ヤングアニマルZEROの感想・レビュー46件<<12>>百合営業アイドルはつらいよこの百合はフィクションです むちゃハム名無し普段BLも読むので、表向きは仲良しアイドルしてても実は裏ではバッチバチで、でも結局意識するうちに本当にカップルに…なんて展開が多いなか、これも似たような感じだろうかと思って読み始めたんですけど少なくとも1話ではそんな雰囲気は微塵も感じない、シビアな世界がそこにはありました。アイドルとしての成功の裏には必ず練りに練られた戦略があるのは当然。でもめっちゃ笑えます。とくにアイドルオタクしてる人に読んでほしい。思い当たるフシが山ほどあるから。これは先が楽しみな新連載だ。魔法中年、くせになる魔法中年 灰刃ねむみ 魔木名無しTwitterでの連載は知らなかったんですけど、くせになる良さがありますね。なんで強いのか全然わかんなけどとにかく強い中年おじさん田中。アニメ化とグッズ化してほしい。ズドンってなるけど、読みたくなる。聴けない夜は亡い 福山リョウコPom 大事な人を失った人の話を聴く聴き屋。 聴いてもらうなら離れてるほど楽だよな。って言葉があったけど、確かに相手が何も知らなければ知らないほど自分にとって良いこともあるなぁ。 人の最後を題材にした話って心に石が乗っかったみたいになるんだけど、避けられない、想像したくない、でもむしろ知っておきたいと私は思う。 突然いなくなってしまったら後悔が残らないことなんてないのかもしれないな。 久々に読んだけどやっぱ無理数学ゴールデン 藏丸竜彦名無し2年くらい前に1巻読んでうーん…となったので時間をおいて久々に読んだけどやっぱ無理だった。主人公、ヒロイン、ライバル、教師1、教師2、出てくる登場人物がことごとく「は?なんだこいつ」って奴ばっかりでストレス負荷がとにかく高い。誰か1人だけだったらまだしもイライラするやつが一度に5人も出てくるのは流石に耐えられない。 キャラクターの性格以外の部分、ストーリー展開や数学は面白いだけに我慢して続き読むべきか悩む。 ワールドワイドなアニマルご恩返しラブコメ先日助けて頂いた〇〇です! 稲葉そーへー名無し作者がしらたまくんの人だったので1巻読んでみた。鶴、ラッコ、オポッサム、クアッカ、ゴリラと、設定は昔話によくあるご恩返しモノだけど登場する動物がグローバルなせいでかなりシュール。主人公野生動物助けまくってる(触りまくってる)けど病気とか大丈夫か?と変な心配をしてしまった。🇸🇪☕幸福度指数爆上げ!まったりスウェーデン新婚ライフ♡北欧ふたりぐらし だたろうぺそ正直読む前は「設定が羨ましすぎて読みながら嫉妬しちゃうんじゃないか?」と心配していたのですが読んでみたら全くそんなことはなく、ふゆ美さんの健気さ陽平さんの包容力にホッと癒やされる日常モノでした。 スウェーデンの食や生活習慣がとにかく素敵! コーヒーを楽しむ「フィーカ」は有名なので聞いたことありましたがシナモンロールは知らなかった。食べてみたい〜! まさに「mysig(ミューシグ…居心地の良いまったりぬくぬく)」なお話でした。椿いづみなアンジャッシュ優しい時間 椿いづみ名無し毎日昼に公園で1人で菓子パンを食べている女子高生と、その隣のベンチで昼休みをすごすサラリーマンの話。 読み始めた最初は「えっ…椿いづみがヒューマンドラマを…?」と正直とまどったけど完全に杞憂でいつもの椿いづみだった。 https://twitter.com/tubakiidumi/status/1457959164949319681?s=20 "才能"に翻弄される2人の叙情的で温かい物語 #1巻応援カペラの眩光 相澤いくえsogor25売れないバンドマンの日辻(ひつじ)は自身の現状と27歳という年齢に諦めにも近い焦燥感を抱き始めていました。 そんな彼は画家としても活動をしていたのですが、実はその絵は自身ではなく幼馴染の夜木が描いているもので、引きこもりで家から出られない夜木の代わりに日辻の名前を使って発表をしていたのでした。 そんなある日、日辻がTwitterに投稿した夜木の絵が世間の注目を浴びたことで、物語が大きく動き始めます。 自身の才能のなさに薄々気づきながらももがき続けている日辻と、自身の絵についても独特な考えを持っていてだからこそ日辻を信頼し全てを任せている夜木。 そんな2人の不思議で特別な結びつきと、夜木の“才能”が世間に見つかったことで変わっていく2人の運命を、温かみを持ちつつも読者を惹き付ける力のある、そんな絵で描き出している作品です。 ちなみに、タイトルにある「カペラ」とはぎょしゃ座のアルファ星、つまり最も明るい星でではあるのですが、地球からは1つの星に見えるだけで実は複数の星からなる"連星"と呼ばれるものであることが知られています。 そんなカペラの眩光とはどういう意味なのか、それを想像しながら読むと作品の味わいも深まるかもしれません。 1巻まで読了最後の神造種 美しい子ウスムガルドゥルアンキ 三浦建太郎 スタジオ我画名無し性別もなければ、人間でも精霊でも神でもない。けれど英知に富み誰もが心をとらわれる美しさを持つ子供・ウスムガル。 生まれてまもなく“聖地”と呼ばれる場所へ送られ、人間に育てられる。同世代の人間の子どもたちとの関わりの中で自分と他人との違いに複雑な思いもあるが、人間にはできない“神との対話”をしながらたくましく成長している。 主人公・ウスムガル以外にも魅力的なキャラクターが出てくる。 ウスムガルを育てた夫婦が飼う犬・フワワ。いわゆるパトラッシュ的な、大きく名前の通りふわふわでとても賢い。 ウスムガルとよく一緒にいる、半獣神的なパンという子ども。このキャラはどこで生まれてどうして人間の世界で普通に生きているのかは謎。 そもそもウスムガルを生み出した神さまたちも、ウスムガルを愛でる姿が本当の親のようで微笑ましい。 2話目に出てくるタセ村のキルタを始めとした子どもたち。狩りのための石弓をウスムガルに頼んで作ってもらったことで仲良くなる。 ウスムガルの家のかまどに住む精霊?自称・かまどのお姉さん。 生まれた時には「美しさで数多の者の運命を翻弄する」と言われていたウスムガルが紡ぐ新な神話。この新連載は絶対面白い!数学なのにアツい!!数学ゴールデン 藏丸竜彦名無し数学全然明るくなくても読める気がします! 私数学なんてとうの昔に捨ててしまいましたがおもしろい というか勢いで押し切られてる感覚! 数学のことを脳内で考えている時はイメージとしてこんな感じなんでしょうか 新しい芸人漫画が爆誕ニラメッコ 久世岳名無しシェアハウスで5人で生活している芸人たち。バイトで生活費を稼いでいたり、少しずつ顔が知られてきていたりと様々だけど、ライブ終わりはみんなで集まって反省会したりと(今のところは)仲が良い様子。 あんまり感情を表に出さないのに、人を笑顔にしたいからお笑いやってるという情熱はビシビシ伝わる。なんといっても皆さんイケメンなので、これから推しキャラとかできてしまいそうで恐ろしい。。数学で放つかめはめ波数学ゴールデン 藏丸竜彦さいろく数学オリンピックってなんじゃー! 初めて聞いたが実在した。 先日「数字であそぼ。」を読んでたらレコメンドされたので読んでみたが、こちらは一気に読むのがオススメかもしれない。現在2巻、まだ続くであろう…! 主人公に感情移入して読むのが個人的には大好きなのだけど、本作は数学以外のところは内向的なのび太君的な始まりをみせる主人公が数学の問題だけでなく「物事の考え方・捉え方」を学び、広げて世界が輝いて見えてくる、そんな話。 世界が広がっていく!というシーンをビジュアル化してマンガで表現しているのはすごいなと思ったし、なにより描いてる著者が数学教師だったというから驚き。 しかもトキワ荘プロジェクトの人なんだとか。 https://tokiwa-so.net/news/11732 応援もしたくなるねー あと七瀬ちゃんからは元気がもらえるのでオススメだよ!連載する気のないめちゃくちゃさが堪らないFLOWER 押切蓮介名無し酔っ払って書いたかの勢いで笑う。押切蓮介作品でもほんとに頭悪い方の作品だと思う。好き その辺の芥さん!そのへんのアクタ 稲井カオルピー助表紙からイメージできる物語と、実際の内容との差が激しい漫画はよくあると思いますがこれもそのひとつだと思います。 石黒正数先生の「それでも町は廻っている」という漫画が好きなわたしにおすすめしていただいたのですが、思わず声を出して笑ってしまう日常会話が散りばめられているという意味でとても近いものがあります。 主人公の芥さん、せっかく最強の戦士という肩書きを持っているのに、ほぼそれが生かされないまま物語が進みます。しかし不思議と「もったいない」という気持ちにはならない。第二の人生をこの鳥取で過ごして、捨ててきたいろんなものを取り戻す様子を、見守りたい。 少し不穏な終わり方をした1巻ですが、2巻ではさほど大ごとにはならずに済みそうな気がしてるのはわたしだけ?笑 がんばれ、その辺の芥さん!高校数学の最高峰を目指す#1巻応援数学ゴールデン 藏丸竜彦六文銭絹田村子先生の「数字であそぼ。」もそうですが数学系のマンガが出てきて、かつて数学好きだったものとしてはホクホクします。 youtubeでも数学を解いている動画が増えて、個人的に世は数学ブームなのか?と期待してます。 (意図的に自分がそういう情報を拾っているだけという噂も) 数学の世界って何が面白いのかって、理論のほうが現実よりも先行しているってところなんですよね。 理論的には正しいことを証明できるけど現実で観測できない(むしろ実態がない)とか、なんで星の数ほどあります。 昔、自分が数学に夢中になったエピソードの一つが虚数です。 2乗するとー1になるものをオイラー先生が「i(アイ)」と設定し、ガウス先生が実数と虚数をあわせて「複素数平面」として導入したのが、1700~1800年代。 もう200~300年くらい前なのですが、これが今の携帯電話の回路のなかで使っていると聞いて、ぶったまげましたよ。 稀代の天才たちが水も漏らさぬ理論を作り上げて、テクノロジーが進化することで凡人たちにも活用されるとか、どんだけ数学が先行しているのかを物語るエピソードだと思います。 数学の凄さと面白さを知った青少年時代です。 (その後、大学で数学の深遠なる闇を知って挫折したものです。高校までの数学とはなんだったのか?となる感覚は「数字であそぼ。」をお読み頂くとよくわかると思います。) さて、本作は、高校数学の最高峰ともいえる「数学オリンピック」を目指す主人公の話。 部活でインターハイを狙うとかはよくありますが、数学オリンピックとはなかなかニッチなライン。 これが理解されず周囲の嘲笑の的になってますが、それでも自身の強い思いで目指す姿と、また主人公は有名私立高校を落ちて、数学オリンピック出場者がでたこともない高校から目指すハングリーなところも良い。 やっていることは頭脳戦だが、熱いスポ根の臭いを感じます。 一風変わった、だけど同じ目標をもつヒロイン(?)七瀬マミも、なんだかんだと切磋琢磨し、今後才能を発揮しそうな予感。 数学という思考世界に情熱を捧げる高校生の姿も、スポーツと違ってまた良いものですよ。成長する芥を見守ろう!そのへんのアクタ 稲井カオルstarstarstarstarstar干し芋所々に出てくるギャク(?)がジワジワきます。 芥くんの酔っ払った時のお礼上戸がツボです。 “週末の英雄”→“その辺のアガタ”に少しづつ変化していく様子をあたたかく、ゆるく見守っていきたい。 鳥取の人たち本当に優しいなぁ。余裕があるのか、大きな愛に溢れてる。 心が緩んでいく感じがいい。 古賀さんの雰囲気好き!! 殺戮マシーン、一般人になる? #1巻応援そのへんのアクタ 稲井カオルあうしぃ@カワイイマンガこの作品を稲井カオル先生の前作『うたかたダイアログ』で例えると、 「片野さんは心が生まれたばかりのロボットみたいなことを言う……その内『これが…ナミダ…?』とか言いそう」 と言う宇多川さんのセリフ。これを全編に渡って繰り広げる感じになる。 地球外生命体の襲来で滅びそうになりながら、何となく滅びなかった世界で、最前線で戦った英雄・芥は次第に煙たがられ、緊張感の無い鳥取部隊に左遷される。 14歳から7年間、戦い以外を切り捨てて戦闘マシーンとして、英雄とした生きた芥は、ゆるい鳥取で気持ちを持て余す。 人間らしい感情や常識の無い芥が、色々教えられて新しい自分の在り方を探していく物語になるのだが、その物語は決して一筋縄には描かれない。 普通、可愛い子供や仲間、美しい光景などとの出会いで、人間らしい情緒や愛情を取り戻していきそうなものだが、芥が出会うのは、生意気なガキンチョに、ちょっとズレた感じの女性副隊長・百福。年長の隊員・古賀がツッコみ切れない程の、百福&芥のボケに継ぐボケ。更には生意気なガキンチョの遊びや語彙を、貪欲に吸収する芥。 結果、彼が獲得する新たな感情は、人間らしいと言うより……? 結構真剣な話や、「深いい」話もしつつ、様々なズレと畳みかける細かなボケに含み笑いが止まらない感じは『うたかたダイアログ』と同様。結果なんだか不思議な読後感のこの作品、是非人類と共にグダグダと続いていって欲しい!息子を奪われた哀しき獣人の復讐譚 #1巻応援獣国のパナギア メイジメロウsogor25超人的な身体能力を持つ獣人(ゾア)と呼ばれる存在がいる世界。人類は獣人を恐れ人間社会から排除しようとし、一部の獣人は迫害を逃れるために身を潜めて暮らしていた。そんな中、比較的獣人の少ない地域へと移ってきた獣人の女性ランダは、街の警察に獣人である県議を懸けられ、その騒動の中で一人息子を謎の組織に誘拐される。辛くも生き延びた彼女は、その一人息子を奪い返すために復讐心に委ね、戦いの中に身を投じてゆく。 人類側にも獣人側にもそれぞれの組織があり、物語を俯瞰すると様々な対立構造があって複雑な世界観が見て取れるんだけど、そこに行動原理の殆どを"息子を取り返す"という一点に置くランダが加わり、現状のパワーバランスに依らない異質分子として掻き乱していく。 戦闘シーンの迫力も凄くバトルマンガのような雰囲気もありつつも、基本的にランダの主観を通して描かれるために全ての景色に負の感情が掛かって見えて、それがストーリー全体をダークファンタジー足らしめている作品。 1巻まで読了。数学オリンピックを目指すスポ根的数学青春マンガ数学ゴールデン 藏丸竜彦hysysk数学は好きだけど数学オリンピックはあんまり興味ない。でもあれがいかに狭き門で難しくて熱い世界なのかはちょっと分かった気がする。 本当は私も一日中数学について考えていたいのだけど、経済合理性がなさ過ぎるのでやってない。もっと若い頃に受験以外の数学の世界に気付いてれば人生違ったと思うので、若者は読んでみて欲しい。 #1巻応援 一本の「杖」で国家転覆の陰謀に立ち向かう #1巻応援テンタクル 岡村星starstarstarstarstarかしこ舞台は幕末。アクションだし、ミステリーだし、とにかく想像以上のスケールの大きさで驚きました!しかも「杖術」って何?初めて知った!と戸惑いましたが、文字通り「杖」を使った武術で、宮本武蔵の二刀流を倒す為に編み出されたとのこと。ちなみに岡村星先生のお父様が杖術をされているそうです。 主人公の長岡津春は武士の家の子供だけど医学生なので、相手に致命傷を負わせない杖術をしているようですが、この理由からも分かるようにとても優しいんです。そんな彼が国家転覆の陰謀に立ち向かう!って大丈夫なのかと心配になりましたが、1巻ラストから早くも覚醒の予感があったので、私の心は完全に掴まれました。続きがめちゃくちゃ気になります。杖術が炸裂するところも見たいです!人に取り憑く蟲を葬り去れ!in京都百鬼夜京 松本明澄名無し刀と霊獣を操る二人の高校生が京都で出会い、人に取り付く霊蟲を退治するアクションと、存在感のあるコメディ両方あり、非常に読みやすい。出町ふたばに豆大福を買いに行くくだりとか、京都好きにはおなじみのネタもあり。 転校が多く、人との深い関わりを諦めていた主人公・ゆたかがとにかく平和に暮らしたいという強い気持ちにより上位霊である霊獣を操ってしまうシーンが良かった。新人類ヤンキーアクションFLOWER 押切蓮介名無し読み終わったあとに作者のTwitterを見て、あ、これヤンキー漫画だったんだ。と思った。 https://twitter.com/rereibara/status/1170956323543908352 <<12>>
普段BLも読むので、表向きは仲良しアイドルしてても実は裏ではバッチバチで、でも結局意識するうちに本当にカップルに…なんて展開が多いなか、これも似たような感じだろうかと思って読み始めたんですけど少なくとも1話ではそんな雰囲気は微塵も感じない、シビアな世界がそこにはありました。アイドルとしての成功の裏には必ず練りに練られた戦略があるのは当然。でもめっちゃ笑えます。とくにアイドルオタクしてる人に読んでほしい。思い当たるフシが山ほどあるから。これは先が楽しみな新連載だ。