印刷マンガの感想・レビュー3件印刷の勉強&業界小話でクスクスするのに最適刷ったもんだ! 染谷みのるstarstarstarstarstarゆゆゆ体力と気力を使いそうな業界なので、やる気と根気と元気がある元ヤンは、一人いてくれると場の雰囲気が変わるんだろう。 漫画を読んでいても、清々しい。 印刷をお願いすることもある仕事をしていたことがあり、大手印刷会社へ見学へ行かせてもらったりもしたので、業界あるある話がとてもおもしろく、技術についても勉強になった。 「午前3時の無法地帯」はデザイン会社のお話で多少説明はあったが恋愛が主。 いっぽう、「刷ったもんだ!」は印刷会社が舞台ということもあって、印刷についての話はこちらが非常に詳しい。 印刷業界おもしろ話を読みたい方は、ぜひ「刷ったもんだ!」を。 ちなみに、世にでている一般の書籍も気をつけてよく見てみると、雑誌の中にアタリテキストがそのまま入っていたり、絵本に消し忘れたのだろうパスがあったり、なかなか大変のものが残っていたりして、苦労が忍ばれる。印刷会社を通し印刷物のことがよくわかる #1巻応援刷ったもんだ! 染谷みのる六文銭普段何気なく眺めているチラシやポスターですが、当たり前ですが人の手によって加工され印刷されているんですよね。 あと、本なんて印刷物の塊ですよね。 そういうことの細かい作業や苦労が本作によって知れます。 身近な印刷物にもつい目がいってしまうほど、色味とかつくり方とかの説明をわかりやすく面白く伝えてくれます。 また、主人公が元ヤンという設定も良いです。 というのも、元ヤン=アツイ思いがありやるときは突き抜けてやる、イメージがあるのですが、本作も同じです。 大好きな漫画に影響されて入った会社なだけに、その理想と現実にギャップを感じながらも、一生懸命向き合う姿は勇気と元気をもらえますね。 誰もが何かしら思いがあって、その仕事についているわけですから。 クセのある同僚(主人公も元ヤンで大分クセありますが…)との、連携などもアツイです。 印刷物や印刷会社のことがわかりながらも、お仕事漫画特有の面白さもある漫画です。 人間関係の広がりも含めて2巻がどうなるか楽しみです。デザイナーは必見の読むと胃が痛くなるマンガ印刷ボーイズ 奈良裕己hysysk私は主にWebのデザインをしているので、紙に印刷するようなデザインの経験は数えるほどしかないのですが、まさにそんな自分みたいな人間がやらかすミスが出てきたりして、冷や汗が出ます。 DTPが普及して、誰でも簡単にデザイン的なことはできるようになりました。デザイナーがコントロールできる範囲も広がりました。けれども本当に質の高いものを作るには、やはりこういった細部にまで気を配らないといけないし、任せるところは任せるべき。そんな想いが強まります。 これを一通り読めば印刷業務の流れは把握できると思うので、楽しみながら仕事に役立ってしまいます。
体力と気力を使いそうな業界なので、やる気と根気と元気がある元ヤンは、一人いてくれると場の雰囲気が変わるんだろう。 漫画を読んでいても、清々しい。 印刷をお願いすることもある仕事をしていたことがあり、大手印刷会社へ見学へ行かせてもらったりもしたので、業界あるある話がとてもおもしろく、技術についても勉強になった。 「午前3時の無法地帯」はデザイン会社のお話で多少説明はあったが恋愛が主。 いっぽう、「刷ったもんだ!」は印刷会社が舞台ということもあって、印刷についての話はこちらが非常に詳しい。 印刷業界おもしろ話を読みたい方は、ぜひ「刷ったもんだ!」を。 ちなみに、世にでている一般の書籍も気をつけてよく見てみると、雑誌の中にアタリテキストがそのまま入っていたり、絵本に消し忘れたのだろうパスがあったり、なかなか大変のものが残っていたりして、苦労が忍ばれる。