29歳二足のわらじ生活! 中堅漫画家・東堂楓は原稿〆切の3日前に異世界へと召喚されてしまった!? 現実世界に戻るには魔王を倒さなければならない。テンプレ的に伝説のカタナも受け取って、原稿を完成させるためにとにかく全速力で魔王をぶっ倒す! あっちもこっちもギリギリな大人のハイテンションファンタジー。
超能力による大量殺人事件をきっかけに超能力者が危険視されている世界。そんな中、望まれぬ強大な力を開花してしまった少女・ヒバナ。彼女を守ろうとするもの、利用しようとするもの、はたまた始末しようとするもの…右も左も、自分の本当の力も分からないまま、彼女を中心に様々な思惑が絡みあっていく。
めいちゃんは、最強の味方。関係性が「尊い」とSNSで話題の『いつでも励ましてくれる君』が単行本化! 赤ちゃんの頃からめいちゃんの成長を見守ってきたおじくん。売れない漫画家業は苦しいけれど、ポジティブなめいちゃんが側にいれば、今日も割といい日になる。
ホントの妻[キミ]を見たいんだ。イラストレーターの夫・陸斗と公務員の妻・菜月は、結婚して1週間。まだまだ始まったばかりの新婚生活を過ごしていた。何事も完璧すぎる妻だけど、陸斗はかつて一度だけ見た彼女が乱れた様子が忘れられない。どうにかして彼女の崩れた姿を見たいと思うが、いつも返り討ちにあってしまうのであった! あきばるいきがおくる、ダダあまso sweetなイチャラブップル☆
「ちゃんとした恋愛ってなんだろう」倫理観バグ5股(当時)男と恋愛ド下手人間一年生の人生&恋愛模索中大学生BL、待望の単行本化!男が好きな男の大学生、御行一(ごぎょうはじめ)。なかなかうまくいかない人生の中、最悪な別れ方をした元カレ・四ツ谷と再会し…。人生も、恋愛も、模索中のはじめくん達の物語!
「VTuber×百合ラブコメ!!!!」先生を目指す大学生の佳月は、教育実習先で絡んでくる壺崎ミミに悩まされていた。そんな彼女の癒やしは、推しのVTuber「つぼみ」の配信を見ることだったが、ミミがつぼみの「魂」ということがわかり…!?「推しVが教え子ってマ?」から始まる最前線のガールミーツガールストーリー!
恋質屋
「あなたの恋、預けてみませんか?」この高校の「1‐6」教室には、とあるウワサがある。「お金に困ったら、放課後のイチロク教室を訪ねてみるといい。そこでは不思議な質屋が営業していて、人間の感情を質草に、お金を貸し出してくれるというーー」ひょんなことからこの質屋に関わることになった三本は、怪しい質屋と一緒に、学園中の生徒の様々な“感情の物語”を味わっていくことに…!?
『大家さんは思春期!』の水瀬るるうが描いた人気の百合作品。今や希少な同人誌を加筆修正のうえ1冊にまとめました。表題作をはじめ、学生中心のやわらかくて瑞々しいカップルたち9組。加えて描きおろしエピソードも。ファン必携の作品集です。収録タイトル『君の香り』『私の彼女』『通り雨』『胸騒ぎの放課後』『Touch me』『Told me』『これはよい抱き枕』『夏の話』『クリームソーダ味の』『くだらない話』。
しまなみくるくる
島と釣りと自転車と。最高の日常は、瀬戸内にありました! 瀬戸内海の島に住む高校生、不知火みう。趣味の釣りを楽しむ彼女のもとへやってきたのは、都会育ちで自転車が好きな、同い年の照橋みか。ある事情からふたりは一緒に暮らすことになり……? ゆっくりな刺激に満ちた、こんな生活してみたい!
ミニマム先輩×ヌクメン後輩、身長差いちゃかわラブコメ! 不動産会社に就職した新人の高瀬くん。ちょっとキツめの職場で出会った先輩はめちゃくちゃちっこ可愛かった!? いろいろあって付き合いはじめた二人ですが、まだまだなれない様子……! 『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』の続編が、ストーリー作品になってボリュームアップ! 前作を読んだことがなくても楽しめる、先輩後輩ピュアキュン物語。
「ゲン直しに新たな世界に飛び込んでみないか」雨の中、バイクから転倒した皆月海斗を助けた男、山岸裕隆はその言葉と共に自分が所長をつとめる高齢者介護施設ケアハウス『虹』へと海斗を連れていく。主人公・海斗と、施設に入居する人々、共に施設で働く人々とが織り成すヒューマンドラマ。
元気溌剌で天真爛漫なかわいい姪が自分のことを無条件で応援し続けてくれる。現代社会にはこういう作品が求められていることでしょう。しかも黒髪ロングとなれば、私の個人的需要もストップ高です。 赤ん坊のころからかわいがってきた姪ももう高校入学。かたや自分は36歳の連載が短期で終わった出不精かつ不摂生のおっさん漫画家。そんな2人の「おじめい」が織りなす日常コメディです。 姪の芽衣(わかりやすい!)からのフェイバリット値は非常に高く、すぐに抱きついてくるし、すぐにどこかへ2人でのお出かけに誘ってきます。ファンタジックですが、ひとつまみのファンタジーが必要だと『さよなら絵梨』でも言ってました。 喜怒哀楽を全身で表現するかわいい芽衣と、それに振り回されつつも大人としてのサポートを適切に行なっていく様子が微笑ましく、癒されます。 基本は明るいコメディなのですが、それだけでないところも魅力です。自分のアシスタントが連載デビューして、他の知り合いもそれぞれに活躍している中で自分は連載企画が通らず無職との間を彷徨っている。そんなときにその元アシスタントから作画の手伝いをしてもらえないかと打診されたときの 「君の善意から勝手に苦しみを受け取ってしまいそうで そうなったら罪悪感に耐えられないから…」 というセリフが、この作品を引き締めています。 そのような苦しみを抱えているときに、漫画のことも全部解ってくれるわけではないけれど、親身になって悩みを聞いてくれて応援してくれる姪がいる。ひとりの人間にとって、そんな存在がいることがどれだけ救いになりありがたいことか。そうして得た活力で、できることを頑張ってやっていく内に道が開けていく様は素晴らしいですね。 元の個人誌バージョンでも、ところどころサイレントになり絵だけで魅せる演出が効果的に行われていましたが、この商業版でも同様にセリフのあるシーンとないシーンで上手く抑揚が付けられています。特にふたりで推しのライブ映像を観ているときに、家族が続々とノリノリで参戦してくるシーンは勢いと一家の仲の良さが好きです。 余談ですが、男4人での飲み会の内の2人に美少女アバターがあるというのも現代的で、自分も近い将来置かれそうな状況だなと思いました。 現実に芽衣ちゃんはいなくても、否、いないからこそ『めいおじ』を読んで心の中の芽衣ちゃんに応援してもらって頑張って生きていきましょう。