小説家のナツは三十路の一人暮らし。仕事も順調だし、会いたい時に会えるセフレもいる。この生活に満足していたが、妹の出産を機に親から結婚しないのかとクギを刺される。そんな時、セフレの唐沢からプロポーズされるが…
「あなたの恋、預けてみませんか?」この高校の「1‐6」教室には、とあるウワサがある。「お金に困ったら、放課後のイチロク教室を訪ねてみるといい。そこでは不思議な質屋が営業していて、人間の感情を質草に、お金を貸し出してくれるというーー」ひょんなことからこの質屋に関わることになった三本は、怪しい質屋と一緒に、学園中の生徒の様々な“感情の物語”を味わっていくことに…!?
最近、妻の顔を見ていない。軽いうつ病らしい妻は、アルコール依存の気もあり、心配な日々を過ごしていた。病院に付き添っても、妻とは別室で話を聞かされて…一体なんで…現代夫婦の闇を覗いてみませんか?