月刊少年ギャグ王の感想・レビュー8件古き良き王道ギャグ漫画半熟忍法帳 新山たかしstarstarstarstarstar_borderalank素朴な作画、単話で成立する起承転結、シンプルなボケとツッコミ、ちょっとしたお色気要素、全部バッチリ押さえられていて、王道!って感じです。クラブカルチャーへの傾倒と早過ぎたポータブリズムPico★Pico 衛藤ヒロユキstarstarstarstarstardjsouchou※ネタバレを含むクチコミです。ちょっぴりえっちなギャグ漫画半熟忍法帳 新山たかしstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ今はなき「ギャグ王」に連載されていた、半人前の忍者男女4人と小頭1人を描いた、ちょっぴりえっちなシーンもあるギャグ漫画「半熟忍法帳」。 新山先生の漫画は、ドラクエ4コマ漫画でもちょっぴりえっちなシーンがあって、幼心にドキドキしたのを覚えている。 タイトルはおそらく、半人前の忍者だから半熟。 半熟で忍者というと、「半熟英雄」を思い出すけど、指摘されたのを見た覚えがない。 半熟英雄はスクウェア(当時は競合)のゲームだったから、触れてはいけなかったのかもしれない。 男女がそれぞれ良い感じの両思いになっているのに、もうひといき、うまくいきそうでいかないようで、うまくいってる。 そんなハラハラ感があって好きだった。 それから、ナイスバディーなお姉さんと鼻血。 読み直すとこういうコメディだったかーと、なんだかしみじみ。 Kindle Unlimitedなとで読むことができます。懐かしのギャグ王マンガハイパーレストラン たかなし霧香starstarstarstarstarゆゆゆ学生の頃、友達と腹を抱えて笑いながら読んだ漫画。 読んだ当時は、ギャグ漫画なのにスラリとした等身が斬新だった。 霧香&聖娜のときと単独になったときで、ちょっと笑いのツボは変わってしまったけど、「ワルサースルー」も友達とゲラゲラ読んでいた。 「B.B.Joker」の「にざかな」両氏もしょっちゅう喧嘩をしていたようなので、ギャグ共著は大変なんだろう。 閑話休題。 「ハイパーレストラン」といえば、 「二番煎じはかっこわるい by 林田ベランメルジェ」 のセリフだけが脳にこびりついているのだけど、いったいどんなシーンだったのか。 林田ベランメルジェがビシッとポーズを決めていそうなことは想像がつくのだけど、友達の声でセリフが再生されるだけで、さっぱり覚えていない。 当時の自分たちはセリフを言いながら、何かバカなことをしていたんだろうなあ。 懐かしの、かわいそうかわいい系キャラクターすすめ!! ダイナマン 池田匠starstarstarstarstarゆゆゆ地球から遠く離れたN88星雲にあるボムボム星は数多のヒーローを生み出している星。 その星から地球へやってきた、落ちこぼれヒーローが主人公のダイナマン。 がんばってるのに報われなかったり、ちょっと抜けてたり、日常生活の不運に当たったり。 抱いた怒りや悲しみを吹き飛ばすかのごとく、爆弾を投げつけ爆発させるのがダイナマン&4コママンガの展開の特徴。 考えてみたら、90年代半ばに登場したダイナマンは、今流行りのかわいそうかわいい系キャラクターのはしりだったのでは。 ちょっとスケベで、お年頃の男の子だけど。 ギャグ王連載当時は、読者の怒りや悲しみ投稿を募集&4コマ漫画化し、ダイナマンが作中で爆発してくれるという試みも行っていた。 今ならTwitterで募集だろうか。SNSと相性がよさそうだから、復活してほしい。 でも、難しいかなぁ。 だって、ほら、当時も今も、読んだ皆が抱くだろう疑問があるもの。 「これってボンバーマンのパクリじゃないの?」 当時はコロコロでボンバーマンが連載されていたので、見比べた記憶がある。 子供には細かい事情などわからないから、読んで楽しいから読んでいた。 94年から98年まで連載されていたから、実際に人気は高かったんだと思う。 先程、異様に詳しいWikipediaにて、創刊号読切では「それゆけボンバーマン」だったと書いてあるのをみて、いろいろ事情を考えてしまった。 さて、そんな「すすめ!!ダイナマン」。 私の記憶で美化されておもしろいのか、90年代半ば〜後半の人々の日常や悩みがおもしろいのか、作中でもけちょんけちょんにされているダイナマンのマンガがおもしろいのか。 興味を持った方は、無料分だけでもチラと読んでみていほしい。懐かしくて泣けるすすめ!! ダイナマン 池田匠六文銭懐かしくて自分語りさせてください。 ジャンプでもマガジンでもサンデーでも、はてはチャンピオンでもない。 ガンガンっ子だった自分は、さらに、本作が連載されていた『ギャグ王』という、どちゃくそマイナーな雑誌をなぜか読んでおりました。 『うめぼしの謎』『勇者カタストロフ!!』『幻想大陸(『刻の大地』の前身的な作品)』 とか一部(ほんと一部で)カルト的な人気を誇っている作品を連載していた雑誌でしたが・・・わずか5年で休刊するという悲しい結果に。 なので、当然連載作品もほとんどが短命だったのですが、この『ダイナマン』だけは創刊近くからずっと連載され、最終的にはガンガンに移籍するほどギャグ王では人気があった作品だったと思います。 (あくまで『ギャグ王』内での人気なので、ガンガン移籍後は数年で終わります…) ギャグ王で連載していた作品の多く(ほぼすべて?)が絶版であり、電子化もされていない中で、令和でも本作が読めることに狂喜しました。 表紙も当時のママなのがファンとしてはありがたい! そして読んだ感想は、意外と全部覚えていること。 そんなにマンガ雑誌を買い与えてもらえなかった家庭だったので、月刊誌であれば1ヶ月ほぼ毎日全作品を繰り返し読んでいた少年だっただけに、このダイナマンもかなり覚えておりました。 その内容は、ボンバーマンみたいな主人公ダイナマンが、理不尽なことをされると爆弾で爆破するというギャグ漫画。 日常のイライラやモヤモヤをダイナマンが解消してくれる感じ。 4コマとしては、コテコテの定番、基本に忠実な感じなのですが、昔はこれでゲラゲラ笑ってたなぁと思うと感慨深いです。 怪子(顔面がアレだけど自意識過剰な女子高生で、たいてい標的になる)とか今だったら炎上しそう。 当時を知っている人の完全ファンアイテムなのかもしれませんが、 自分みたいに『ギャグ王』が好きだった人に届けば幸いです。集まれ5人の戦士たちイエーイハイパーレストラン たかなし霧香サミアドエニックスの漫画雑誌ギャグ王で連載され休刊後はガンガンWINGで続いた作品です。レストランを救う勇者・林田ベランメルジェが モモンガになったりユニバーサルになったり真白き全身タイツに身を包んだり、やさしさダンスしたり 伝説の出刃包丁で悪の心を切ったりします。ヒロインは黄金のふとももを持つメルルーサ(バスボーイ)。 ギャグ漫画として超大好きですが後半は絵柄や作風が変わってしまい残念でした。作者が2人コンビ→1人になった事が影響したのかな?と思っています(根拠はありません)。 ※後半の方が好きな方もいらっしゃると思います。『ジャングルはいつもハレのちグゥ』も初期が大好きですが『ハレグゥ』の方が好きな方もいらっしゃいますし… 画像は地球のレストラン料理がどれほど美味いか宇宙人に思いしらせている主人公&流し目のヴァンです。 今でもコーヒーと聞くとズビリッパコーヒーを思い出します。 俺ァそんな つまんねえ家に帰りてェんだ!!超弩級ほかほか戦士チャブダイン 牧野博幸サミアドドラゴンクエスト 4コママンガ劇場やスパロボ4コマなどで大活躍した牧野博幸先生のオリジナル作品です。 画力は高く内容もハイテンションでぶっ飛んでて面白いです! 急な最終回を円滑に迎えるため1pに125話を詰め込んだりします。 キャラの可愛さや人気ではなく純粋に面白さで勝負しているギャグ漫画で、たまーにちょっと良い話も入ります! でも盛大にオチます!! 魚屋勇者の「勇者カタストロフ!!」は復刊したのにチャブダインは放置なのが悲しい… 牧野先生の漫画大好きなのですが最近音沙汰無いので引退されたのかも…非常に残念。 画像は銀行襲撃による国家市場の転覆(貧乏なので何をおいてもお金が欲しい)に失敗した銀河皇帝です。
素朴な作画、単話で成立する起承転結、シンプルなボケとツッコミ、ちょっとしたお色気要素、全部バッチリ押さえられていて、王道!って感じです。