暴走族マンガの感想・レビュー21件狂気女神の鬼 田中宏starstarstarstarstar山下真司色んなヤンキー漫画読んできたけど鬼子ってほんといるんだな。こいつらが1番ヤバイ。ヤツの放尿は市への呼び水!!エリートヤンキー三郎 阿部秀司名無し※ネタバレを含むクチコミです。鬼爆コンビ湘南純愛組! 藤沢とおる名無しGTOの鬼塚の学生時代の話ですね。 GTOと違って、結構残酷な漫画だった事を覚えています。 僕も今、湘南に住んでいますが、今の湘南は鉢巻を巻いてバイクに乗っている人はほとんど見かけなくなりましたね。 昔の湘南がよく描かれています。 確か辻堂高校に通っていたので、辻堂海岸とかが出てくきます。 なぜか童貞なのが不思議です。下ネタ描かせたらNO1カメレオン 加瀬あつし名無し下品なギャグ漫画を描かせたら日本一ですよね。 ヤンキーが口から出まかせで、ハッタリかまして、運よく事件を乗り越えるストリーです。 でも、熱い友情だったり恋愛もあり、ヤンキーの青春を上手に描いているのだと思います。(もちろん僕は、スクールカースト底辺の文科系男子なので想像の範囲ではありますが) ヤンキーと下ネタの相性が抜群だという事を世に示した名作です。 カメレオン好き必読ジゴロ次五郎 加瀬あつし名無し田舎によくいる、派手な車にのった不良の話。 主人公のお兄ちゃんの「九州男」がかっこよい。 地元に必ず一人いた、ケンカ強くて、男前で、女にモテるやつ。 嘘か本当かわからない伝説を持った人っていたよね??? そんな不良のやりとりを面白おかしく描いています。 元走り屋の方や、車を凸ってた方、ハイドロとかやっていた方は共感できますよ。 カメレオンというマガジンの伝説的、ヤンキー下ネタギャグ漫画と作者が同じなので カメレオンの設定が高校生ではなく、走り屋に変わった感じというとわかりやすいかも立場が人を作る伝説の頭 翔 夏原武 刃森尊名無し 伝説的ないじめられっ子の主人公が、伝説的なヤンキーと実は瓜二つだった。 なのでヤンキーの入院中に、伝説的ないじめられっ子が伝説的ヤンキーのふりをして生活をする話。 立場が人を作るという言葉は有名だが、この漫画はまさしくその通りです。 いじめられっ子なんだけど、周りから伝説的ヤンキーだと思われれば、自信もついて いじめられっ子の時のダメな自分から変われる事ができる。 いますよね。たまたま出世したんだけど、役職ついてから優秀になった人。弟が大好きで私もハマった隠れ良作!BAD BOYS 田中宏starstarstarstarstar_border酒チャビンネットもない時代に、弟がどこから情報を仕入れてきたのか不思議なのですが、ヤングキング(少年画報社)で連載していた本作の単行本を全巻買ってきました。 「ヤングキング」も「少年画報社」も初めて聞く単語だったし、あまり当時メジャーな作品ではなかったので、そこまで期待はしてなかったのですが、ある時学生特有のあまりのヒマさに手に取ってみることに。 ぶち面白す!!! ギャグとシリアスなシーンとのバランスが素晴らしいですね。ギャグも面白い!しかもヤング誌連載だからか話が時々かなり刺激的で、それもちょっぴり大人を感じさせられて思春期の私の心にグサリときました。正直同時代に少年誌で連載されていた他のヤンキー漫画の何百倍も面白いと感じ、友達にも「えっ、まだ〇〇(ヤンキーマンガ名)読んでんの??」とだいぶイキがってしまってました。 舞台が広島で「ぶち」「じゃけえ」などの方言が多用されており、そのおかげで大学入学後、広島出身の人とすんなり友達になれた、ある意味恩人的なマンガです。 マイナーなマンガだとばかり思っていたのですが、先ほどググったら、なんと実写映画化されていたのですね・・・まぁ面白いので当然です。 まさかの令和に実写化wwww湘南純愛組! 藤沢とおる名無しマジで謎なんだがレディースとは。少女暴走伝説 Fair きらたかしさいろくシンプルなヤンキー漫画とは異なり、レディースというものがどういうものか、どういった事が起こりどういった葛藤を抱えているのか。 実際のところはわからないけど、きっと当時のレディースブームの真理に近いところなんじゃないかと思う。 漫画としてももちろん面白いしフィクションなのだけど、コロナの影響でバイクブームがまた到来している昨今、昔のように暴走行為を行うものは多くないだろうし純粋にバイクに乗り派手な音を轟かせるような子たちが今でも少し都心から離れたら存在している。Youtubeであったり色んな要素がある中、尖る方向としてこういった道を選ぶ子たちもいるだろうけど、今と昔は大きく違うなぁとこれを読んでいて思う。(自分は当時の方に近い歳になっちゃいましたが…)ジャンプなのにマガジンっぽいマンガだったなマッハヘッド 瑳川恵一starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男たしかジャンプでデビューした時は湯嶋恵一という名前でこのマッハヘッドの時に瑳川恵一になっていた気がする。連載中はキャラクターや表現がマガジンの湘南純愛組っぽいなという印象しかなかった。最近知ったのですがこのあと名前を変えていてそれが「野獣は眠らず」や「トクボウ 朝倉草平」の高橋秀武だったというのは驚いた 90年代の暴走族雑誌「ティーンズロード」で連載していたバリバリのレディース漫画少女暴走伝説 Fair きらたかしstarstarstarstarstarウマタロ90年代の暴走族雑誌「ティーンズロード」で連載していたバリバリのレディース漫画。この頃はまだ暴走族系の雑誌が残っていたが、時代の流れとともに雑誌自体が廃刊となり連載が終了。2008年に上下巻の完全版の発売を最後に絶版状態が続き、2021年5月に電子書籍でまた復刊された。 作者・きらたかし氏が、実在のレディースチームを取材したエピソードを元にしたストーリーで、小さい頃からいじめられっ子だった少女が暴走族に入り、徐々にたくましく成長していくという物語だ。レディースという存在をかなり本気(マジ)で描いてるので、バイクを改造するわ、殴る蹴るの暴力は当たり前、タバコ酒、クスリ、男絡みの喧嘩など過激な描写も少なくない。普通の漫画だったら、美談になりそうなエピソードであっても決してそうは描かないのはリアルさを重視していると思われる。きらたかし氏の描く女の子はみんな純情な雰囲気を持っているのだが、そういう子がグレていき立派な族になっていく過程の生々しさといったら凄いのだ。 レディースにはレディースの仁義があり、男の暴走族とはまた違った仲間意識だったり、流儀があることがこの漫画を読むとよくわかる。あとがきを読むと、レディースの方々からの評判はかなり良かったらしく、令和になった今でも電子書籍で復刊されたというのも、いまでも根強い支持がある作品なのかもしれない。 「赤灯えれじい」のチーコの原型となった作品とされてるが、個人的にはそれと切り離して読んだほうが良いと思う。チーコ的な何かを求めてこの作品を読もうとするのはおすすめしない。久しぶりに全部読んだぞエリートヤンキー三郎 阿部秀司starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男連載中に読んでたけど最近見かけてまた読みたくなったので全部読んだ。 今読むと昔と感想が違い、大河内三郎の話よりも兄の大河内一郎、二郎や準主人公とも言える河井星矢や三郎軍団の親衛隊隊長の石井武、電撃を食らったショックで途中から「オウヨ」しか喋れなくなった福士、後輩の最初はイケイケだったが後半から全く活躍しない後藤田、頭のおかしい奴らしかいない学校で比較的まともな思考を持っているせいで苦労する萩原、ウルフ前田などの主人公ではない奴らの方が面白い 特に河井星矢と石井武に関しては昔と印象が逆で昔は河井星矢がタチ悪いなと思ってたけどどう考えても石井武の方がタチが悪い。河井星矢は自分の利益の為に大河内三郎を生贄にすることが多いが、石井武はどんどん悪い方向に加速させていく。まさに「予想の斜め上」をやるのでどんどんおかしい方向にいくことになる。 このマンガのすごいのはだいたい長期のギャグマンガだとたまにハートフルな話があったりするのだが、全くそんなことはなく最初から最後までヤンキーギャグマンガを追求していた。 青春ホットロード 紡木たく名無しこの作品を初めて読んだのは、学生時代で、こんな恋愛に憧れました。 まさに青春って感じです。 親子関係のことや、生きること、恋愛について和希がいろいろと悩んだりしていくストーリーに号泣したり、良かったなと感じたりしながら読みました。 何回読んでもメチャクチャ泣ける漫画です。 GTOの前作湘南純愛組! 藤沢とおる名無しGTOの方が圧倒的に有名なので、「GTOの前作です」と紹介したほうが早いのかな。主人公の鬼塚英吉の高校時代を描いた話です。 読者世代が違うので、GTOから入って湘南純愛組を読んだクチですが、ヤンキー少年達の青春漫画って感じで「若い頃の鬼塚ってこんなんだったんだ〜」と楽しめました。 鬼塚英吉だけでなく弾間龍二も喧嘩が超強いこと。 鬼爆コンビみたいな友情っていいなと思った。伝説のヤンキーと入れ替わりもの伝説の頭 翔 夏原武 刃森尊名無しただのいじめられっ子がひょんなことから伝説のヤンキーである翔と入れ替わる展開が斬新で面白かったです。訪れるピンチをはったりで誤魔化しながら乗り越えたり実際にだんだんと強くなっていき主人公自身が成長していく姿にも好感が持てる作品です。マガジンの名作。ハッタリと強運カメレオン 加瀬あつしstarstarstarstarstarウマタロ喧嘩が弱く、いじめられっ子だった主人公・矢沢栄作がヤンキーとして高校デビューを果たし、ハッタリと強運だけで成り上がっていくサクセスストーリー。 次から次へと怖ろしく強いヤンキーに絡まれては、ハッタリを利かせた口上で相手をビビらせ、戦闘となれば狡賢く逃げまわり、最後には神風のような運を味方につけて勝利してしまう。 読者視点で見ると信じられない奇跡ばかり起きて笑ってしまうのだけど、ヤンキー目線では、矢沢が次第に大物に見えてくるから不思議。。 ピンチになっても世の中ハッタリでなんとかなるのでは?と当時は本気で思わせてくれたし、こんな強運を手に入れたいと思った。 いま考えるととんでもないストーリーだったけど、青春時代にちょっとした憧れを見せてくれた漫画だった。 色褪せない魅力があるホットロード 紡木たく名無し不良や暴走族に勢いがあった時代の漫画。影響力も凄くて、連載当時の小中高生はこの世界にハマる人続出だったのを思い出します。今読むと、時代の古さは感じるけど、和希の透明感ある綺麗でかわいくて切ない感じ、春山のかっこよくて危うい感じ、やっぱり魅力にあふれてます。横浜の夜景や海などの風景描写が美しく、色褪せない作品だなと思います。京四郎は自分の青春です京四郎 樋田和彦名無し高校生の時にこの作品と出会いました。 他校と喧嘩にあけくれるような高校生活を送っているわけではありませんでしたが、この作品を読んでから喧嘩の仕方を知りましたし、暴走族に憧れを抱くようになりました。※たまに喧嘩もの以外の回もあるので、そこもまた面白いです。 ヤンキー漫画で、今の時代と少しかけ離れているかもしれませんが、若い世代に読んで欲しい作品です。 ※この作品が好きすぎて、作品中に出てくる【新聞メリケン】を自作して塀を殴ってみましたがめちゃくちゃ手を痛めたので、絶対にやらない方がいいと思います。ヤンキー漫画の代表作の一つ疾風伝説 特攻の拓 所十三 佐木飛朗斗名無し30年ほど前は多くのヤンキー漫画が出てきましたが、特攻の拓はヤンキー漫画の代表作の一つです。暴走族をテーマにしていますが、その内容はかなりぶっ飛んでいます。喧嘩の描写は怪獣同士が戦っているようで、バイクの走り対決の迫力もすごい。 しかし、主人公をいじめられっ子で気が弱い拓という少年にすることで、読者は話に感情移入できます。序盤では武丸という人物が見どころになるでしょう。ホラーじゃないかというぐらい、無茶なことをしてくれます。暴走族とヤンキー漫画に興味があれば必見な作品です。 読みやすくてスカッとする独特な漫画ナニワトモアレ 南勝久名無し大阪環状線を舞台に車乗りが破茶滅茶する漫画ですが、車にほとんど興味のないような人でも凄く楽しめます。リアル調の画ですが台詞も内容も読みやすく、一度読み始めると一気に最後まで読み進むことができます。お笑い芸人かのような関西人独特の言い回しや掛け合いがすごく小気味よく、テンポもいいので、暗い内容の話もいくつか出てきますが、それほど重く感じたりすることもなく基本的に楽しく読めるのが作者である南勝久さんの漫画の特徴。続編である「なにわ友あれ」もすごくおもしろいので、ぜひ併せて読んで欲しいです。全盛期マガジンの後ろの方に載ってた漫画伝説の頭 翔 夏原武 刃森尊mampukuあらすじ割愛 「ゴリ夫」と共に、00年代初頭というマガジン全盛期に誌面の後ろの方で細々としかし短くない期間続いていたヤンキー漫画。正直あまり絵は上手くなく、似たような角度ばかり描くので毎週毎週いつも既視感の塊のような構図と絵面だったのが何より印象に残っていますが、ついつい飛ばさず読んでしまう不思議な魅力がありました。キャラが良かったですね。
色んなヤンキー漫画読んできたけど鬼子ってほんといるんだな。こいつらが1番ヤバイ。