ボクシングマンガの感想・レビュー81件俺は好きだった...K.O.マサトメ 園田辰之助マンガトリツカレ男ヤングマガジンの超有名作 古谷実の「行け!稲中卓球部」が連載して大人気だったところにはじまったジャンプのボクシング部ギャグマンガ。スタンリー・キューブリックの「時計じかけのオレンジ」のネタを入れてきたりしてジャンプっぽくないなと思っていたら終わってしまった。最後が衝撃的なマンガではあげられることはないですが、このマンガの最後もなかなか衝撃的な終わり方をしていた。初めて読んだ感想あしたのジョー ちばてつや 高森朝雄かしこジョーってこんなに不良だったんだ…って思いました。有名作品なのでキャラクターの名前と名セリフくらいは知ってましたが、実際に読むまでジョーってもっといい子だと思ってました。力石徹との出会いも少年院なんですね。自分みたいに勘違いしてる人は世の中にたくさんいそうです。恥ずかしながら力石の死がクライマックスだと思ってたので、終生のライバルがこんなに早く死んでしまうのかと驚きました。でもそこから力石に致命傷を与えて殺してしまったトラウマをジョーが乗り越えていくという、さらに踏み込んだ物語になっていくのがすごく面白かったです。トラウマがフラッシュバックしてリングでジョーが吐いてしまうシーンが印象的でした。ジョー以外は黒塗りのシンプルな見開きなんですけど、ジョーのショックの大きさが見えて辛い、けどそれを乗り越えていかなきゃいけないんだって思いました。もう一つ好きなのはやっぱり紀ちゃんとデートするシーンです。あれも存分にページを取って一日デートした最後に「わたしついていけそうにない…」と紀ちゃんが言うなんてガーンときますね。これもちばてつや先生がよくおっしゃってる漫画の「間」の効果なのでしょうか。前半は自分が感情移入しやすかったのでチビ連のサチが好きでしたが、脇役って言っちゃうのが失礼なくらい全員が登場人物として必要なキャラになっているので、読み終わると全員好きになりますね。こんなにどのキャラも人生を持ってる漫画は初めて読みました。戦後編までは漫画史に残る傑作はじめの一歩 森川ジョージstarstarstarstarstar瀧タイトル戦〜戦後編は日本一面白い漫画だった ウォーリーやら一歩引退前後とかビックリするくらいつまらない時期もあったけど最近はわりと面白い 好きなバトルベスト10 1位 一歩vs千堂タイトル戦 2位 ヴォルグvsマイク 3位 鷹村vsホーク 4位 間柴vs沢村 5位 伊達vsリカルド 6位 木村vs間柴 7位 鴨川vsアンダーソン 8位 千堂vsゴンザレス 9位 一歩vs沢村 10位 千堂vsヴォルグ一歩vs宮田を…もう気長に行きましょう!はじめの一歩 森川ジョージ名無し44巻までは間違いなく名作。全漫画でどれか1冊のみ選んで下さいと言われたら、はじめの一歩44巻を選びます。それぐらい熱いです! ですが最近?は…停滞気味。面白い巻もありますが… ちゃんと完結してくれるのであれば気長にゆっくり待ちます。 大傑作、滅びの美学あしたのジョー ちばてつや 高森朝雄starstarstarstarstar瀧居場所を与えてくれたボクシングの為、亡き友の償いの為、そして己の誇りの為に青春や恋愛を全て捨てた男の滅びの美学。 結婚式でのノリちゃんの表情が忘れ難い。昔の作品でも久しぶりに読むと面白いろくでなしBLUES 森田まさのりstarstarstar_borderstar_borderstar_borderこめつぶ一途な恋愛や、仲間との絆など、思春期に出会えて良かったと思える作品のひとつ。 ヤンキー漫画ですが、友情の絆がすごく好きです。 日常はコミカルに、他校との抗争ではシリアスにとメリハリがあります。 不良の子たちにも仲間を思いやる気持ちがある描写も多く、喧嘩をしながらもお互いを尊重する世界観が良いです! 久しぶりに読みたくなるアラフォー世代は多いかと思います。1番しっかり読んだスポーツ漫画ではないかなと思います。はじめの一歩 森川ジョージstarstarstarstarstarあいざっくボクシング初心者の主人公が、メキメキと頭角を現していくのが面白いです。 また、ただのガサツな乱暴者に見えて頭の回転が早くて強い鷹村や、咄嗟に変な技を繰り出す青木など、試合内容も含めて個性的なキャラが沢山出てくるのも魅力です。 個人的には千堂が好きです! 作中に出てくる技も印象的で、よく真似をしていました。 ちなみに、私の従兄弟ははじめの一歩を読んでボクサーになりました笑 色んな意味で、人生に影響を与える漫画の1つなのではないかなと思います Monacoの空への感想 #推しを3行で推すMonacoの空へ 野部利雄starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ のぞみ・ウィッチィズと並行して読んだせいでちょっと内容が混ざっている気もするがやはりこちらの方が読みやすい。話はシンプルだし主人公のいいやつだし、ジム仲間も対戦相手もいいやつなので特に問題なく読めた。単行本で一気に読むと繰り返しみたいな感じだがそんなに気にはならなかった。 ・特に好きなところは? 沖田空の試合の前にある「沖田空負けろ」と「なんで今日は観客が多いんだ?メインイベントは面白くないのに」みたいな話。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 「わたしの沖田くん」や「のぞみ・ウィッチィズ」ネタが入ってくるので昔から読んでる人は色々発見があって良いとは思う。ヒロインはなんで人気があったかはわからん 普通のドルオタになりたいボクシングの天才!!世界はボクのもの 若杉公徳starstarstarstarstarかしこ実家が名門ボクシングジムを経営していて子供の頃から英才教育を受けていたので、本当は相手が誰だろうとボコボコに出来るくらい強いけど「普通のドルオタになりたい」主人公。しかし何も知らないオタ友が推しのアイドルが通っているボクシングジムを特定したので誘惑に負けて行ってしまうのだった…! 家族経営してるボウリングジムのボスが破天荒なおばあちゃんだったり、カリスマオタのジョーカーさんがオタ友だったり、脇役も全員キャラ立ちしていて面白かった!!躊躇なく人を殴れる才能があるっていう設定は「僕 BOKU」を彷彿とさせますが、やっぱり主人公が強いって爽快ですね。 4巻はもうすでに完結が決まっていたのかまとめの話が多いです。今頃そんなこと言っても遅いんだけど、もっと読みかった〜〜〜と後悔するくらい面白かった。関拳児って……がんばれ元気 小山ゆう名無し初めて読んだ時、『メジャー』のギブソンじゃねーか!と 思いました。 父親と対決したことがきっかけで、 畜生から聖人にクラスチェンジするし。 つまりは自分との戦いだったのかダダダ あみだむくPom ボクシング漫画って始めて読みましたが、何だか惹きつけられる。 殴り合いシーンは痛々しい気がしてしまうのだけど。。 人って、人で変わるんだなって思わせてくれた作品。 主人公、佑が再会した妹ゆめに会って、自問自答しながらボクシングに戻って戦って強くなっていく姿がかっこよかったなぁ。生きていく意味を得た感じ。 ゆめちゃんも戦う兄の為にと段々と逞しくなり、兄と妹の絆も深まって良い話だったなと思う。身近にいそうなひととなりの男主人公ボーイズ・オン・ザ・ラン 花沢健吾starstarstarstarstar_borderゆゆゆ花沢健吾先生の作品だなと思える、情けないところやら、いやらしいところを、そのまま見せてくれる男主人公。 とてもリアルで等身大。 でも行動力はやっぱりマンガだからこうでないとね!と思えるほど、驚きの頑張りを見せてくれるて、かっこいい。 『アイアムアヒーロー』もそうだったけど、主人公がかっこ悪いけど、すごくかっこよく見えてくる見せ方をしてくれる。 とはいえ、第一話のような展開は、ルッキズム云々いわれそうだから、今はもう難しいのかもしれない。時代は変化する。 第一巻あらすじのハッピー感が逆に不穏に思えてしまうけど、遅咲きの青春、いいじゃないのさ。 がんばれ、タニシくん。 ちなみに、テレクラはまだあるのかなと調べたら、衰退して今はツーショットダイヤル(ダイヤルQ2)がメインになり、そこでのサービス名に「テレクラ」の文字が含まれるという、摩訶不思議なことになっていた。 ここでも時代の変化を感じてしまった。殴り愛ダダダ あみだむく名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ヒロインが可愛いMonacoの空へ 野部利雄名無しボクシング漫画としては凡庸だと思いますが、 ヒロインのもなこがメチャクチャ可愛いと思います。 ボーイッシュで高身長、主人公の空に対しての 母のような姉のような世話焼きっぷりが良い。さすが高橋留美子先生1ポンドの福音 高橋留美子名無しプロボクサーなのに、減量ができないなんてクズ過ぎるんだけど、高橋先生の作品にはクズ男が必須ですからね。 そんなクズ男にはしっかりしたシスターが必要ですよね。 ボクシングよりもラブストーリーがメインなので、女の子も楽しめます。 高橋先生のヒロインって全部好き。ヤンキー狩りボクサーホーリーランド 森恒二名無しいじめられっ子のユウが独学でボクシングを学び、町中のヤンキーをボコボコにしていきます。 いじめられっ子のユウは「ヤンキー狩りボクサー」と呼ばれるようになります。 ヤンキー漫画と呼ばれる事もありますが、個人的にはTHE格闘漫画だと思います。 技の解説も非常に丁寧でわかりやすいですし、主人公が格闘技(喧嘩)を通じて成長していく漫画です。 地味な男が実は強いみたいな設定は男性にはたまりませんよね!? 帝拳高校のモデル校 出身です。ろくでなしBLUES 森田まさのり名無し女の子が全員ブスのヤンキー漫画。 僕が通っていた高校はろくでなしBLUESの帝拳高校のモデルになった学校です。 なのでとっても愛着のある作品ですね。 17時の鐘が鳴ると、定時制の授業が始まりリアルろくぶるメンバーがバイクに乗って登校してくるのを冷ややかな目で見ていたのを思い出しました。 リーゼント描かせたら、森田先生が1番です。ボクシング漫画の元祖あしたのジョー ちばてつや 高森朝雄名無し貧しくて辛い境遇の主人公が、拳一つで成り上がる話。 いかにもヤンキーが好きそうな内容である。 当時の昭和のヤンキーは、不思議な事に葉っぱをくわえたがる あしたのジョーの力石徹もそうだし、ドカベンの岩鬼も葉っぱをくわえてる。 これからの不良はリバイバルで葉っぱをくわえながら街を闊歩するのも良いかもしれない。 ジョーのライバル力石徹は、「哲也-雀聖と呼ばれた男」の印南というポン中野郎と同じ顔をしています。 伝統的な漫画なので、多くの漫画に影響を与えているのです。 挑戦する事はとても大事はじめの一歩 森川ジョージ名無しいじめられっ子がボクシングで世界チャンピオンになるという話です。 まさに青春の漫画。 主人公一歩の純粋で真っ直ぐな性格に勇気をもらえます。 本当に一歩は諦めない男の子なのです。 この漫画で1番重要な事は挑戦をする事の重要性です。 いじめられっ子の一歩にはボクシングの才能があったのです。 でもボクシングは不良のスポーツ。一歩には一生縁のないスポーツのはずでした。 しかし縁があり、一歩が一歩踏みだす(ダジャレじゃないよ)事で才能に気づく事ができました。 やってみないと何もわからないという事ですね。 個人的には聖闘士星矢より好きです!リングにかけろ1 車田正美starstarstarstarstar_border酒チャビン世代的には聖闘士星矢の車田先生なのですが、今回、ご縁があってこちらの作品を読みました。 面白か!! ちょっと明日のジョーを彷彿とさせる「ドヤ街ボクシングもの」テイストで始まるのですが(そういえば中学の入学式当日にアンパンやってた女の子、いつの間にいなくなったのでしょうか・・)、途中から聖闘士星矢っぽい感じに進化していきます! 終盤はほぼボクシング関係なく、必殺ブローで空中に飛ばされ、頭からリングに落下しても特にダウンカウントがとられることも無くなりました。 ただ、それが小気味良いテンポを生み出していて、ものすごくサクサク話が進んで、どんどん引き込まれ、次の巻をとる手が止まりません!!! そのくせストーリーは心に迫ってくるので、ストーリーの良さとテンポは両立できるのだなと気付かされました。 丁寧に描くというのと冗長に描くというのは違うのですね。今更ながら読みました!あしたのジョー ちばてつや 高森朝雄starstarstarstar_borderstar_border酒チャビンまず、ジョーのキャラが思ってたのと全然違ってびっくりしました! もっと寡黙で、周りがぎゃあぎゃあ言っているところを「黙って見てろ」みたいな渋めのキャラだと思っていたのですが、どちらかというと自分がぎゃあぎゃあ一番騒いで、周りに制される感じの跳ねっ返りキャラだったのですね。 後半、前記のような渋めの部分が出てくるので、そこが世間でクローズアップされているため、そのような印象を持っていたのかもしれません。 そんな跳ねっ返りキャラを中心とした前半は、読んでてイマイチジョーが魅力的に感じられませんでした。メンドーサ選手にも絡み、「礼儀知ラズノ黄色イ獣ニハサワルノモゴメンダ」と言われて激昂するのですが、わたしもどちらかというとメンドーサ選手の意見には頷け、ジョーには同じ日本人で尚且つ主人公とはいえどもちょっと庇いきれない蛮行が多く。。。 「当時の読者はこういうキャラが好きな人が多かったのかな?当時の時代ってのもあったのかな?」とか「自分も歳をとって、やんちゃくれやはみ出し者を良しとしないフニャ○ンになってしまったのかな」など感じていましたが、どうなのでしょうか? ただ、物語は前半からかなり面白く、後半に進むに従ってジョーにもだんだんと魅力を感じはじめ、ハリマオ戦後からラストまでの展開は、さすが語り継がれる名作!と、わたしも相当シビレました!!!最後の最後の葉子さんとの心の邂逅には、わたしもむせび泣かずを得ませんでした。金竜飛戦も好きです!!熱血漫画家の「挑戦」挑戦者(チャレンジャー) 島本和彦ナベテツボクシングマンガの名作は数多ありますし、その中で敢えてこの作品を挙げるのは恐らく島本先生のファンだけだろうとも、思います。 ただ、この作品は本当に数少ない、島本作品の中における「ギャグ」のない漫画であり、貴重な作品としてファンの脳裏に深く刻まれている作品です。 この時期の島本先生の作風は、デビュー当時の少年漫画のテイストから変わっており、今見ると懐かしい、劇画調の絵柄でした。そしてその絵柄が、この作品の「熱さ」と非常にマッチしていたなあと今更ながらに思います(丁度自分が島本作品を読み始めた時期でもあり、懐かしさもあります)。 島本先生の作品には、数多の傑作が数多ありますが、笑いを排した作品は本当に少ないです(それは先生本人の照れであったりファンへのサービスなど要因は幾つか挙げられると思います)。 同時期の傑作、「バトル・フィールド」と併せ、是非読んでみて欲しい作品です。 BOX(ボクシング 暗い箱)の感想 #推しを3行で推すBOX(ボクシング 暗い箱) 池上遼一 狩撫麻礼starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ たしか小学生くらいの時にビッグコミックで読んだな。今思うとこれが俺の「狩撫麻礼」との出会いだったな。当時は武論尊と同じで何て読むかわかっていなかった ・特に好きなところは? 最後の首藤と吉岡の試合から終わりへの流れ・・・ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 狩撫麻礼ファンなら読んでいてもいいんじゃないでしょうか?はじめて狩撫麻礼原作を読むなら違う方がいいと思います。ちょっと展開が早いので二倍くらいの長さがあったら全く違う感想になりそうな気もする。 そういやボクシングで暗い箱のタイトルってハード&ルーズにあったな 瞬間的には傑作だった僕 BOKU 山本康人かしこ※ネタバレを含むクチコミです。<<1234>>
ヤングマガジンの超有名作 古谷実の「行け!稲中卓球部」が連載して大人気だったところにはじまったジャンプのボクシング部ギャグマンガ。スタンリー・キューブリックの「時計じかけのオレンジ」のネタを入れてきたりしてジャンプっぽくないなと思っていたら終わってしまった。最後が衝撃的なマンガではあげられることはないですが、このマンガの最後もなかなか衝撃的な終わり方をしていた。