PC・インターネットマンガの感想・レビュー14件活字嫌いな人はこちらスティーブ・ジョブズ ヤマザキマリ ウォルター・アイザックソン名無し死んでから人間は評価されるとい芸術家に対して言われる言葉だけど「スティーブ・ジョブズ」も死んでから評価された人だと思う。死んでから、知名度が上がったといった方が正しいかな。 iPodが初めて発売された時は、スティーブ・ジョブズなんて知らなかったし、 iPhoneの時もそう。 「スティーブ・ジョブズ」の自伝を読むと色々本人の事がわかるみたいなんだけど、僕は活字が嫌いでね・・・ 国語の「もちもちの木」以来活字を読むのを禁止しているのです。 そんな人は、この漫画でスティーブ・ジョブズの事を学ぶとAppleという会社が好きになると思います。バーチャルアイドルを描いたマンガが90年代にあったとは…RiNGO こいおみなと名無しVtuberの先駆けみたいなバーチャルアイドルプロデュースを描いたマンガ。企画の発端がゲーム会社というのが時代をよく表している。ような気がする。モーキャプするシーンなんかも出てきて、それ自体は今とそんなに変わらないとか細かい発見があります。まだ1巻だけど、これは2021年の今読んで現実世界と比べてみるのが面白い作品だと思いました。とにかく「ちぃ」が可愛いちょびっツ CLAMP名無し小学生の頃に「カードキャプターさくらの人の漫画だ!」と思って読んでみたらすごくエッチだったのでびっくりした記憶があるちょびっツ。今回初めて全部読みましたが、ヤンマガで連載されてたことに一番驚きました。だからエッチな描写がちょいちょいあるんですね。納得。パソコンが人型をしている架空の世界が舞台で、人間とパソコンの間に恋愛感情が芽生えることをどう捉えるか?という話でした。主人公が拾ったパソコン「ちぃ」は「Chobits」と呼ばれる特別なシリーズで、「ちぃ」にしか『できないこと』と『できること』があるんですが、『できないこと』がまさかのそういうこと?!って感じで、流石CLAMPだなぁと思いましたね…。でも、とにかく「ちぃ」が可愛い。数あるCLAMPキャラの中でも特に好きかも。インターネットってこうだったよね〜〜〜!オンラインの羊たち 詩原ヒロかしこ詩原ヒロ先生と同郷なので勝手に応援してたりします。出身地の山形を舞台にした作品をたくさん描いてくださってるのですが、オンラインの羊たちもそうだったんですね。2000年問題が話題になっている頃に中学生だった女の子が主人公なので自分よりも少し年上なのですが、登場のインターネットってこうだったよね〜〜〜!と懐かしくなりました。逆に今時の子供って親が突然パソコンを買ってきた日の衝撃とかないんだなぁ…。テレ放題とかお絵描き掲示板とかバリバリ使ってた人はめちゃくちゃ懐かしいと思います! 今思うと…ちょびっツ CLAMP名無しちぃの起動方法がすごいエッチだ…多少古臭さは感じるが面白い女医レイカ 嶺岸信明 剣名舞マンガトリツカレ男昔から名作とか面白いとか言われていたから気になってたけど「Kindle Unlimited」で読めたので全部読んだ。 基本は心療科の女医である氷室レイカが心の病を持った患者を治療していく。昔の心療科関連の漫画は今と違い、サスペンス色が強く出ている。インターネットの描写などに時代を感じた 城南大学附属病院編 病院の心療科にくる心の病を持った患者に対して氷室レイカがどのように判断して、どういう風に回復させていくのがいいかという患者との関係性を重視した内容でした。 開業医編 マンションの一室に開設した「氷室メンタルクリニック」で仕事を始める。この頃になるとなかなか急展開で話が終わったり、サスペンス色が特に強くなっている。 放浪編 18巻で運営していたクリニックを後輩に渡して、インターネットを利用しつつカウンセリングをやるのだが、以前の城南大学附属病院編、開業医編に比べて短くあっという間に終わってしまうがずっと謎だったレイカの過去が明らかになった 各巻の最後にある心理テストは面白い。あんまり心理テストは好きではないがちょっとやってしまった...大沖(ダイオキ)先生のコミティア頒布マンガキーボードの話 大沖さいろくキーボードってハマるとここまでいくんだ、と恐ろしくしか思えなかった。 自分はちょづいて会社で青軸でメカニカルカキンカキン轟かせまくるウザいやつでした。今はもう無線の安いろじくーるの使ってますスイマセン なにげに最先端を行っていた漫画A・Iが止まらない! 赤松健名無し赤松健氏と言えばラブひなが有名ですが、個人的にはこちらの方が、媚びてない分、面白かったように思います。 AIに可愛い女の子の人格を与えてってあらすじは、今でこそ手垢がついたネタに見えますが、この漫画がやっていた当時はそうでは無かったのです。 主人公も何も出来ずにラッキースケベを繰り返すだけの無能では無く、きちんとパソコンの知識を生かしてトラブルに対処して行きます。 フォーマット的には、ああっ女神様の系譜と言えるでしょうが、まだ携帯電話やパソコン通信すら普及していない時代にインターネットの回線に潜り込んで、みたいなストーリーを書いたのはこの漫画だけでは? とにかくそう言った点で最先端を行っていた漫画なのです。 女の子も勿論可愛いので、当時のパソコンがとかどうでも良いんじゃ女の子見せろ、と言う方にもお勧めできます。 お姉様系、正統派系、TS妹系、外人お嬢様系(エヴァのアスカ似)と可愛い子が揃っております。屁理屈と迷惑を「電子工作」で実現させる娘ハルロック 西餅名無しかつてドラえもんの世界に登場した 「こんな道具があったらいいな」 という憧れの便利道具に近い性能のものが、 いまや「アイテム」「ソフト」「アプリ」「ツール」 などと様々な形で日常生活に登場し実現してきている。 すごく便利で、あれば助かるものが しかも結構お安く「買えちゃう」のが今の世の中。 そういう世の中に「電子工作」の需要はあるのか? そっちの世界には詳しくないので想像だが、 多分、ほとんど需要は無いと思う。 かつては夢の道具を自分の手で作る、 実現させる、という趣味的にも実利としても 素晴らしい世界だったのかもしれない。 だが今や、金と時間をかけてアイテムを作るよりも 買ったほうが早くてお得な時代だ。 勿論、作る楽しみというのは確実にあるだろうし、 無から有を生み出すことの価値もあるだろう。 だが、電子工作は今では自己満足以上の評価は得がたい。 「匠」だとか「職人」だとか、 「芸術家」などの称号を世間は与えてくれない。 そんな絶滅危惧種ともいえる趣味の世界の 「電子工作」を題材にした漫画が「ハルロック」。 凄く面白い漫画なんだが、凄いのは 電子工作という趣味的な世界を世に喧伝し、 価値や需要を拡大し再興させようという考えが 基本的にほとんどないだろう、ということ。 こういうのが好きな人もいるんだろうな、 くらいには思わせてくれるが、それ以上に こういうのが好きな人って理解できん、という思いや こういうのが好きな人ってメンドクサッと思わせる 部分が大きく、それを笑いにしている。 ギャグ漫画としては面白いけれど。 電子工作という趣味が自己満足的な 「屁理屈で成り立っている世界」ということを 尊重しつつ笑いにしている。 だがそれでいてこの漫画の読後感は悪くない。 主人公・ハルの電子工作に周りの人は振り回されるのだが、 わりと皆が悟りを開くが如く達観し、 結局は?ハルにキレたり絶縁したりせずに 暖かく見守り、つきあい続けるという ハートフル?な終わり方が多いから。 それでいいのか?と思いつつも ハルの周りの人達、みんな良い人だな~と ちょっと癒される。 なんか作者は、そんなこと狙っていないような気もするが。 パソコンの勉強に役立つかもBLOODY MONDAY ファルコンのコンピュータ・ハッキング FALCONマウナケアコンピュータの扱いについては疎い方です。用語の使い方も、最近までハッカーとクラッカーをごちゃまぜにしていたりして恥ずかしい限り。で、これではいかん!と一念発起して勉強しようと思っていたら、意外に身近なところにこんな良い本がありました。漫画の『BLOODY MONDAY』のスピンオフとでもいうべきこの作品は、ファルコンこと高木藤丸が著者という設定。パソコンに興味をもった人が、ハッカーへの道を歩むことができるよう、基礎的なことから最新のパソコン・ネット事情などをわかりやすく解説してくれる読み物です。一歩目はパソコンの構造や歴史から。次に用語を学び、システム、ネットへと話題は高度化していくのですが、扱っていることが一般的になっていることばかりなので特に抵抗感はなく、するっと頭に入ってきます。本来は元ネタ同様、中高校生向けなのかもしれません。ですが、いまさら聞けないことの多い私のような中高年こそ読んだ方がいいのかも。 綿密な取材で構成されたパーツショップの内情マンガパーツのぱ 藤堂あきと名無し当たり前ですが、漫画は漫画雑誌にだけ掲載されているものではございません。一般誌や女性誌のなかには漫画が連載されてるものも多いですし、モデルガンやカードゲームなど趣味性の強い雑誌でももちろん掲載されています。囲碁の雑誌や昆虫の雑誌でも連載漫画をみたことがあります。今は大分少なくなってきていますが、パソコン雑誌が大量に発刊されていたころ、やっぱりさまざまな漫画が連載されていて、そんなにパソコン雑誌を読む方ではなかったのですが、『PCコマンド ボブ&キース』(なにげに単行本が三冊もでていた)という、アメコミ調の漫画がいろんな意味でぶっ飛んでいてよく読んでいました。 この『パーツのぱ』もパソコン雑誌の「週刊アスキー」で連載されている作品です。専門誌で掲載されている漫画は、その性質上、ルポものが多いのですが、『パーツのぱ』は完全なストーリー漫画。秋葉原のパーツショップ「こんぱそ」に勤める魅力的なキャラクターが織りなす日常が描かれております。 パソコンパーツに詳しいベテランで年齢不詳ツインテールの本楽、平凡な青年で特徴といえばドジをやらかすことの入輝、あまりパソコンパーツに詳しくないけど大きくて美しい天戸、仕入れなどの裏方作業を完璧にこなすアフロの手木崎など魅力的なキャラクターが、短いページ数で少しずつ少しずつ浸透していき、ゆっくりと世界が広がっていきます。 とはいえ、綿密な取材で構成されているらしくパーツショップの内情が詳しく描かれています。他店の価格を知るためにあれやこれや画策したり、万引きをあの手この手で捕まえたり、社員の着服が問題になったり…。暗い面もきちんと描かれているのも魅力の一つです。 『パーツのぱ』は、1話が2~4pと、週刊連載漫画の通常である16pに比べると圧倒的に少ないページ数の作品です。だからといって、内容がスカスカなわけでも説明不足なわけでもなく、ゆるく前後の展開とつながりつつも一話ごとに導入うと盛り上がりがあるので、不思議な読後感があります。なんとなくですが、NHKの朝の連ドラに近いような、連綿とつづきながらも飽きがこずに、ずっと読んでしまう感じ。これは、きっと普通の漫画雑誌では生まれてこない読後感なのでしょう。変人スティーブ・ジョブズ ヤマザキマリ ウォルター・アイザックソン名無しやっぱり天才は普通じゃない。Appleを作っただけの事はある。おすすめ。ヤマザキマリやっぱり絵が上手いスティーブ・ジョブズ ヤマザキマリ ウォルター・アイザックソンねこさんテルマエロマエだけでなく、スティーブジョブスも描いてるんですね。 ヤマザキマリさんは、イタリアの美大出身だってこと初めて知りました。 若きジョブズがとにかくムカつくスティーブ・ジョブズ ヤマザキマリ ウォルター・アイザックソンxiaome風呂に入らずLSDをキメて周りを罵りながら仕事をする、しかし仕事は出来る。 こいつはヤバイ。こんなヤバイ奴だったのか。
死んでから人間は評価されるとい芸術家に対して言われる言葉だけど「スティーブ・ジョブズ」も死んでから評価された人だと思う。死んでから、知名度が上がったといった方が正しいかな。 iPodが初めて発売された時は、スティーブ・ジョブズなんて知らなかったし、 iPhoneの時もそう。 「スティーブ・ジョブズ」の自伝を読むと色々本人の事がわかるみたいなんだけど、僕は活字が嫌いでね・・・ 国語の「もちもちの木」以来活字を読むのを禁止しているのです。 そんな人は、この漫画でスティーブ・ジョブズの事を学ぶとAppleという会社が好きになると思います。