきれいで着物が美しい! 元気でる漫画です 夫どこ行ったんやー!男性が妊娠出産できる世界でのシングルファーザー生活!ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編 坂井恵理starstarstarstarstarこめつぶ妊娠編でも設定が面白くて、今度はシングルファーザーになったケンタロウの育児編! この展開まで作ってくれたことに感謝。これまた全人類に読んでほしい。 仕事育児に追われる中、同じく男性で妊娠したアイドルとの展開がぶっこまれたり、 面白い要素がたくさんです。 社内託児所を作ることに取り組む姿は、働きながら育児をするワーママ、ワーパパが持つ課題を主としてくれるストーリー展開で共感が沢山でした。 育児編もおすすめです!全人類に読んでほしい!ヒヤマケンタロウの妊娠 坂井恵理starstarstarstarstarこめつぶエリートサラリーマンが妊娠出産をする設定がすごく面白い! 男性目線で妊娠中の生活の大変さが描かれていて、改めて感じる妊娠出産の大変さがありました。 妊娠中の満員電車本当にいやだったなーなんて思い出しました! 色々な話が短編でまとまっていて読みやすいです。 どんな展開も暖かく明るくまとめてくれていて誰しも読んでほしいと思う、 今ドラマも放送されているのでドラマも楽しみです! 広瀬すずちゃんとperfumeの歌を自然に思い出す!ちはやふる 末次由紀starstarstarstarstarこめつぶちはやふる!映画がとても好きで漫画を読みました。 すずちゃん演じる千早、すごく良かった! 漫画でも千早がすずちゃんに思えました。 千早の才能の開花、手札をバサッッッとする描写や真剣な表情に武道を極めた職人を感じられた。 日本の文化を感じられる素敵なお話です。ついに完結した名作・・ちはやふる 末次由紀starstarstarstarstar酒チャビン終わってしまった・・50巻と区切りも良かったですし、ちょっとマンネリ化もしてきてないとは言い切れない状態でしたので、これで良かったのかもしれませんが、続きが読めないとなるとものすごく寂しいです・・ 元々は全然知らないマンガだったのですが、甥っ子が学校で百人一首大会があり、それに向けて練習をしていると言っていたので、「百人一首スペースマンガ」で検索したところ、こちらのマンガがヒットし、甥っ子に読ませる用に購入したのが出会いでした。 それで、表紙や絵柄が完全に少女マンガ的なこともあり、甥っ子が全然興味を示さなかったため、わたしが先に読んでみようと読んだんですが、これが面白い!!! 久しぶりに1日に3回も4回も本屋に行ってしまいました(続刊買い増しのため)。 その後、コロナとかあり、個人的にも一市民なりにいろいろなことがあったのですが、その度に読み直しをさせてもらってます。総武線で危うく落涙しそうになり、マスクで顔を覆ったこともありました。 マンガ一時好きだったのですが、いろんなソシャゲとかも出てきてほぼ読んでない時期があったのですが、やっぱマンガ読んだ方がいいな、と気付けたきっかけの作品でもあります。 内容的には百人一首に打ち込む高校生達の物語で、少女マンガの雑誌に連載されているものですが、正統派スポ根ものです。努力と友情と勝利も全部マシです。柔道部物語やマキバオーが好きな人は絶対に好きだと思うので、50巻ありますが、なんとか理由をつけて読み始めてみてください。<<12345>>
読んでで暗くて怖いなって気持ちになってしまったのが正直な気持ちです。 都丸家の皆が闇を抱えている。お母さんもこころも将真も、優も。 どこかで弱音を吐ける場所が人がいれば何か変わっていたのかな。でも問題はそこじゃない気もするし、、考えちゃいましたね。 人間の心の黒くてダークな部分が、美しい絵もあってかゾッとさが増した気がした。