長崎マンガの感想・レビュー29件遠野君見たさに再びページを開いてしまうと思うヨシノズイカラ ヨシノサツキstarstarstarstarstarPom 3巻が一番面白くて、笑ったし話も盛り上がってて良かったです。 正直、これで終わりなんだ、もう少しだけ読みたかったなと思う。 遠野くんと編集さんとのやりとりが楽しかったなぁ〜 遠野君もメガネイケメンだし、(ちょっと疲れちゃってるとこがまた良き)読めちゃうところもあった。笑 漫画業界の大変さがひしひしと伝わって来ました。 コメディ要素もあり子供達がまた良い味出してたなと思う。高得点、納得ですばらかもん ヨシノサツキ名無し都会育ちの書道家の先生が田舎での人との触れ合いを通じてどんな風に変化されるのかなぁと思いながらドラマを見て原作を読んでとなっています。ハートフルで田舎暮らしのいいところを沢山描いており、子供達との触れ合いに癒されます。 でも時折、切なく泣かせるストーリーもあり、その緩急がたまらなくいい。 五島列島、行ってみたくなりました。登場人物のキャラもよくて、背伸びしない人間関係羨ましいです。島生活に憧れるばらかもん ヨシノサツキstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi都会から島生活へシフトチェンジして、最初は戸惑いながらも、島の人たちとの生活の中で、自分を見つめ直し変わって行く 半田くんです。 特になるちゃんのから知らない間に人生を教えてもらってる感がとにかく、元気で無垢ななるちゃんが可愛いくてサイコーです。 私も島生活したくなりました。温かい気持ちになる作品ですばらかもん ヨシノサツキstarstarstarstarstar_borderあいざっく主人公の半田先生が書道家の漫画は読んだことがなかったのですが、 厳しい書の世界と島でのスローライフが上手く組み合わさっていて、 読み応えがありました。 書道家の真面目なお坊ちゃんがどんどん島での生活に馴染んでいき、 翻弄されながらも、なるを始めとする島民達に懐かれ、受け入れられていくのが見ていて温かい気持ちになります。 個人的に、中高生チームが何気に半田先生に懐いているのが 可愛くて好きです。 島暮らしの酸いも甘いも描かれていて、 大変そうだけどこういう田舎暮らしも良いなと思える作品だと思います。 私が経験した田舎での暮らしと共通するあるあるもあり、 懐かしい気持ちにもなりました。 ストーリーがしっかりしているのですが、 ギャグ要素も大いにあり、楽しみながら読めますので、 ぜひ色々な人におすすめしたいです。 読み始めたら止まらない青の花 器の森 小玉ユキstarstarstarstarstar_borderママ子陶芸と絵付け、奥深し! 一点ものと量産型、同じようで全く違うもの。 器一つにそれぞれに想いや技術が込められていて興味深いです。 お互いに職人だからその熱い想いがぶつかっていい作品が出来てくる。 そして最初は距離のあった二人が、再作を通じて人となりも好きになっていくいい流れ。 そして白黒なのに、なぜか食器たちが白青に見えてくる不思議。 すーっと物語が入ってくる感じでした。The青春!!!アオハライド 咲坂伊緒starstarstarstarstarこめつぶ映画を見たら久しぶりに読みたくなって!!! 高校生か~、と懐かしい気持ちを思い出させてくれる作品。 キュンとさせる言葉とか壁ドンとかもう恋愛マンガの色々を詰め込んだ漫画 こんな学生生活過ごしたかったなぁ〜。女子高で、経験出来なかったから余計羨ましくなっちゃう(笑) ほんとにタイミング合わなくてどういう結末なんだろうと思ってましたが、うまくいって良かったノスタルジックな作品です。坂道のアポロン 小玉ユキ名無しアニメを見て、漫画に辿り着きました。 1960年代の佐世保を舞台にした青春ラブバンド漫画です。 全くジャズは詳しくないのですが、楽しく読むことができました。 音楽よりも、青春している学生がメインだと思います。 赤白のボーダーのTシャツは60年代ではすごく珍しいと思います。 米軍から流れてきたものなのかな? でも赤✖️白は珍しい。青✖️白はあるんだけどな。 誰が読んでもキュンキュンするはずアオハライド 咲坂伊緒ユーカリ両思いの2人なのに誤解やすれ違いまくり、さらにはライバル登場、もつれてこじれてなかなか最後の一歩が進めない王道ラブストーリー。 主人公ばかりでなく、その周りのキャラにもそれぞれ事情があって、それぞれの恋愛模様も描かれているので、読む人によって好きな推しカップルも分かれそう。 ちなみにタイトルのアオハライドは造語だそうで。 作者曰く「一生に一度の青春に乗れ!」がテーマで、青春=アオハルに乗る=RIDEを組み合わせてアオハルライド…だと語呂が悪いのでアオハライドになったそう。とにかくキュンキュンしたいときにおすすめです。「蝶のみちゆき」「ニュクスの角灯」につづく長崎三部作の最終節 #1巻応援扇島歳時記 高浜寛starstarstarstarstarかしこ高浜寛先生は長崎を舞台にこれまで二つの作品を描かれてきました。手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞された『ニュクスの角灯』は有名かと思いますが、一作目は長崎・丸山遊郭の遊女である「几帳」が主人公の『蝶のみちゆき』です。今作の『扇島歳時記』はこれら長崎三部作の最終節になります。時系列で言うと『蝶のみちゆき』『扇島歳時記』『ニュクスの角灯』になりますが、読む順番はあまり気にしなくてもよいと思います。むしろ未来から過去にさかのぼって読んでいくのもありかもしれません。『扇島歳時記』で主役になるのが全作品に共通して登場する「たまを」で、遊郭で生まれ育った彼女が大人になるまでの物語なのですが、他の二部作をすでに読んでいて先の展開を知っているからこそ、どう繋がっていくのか楽しみです。個人的には『蝶のみちゆき』が大好きなので「几帳」が登場してくれたら、もう他に何も言うことはないくらい嬉しいのですが。ジャズっていいな坂道のアポロン 小玉ユキstarstarstarstarstarNanoアニメ見て鳥肌が立ちました。 演奏シーンが凄すぎる。作画がもう本当に綺麗すぎて度肝を抜かれた記憶がある。もう10年前なのか…。 YUKIのOPもすごく好きだったな。 アニメの話ばかりもアレなので漫画の話もすると、漫画もずっと画が綺麗です。漫画のはずなのに音楽が聴こえてくる。 キャラクターの心理描写や、昔ながらの青春がいっぱい詰まってて心が温かくなる。レコードとかめちゃくちゃエモじゃん…。 実写も悪くなかったけど、アニメが凄すぎた。また見たい。 こんな青春してえ~~~アオハライド 咲坂伊緒starstarstarstarstar_borderNano吉岡双葉は中学の時、田中くんのことが気になっていた。 しかし休み明けに彼は転校しそれから会えないままだった。 時は流れ高1の終わり。 田中くんは馬渕と名前を変え、双葉の前に現れる。 でも昔の優しかった田中くんとは違って、馬渕くんはちょっと意地悪になっていて。 「あの時好きだったよ。でも今は何もかも違う」 あまずっぺ~~~~~ 大昔に全巻読んだけどまた一から読みたくなった。 高校生めっちゃいいな~~~~~~ 王道で読みやすい。読んでくれ。美しい陶器と、危険な恋?青の花 器の森 小玉ユキ名無し小玉ユキ先生の新作。陶磁器の絵付け職人をしている主人公の職場に、無愛想なイケメンがやってきて……という比較的テンプレートな導入。絵付けという仕事の特殊さと、自然を愛する主人公の天真爛漫さにほんわかする。しかしイケメンのキャラには秘められた過去があるらしく、一筋縄ではいかない危険な恋になりそうな予感。高校生ならではの「家…アオハライド 咲坂伊緒名無し高校生ならではの「家族・好きな人・友達」との葛藤を丁寧に描いていて、まさにタイトル通り「アオハル(青春)」って感じの内容でした!学生はもちろん、大人が読んでも「あ〜、似たようなことあったな〜。」と、ちょっと懐かしく思える漫画です。 ペコロスの母に会いに行ったペコロスの母に会いに行く 岡野雄一影絵が趣味森崎東の追悼特集に通っている日々であります。森崎東というのは『ペコロスの母に会いに行く』を遺作にして亡くなった映画監督で、彼の撮る映画、これがまたとんでもない! 館内は幕開けから幕下りまで老若男女の笑い声に包まれるんですけど、これがしだいに笑い声と咽び泣きとが入り混じるようになる。みんなあんなに大笑いしていたのに、幕が下りて明るくなると、みんなくしゃくしゃに泣き崩れた顔を覆いながらそそくさと館をあとにするんですね。人前で泣くのは恥ずかしいですから、ピンと気合いを入れて嗚咽しそうになるのを抑えているんですけど、溢れた涙がどんどん顔をつたっていく。こんなご時世ですからマスクが涙でびしょ濡れになって、呼吸をするごとにぴたぴたと顔にひっついてきて堪ったもんじゃありません。 今回の特集は22タイトルもあり、その中には当然遺作のペコロスも入っているんですけど、まあ、22タイトルもありますから、ペコロスは公開時にも観に行っているし、ソフト化もされているから今回は観なくていいだろうと思っていたんです。 ところが、ある夜、感慨に耽りながら家に帰ってきて、名残り惜しさにユーチューブで予告編なんかを観ようとするわけですけど、森崎東の映画はほとんどがソフト化されていませんからユーチューブにも動画がほとんどないわけです。それで致し方なくペコロスの予告編をうっかり観てしまったのが時の運、館内で涙を堪えていた分、色んなものが一気に溢れでてしまって、もう嗚咽が止まらくて止まらなくてどうしましょう! そのときペコロスさんは黒い帽子を被っているんですけど、呆けたお母さんは息子を悪い人だと勘違いする。それでペコロスさんが帽子をとってハゲた頭をお母さんに見せつける。そのハゲ頭でお母さんは息子のことを認識してベタベタとハゲ頭を撫でまわす。笑えるんですけど、なんか同時に涙が止まらなくなるんです。この予告編にやられてしまって本編も観に行くことに決めたというわけです。 平日の最終回でしたから、観客はそんなに多くなくて、たぶん30人くらい。でも、主にハゲネタを中心に30人がずっと笑いっぱなしで、しかも、じぶんの座席から見えるほかのお客さんの半分くらいの後頭部が同じようにハゲあがっていて、それがとても愛おしいんです。 映画の時間が進むにつれて、お母さんの呆けも進行する。ついにはハゲ頭を見せてもペコロスさんは自分のことを息子と認識してもらえなくなる。また知らない人が来たといって暴れるんです。そのとき鎮静剤で眠ったお母さんの姿を、ペコロスさんはあの丸みのある愛らしいペンタッチで描いていく。このあたりから涙事情は相当にやばいわけです。お母さんの部屋の壁にペコロスさんのお母さんの絵がだんだん増えていく。よく撮られていたのは「母ちゃんいつもありがとう! 忘れてもよかけん、ずっと元気で!」という言葉の添えられたお母さんがピースしている絵。もうマスクが顔にぴたぴたひっついてきて堪ったもんじゃありません。 この時点ではお母さんを演じている赤木春恵とペコロスさんの絵がじつはそんなに似ていないことは特に気にもしなかったんですが、泣き腫らしながら迎えたエンドロールで、なんと、もうひと仕掛けある。撮影を見学に来られた実際のペコロスさんとお母さんのオフショットがエンドロールの脇の小さな画面に流れているんです。そのお母さんの顔がペコロスさんの描くお母さんにそっくりなんです! ただでさえもうお釣りがくるほど涙が流れているのに、そのことに気づいたときには着ていた服の衿口に顔を隠しましたよね。 夢の島生活ばらかもん ヨシノサツキ猫あるく実在する島が舞台なので島民の破天荒さもなんだかリアリティがあって引き込まれます。 スローライフなんて都会人の幻想だってガツンとわからされるけど、島の生活の素敵なところもしっかり描いている気持ちのいい名作です! やっぱり田舎の夏休みって素敵ですね☆長崎・五島列島での回顧録とんびの島から 岩谷テンホーマンガトリツカレ男岩谷テンホーは4コマ雑誌とか青年誌で見かけるちょいエロなギャグを書きつづている作家ですごい好きで読んでいる人は見かけたことはないけど、雑誌内で見かけると安心する。 その岩谷テンホーの幼少期を回顧したマンガで相変わらずちょっとしたエロネタを挟みつつ、五島列島での生活や学校の状況などの味わい深いエピソードがあり楽しめた。 焼き物と恋愛◎青の花 器の森 小玉ユキ名無し小玉ユキの長崎描写好きです 山の上に窯があるとか坂の多い長崎あるあるだし焼き物をする人たちの話とか見たかった! 個人的に朝ドラ化とかで展開してほしさあります。 職人気質なら当然衝突するんだけど惹かれ合う…そんな男女の恋愛模様いいですね、これ…器用に見えて不器用な二人が主役の物語。青の花 器の森 小玉ユキPom 青子と龍生の関係、もどかしいですね〜。 陶芸と絵付けの世界の奥深さを感じることができたので、知らない世界を知る感覚で読めました。 青子の元カレ熊平さんが急に帰ってきて、なぜ音信不通になったのかを青子に話した時に”一生許さない”と言った青子が印象に残りました。 そして、その言葉を自身の中で受け止めて加速し始めた青子と龍生の二人。 5巻以降の展開が楽しみです。青春は美しい!坂道のアポロン 小玉ユキ猫あるくとても清涼感のある漫画でした。高校編は儚い青春の形を爽やかに、丁寧に描いているのですが、終盤のテンポが早い展開におどろいたけれど、しっかりと最後は最高の形で締めてくれたと思います。小玉先生の描く女の子がものすごく可愛い。 巻が進むごとに重厚感が増す人間ドラマニュクスの角灯 高浜寛sogor25舞台は明治の長崎。西南戦争で親を亡くし、叔父の家で世話になることになった少女・美世。彼女には「触れた物の過去や未来の持ち主が分かる」という神通力があった。その能力を買われて、店主・小浦百年がパリで仕入れてきた最先端の品々を取り扱う道具屋「蛮」で奉公することになった彼女の物語。 当時の長崎の風景を丁寧に表現していたり、実在の人物も登場したりして、基本的には明治時代の雰囲気に忠実な作品なのですが、美世の"神通力"という設定もあり、若干のファンタジー感を漂わせながら物語は進み、そのなかで主人公・美世の人間的な成長が描かれていきます。序盤は"神通力"のファンタジー感もあって不思議な魅力のある作品だと思っていたましたが、巻が進むにつれて美世の人間的な成長を中心とした重厚なヒューマンドラマが描かれ、確かな魅力のある作品に変わっていきました。 また、実は美世の"神通力"にはある秘密が隠されているのですが、その秘密が明かされた時に美世の最も大きな成長が見られ、更にそれが最終盤になって活きてくるという、仕掛けの巧みさも兼ね備えています。 私は単行本を1巻から追っていたのですが、美世の人間的な成長と世界観の広がりを読み取れるため、また時間の流れを作品全体から感じられ、読み終わった瞬間また最初から読み始めたくなる作品なので、ぜひ全6巻まとめ読みで読破してほしい作品です。 全6巻読了。島で書道の次は漫画の先生だ!ヨシノズイカラ ヨシノサツキ名無し1話読んで「ふむふむ…ん!?」となる。 〜という漫画だったというオチを最初からかましてきてグッと心つかまされた。 日常こそ素晴らしい。 方言の強いおばあちゃんとか家の横にキャベツ植わってるとこは相変わらずでいいですね。 ヨシノズイカラ https://sqex.to/v9nエロい青の花 器の森 小玉ユキ大トロ龍生くんの手の描写がエロいですね。 27歳なのにツンデレなイケメンとか可愛すぎます。 あと主人公の髪型とメガネの感じが好きです。 毒気ゼロなのにこんなに面白い蝶のみちゆき 高浜寛mampuku 江戸末期の長崎・丸山という花街を舞台に、絶世の美女と謳われた一人の花魁と、彼女を巡る悲しい純愛の物語。街並みや遊女独特の言葉遣いだけでなく、伽羅の匂いや三味線の音など、画面には表れないところまで時代の雰囲気を醸し出す細やかな描写がなされています。 同じ作者の「ニュクスの角灯」へのクチコミでも同じことを書いたのですが、人間の美しい部分、ピュアな部分を描くことに物凄く長けた作家さんだな、と感じました。読み終わると心が洗われてるんですよね。 主人公の几帳太夫が同僚に二股をかけられているのを目撃して告発する場面も、その一見派手な事件そのものよりも、敢えて傍観者である几帳や彼女の甥っ子の心情に寄り添って描いていたのが個人的にすごく印象的でした。それに加えて本書のあとがきを読むだけでも、想像力と情緒に溢れそれでいて卓越したバランス感覚も兼ね備えている作者の人柄が垣間見える気がします。 毒気がないにもかかわらず、こんなにも面白くて切なくて引き込まれる。この魅力こそ、今国内でもっと評価されてほしいなと思う作家さんです。映画化するようなので坂道のアポロン 小玉ユキミソカッツ持論としては音楽系の漫画は面白いというのがあるんですが、これもそれにあてはまります。 対照的な2人の主人公とヒロインの三角関係がモヤモヤします。 いろいろヤキモキしますが、ラストまで読んで良かったぁと思える漫画です。<<12>>
3巻が一番面白くて、笑ったし話も盛り上がってて良かったです。 正直、これで終わりなんだ、もう少しだけ読みたかったなと思う。 遠野くんと編集さんとのやりとりが楽しかったなぁ〜 遠野君もメガネイケメンだし、(ちょっと疲れちゃってるとこがまた良き)読めちゃうところもあった。笑 漫画業界の大変さがひしひしと伝わって来ました。 コメディ要素もあり子供達がまた良い味出してたなと思う。