AVマンガの感想・レビュー12件AV監督になっちゃった女の子 #推しを3行で推すピーチクアワビ 岩田ユキstarstarstarstarstar_borderかしこ・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ここ数年で打ち切りにガッカリした漫画といえばこれかもしれません。映画監督として落ちこぼれだった主人公のキナコがひょんなことからAVを撮ることになる話です。女性がAV監督になる話だと聞くと身構えてしまう方もいるかもしれませんが、女性らしいエロスとか官能の話ではありません。色気よりもコメディ重視の作品だと私は思っているので、男女共にオススメです!! ・特に好きなところは? 撮影クルーの味噌原さんが代役として男優になる展開が面白すぎるし、最終的に超スペクタクルなAVが完成するところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 完結3巻が出ていない&作者さんがnoteとKindleで続編を描くとおっしゃっていたけど、あれからどうなったんだろう。どこかで移籍連載してくれたら一番いいのにな〜。AV業界でキナコのピンク色の青春が始まるピーチクアワビ 岩田ユキ名無し※ネタバレを含むクチコミです。エロに救われた男がエロを救うレモンエロウ 古町名無し稲井くんと田中くんが1年ぶりに帰ってきましたね! 「稲井がいない」からどうなったのか気になっていたので嬉しいです。 読切以上に稲井くんの熱いパトスが伝わってきました。Netflixとは違うが、これも良い!#1巻応援全裸監督 村西とおる伝 須本壮一 本橋信宏六文銭Netflixでドラマ化し、自分も取り憑かれた人間の一人です。 ドラマのほうは、AV業界というテーマがテーマなだけに、裏社会や非合法的なもののつながりをドラマチックに魅せてくれましたが、本作はそのドラマと少し違う印象。 ドラマの方は「村西とおる」を中心に、彼に振り回される人たち、彼を利用する人達など脇役もしっかり魅力的で物語をかためていましたが、本作はより「村西とおるという人間」を掘り下げた感じです。 (まだ1巻なのでなんともですが) 大筋のストーリーも少し違いますね。 ドラマは特に裏社会との関わりなどが脚色されており、 たぶん、本作のほうがより事実なんでしょう。 とはいえ、魅力が損なったと言いたいわけではありません。 どっちも面白いです。 作家さんが「海賊とよばれた男」を描いただけに、人物描写がとても魅力的。 ゴリゴリで法的にアウトなことしているのですが、その破天荒さや、常人では理解できない勢い・熱量がハンパない人物だけに、それをきっちり描く様は、とても爽快です。 まさに漫画的な人物「村西とおる」の魅力が、つまっております。 昔、日本でこんなことやった人がいたんだというのは、とても面白いので、知らない人にはぜひオススメしたいです。 最後に彼の名言であり、人物そのものを表した一言をのせておきます。 この言葉で気にいった人はぜひ、彼の生き様を読んでみてください。 (自分、その一人でした) 「人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる。」 ピーチクアワビが好きなのでこっちも読んでみたキナコタイフーン 渡辺ペコ はと実鶴nyae※ネタバレを含むクチコミです。3巻を読み、嘆息する。教え子がAV女優、監督はボク。 村西てんがナベテツ物語は中々の山場になってきました。しかし個人的には、ナンパの描写が新鮮でした。 40年以上生きてきて、世の中には知らないことがまだまだあるんだなあと痛感させられます(勿論、自分が向かないことでもあるという自覚もあるところではあります) 作者の村西さんは決して綺麗なだけの世界を描いている訳ではありません。だからこそ沢山の人に読んで欲しい。これもまた日本の一つのリアルな現実なのだから。連載が続いて欲しいと強く願います。色々ドキドキ。教え子がAV女優、監督はボク。 村西てんがナベテツAVというジャンルは本当に星の数ほど作品があって、企画であったり女優さんであったり、語ることはそれほど山程あるのだろうと思います。 2巻においては撮影の現場での女優さんのことが描かれていますが、恐らくこんな女の子もいたのだろうな、とおぼろ気に感じたりもしました(勿論、創作ですから全てという訳ではありませんが)。 AVが消費されるのは作品に登場する女優さんであったりシチュエーションですが、そこにはその女の子がどんな子であるのか、という視点は全く存在していません。だから、どれほど身近な物であってもそこに想いを至らせるということは難しくなってしまうのですが、2巻で村西さんは我々読者に「こういうこともあるんだよ」と垣間見せてくれます(読者としてはドキドキさせられました)。 3巻ではどんな物語を見せてくれるのか。楽しみにしながら待ちたいと思います。しかしアプリは表現に関して厳しいんですね。今回も勉強になりました。 ナイスですね!全裸稼業 オオイシヒロト 尾藤麻論starstarstarstarstarウマタロタイトルと表紙を見ての通りAV業界の漫画である。「全裸監督」にあやかったタイトルだが特に主人公がパンイチで撮影する漫画というわけではない。 プロダクション会社を舞台に、女優のスカウトからデビューまでを描く話が多い。主人公は至ってクールガイである。ワケアリの女優を引き取って育てたり、女優を喰い物にする悪徳プロダクションを懲らしめて引き抜いたり荒事もスマートに解決する。エロとストーリーが半々くらいで丁度いい塩梅である。 「奴隷区 僕と23人の奴隷」「美しい犬」「ストーカー浄化団」など数々の胸糞マンガの名作を生みだしてきたオオイシヒロト原作とあって、面白さは保証されているが1巻時点ではウォーミングアップという感じ。まだまだこれから盛り上がってくと思う。かわいそうな男がAV男優になって元気になる話AV男優はじめました 蛙野エレファンテさいろくそして始まったAV男優。見た目がかわいいと思ってたらどうやらカエルなのだそうな。オタマジャクシを出すからカエルなんだとか(シモネタでした) そもそものAV男優という仕事の裏側の話(どうやって構成されてるのか、撮影してるとどんな状況なのかとか)を説明してくれてる感じ。勝手な印象でAV男優って履いて捨てるほどいるのかと思ってたけどそうでもないのかも(ごめんなさい) なんでこれに辿り着いたのか忘れたけど…とりあえず面白かったので2巻を待ーつ!まずは、知ろう#1巻応援教え子がAV女優、監督はボク。 村西てんがナベテツマンガのすばらしさは幾つもありますが、自分の知らない世界を教えてくれる、知見を広げてくれる、という点も挙げられると思います。 AVを見たことのない男性というのは日本にほとんどいないと思いますが、この業界に関して詳細な知識のある男性もまた、ほとんどいないと思います(AV女優や男優、作品レベルの話ではありません)。かくいう自分も、好きな作家のエッセイや漫画で取り上げられたエピソードやインタビュー程度の知識しかありませんが、それでも恐らく世の中の平均的な男性よりは「作品」以外について「知っている」人間になってしまうと思います。 作者の村西てんがさんは、実際に制作会社で働いた経験があり、我々のような無知な人間に、AV業界や撮影というものを、少しずつ見せてくれます。 パッケージングされた作品には、それを作っている人達がいる。至極まっとうなことなのですが、AVに関してはその事が意識する人間は殆どいないように思います。それもまた無知のもたらすものであり、想像力の翼を届かせることのない原因になってしまっているのではないかと思います。 描きたいことが沢山あるんだろうな、というのが1巻を読んで自分が感じたことでした。それは、作者の物語を紡ぎたいという願望と同じくらい、この業界に向けられる「無知」に起因する眼差しを変えたい、という祈りなのではないかと。 世の中には、色んな仕事があるし、そこで働いている人は多分自分とそんなに違わない。彼ら彼女らも自分と同じくらい懸命に毎日を生きている。そんな当たり前のことを教えてくれる、現代の日本で特殊とみられる世界をやさしく教えてくれる作品です。作者が描き切ったと言えるくらい、連載が続くことを祈り、細やかでもエールになればと思います。 AV制作会社のお仕事モザイク足します!?~AV制作会社のないしょ話~ Poko名無しAV制作会社の仕事ってどんなのだろうって、常々思っていたので…。気になる業界の内情や、現場の雰囲気がよくわかりました。想像していたよりも、そんなに非道い現場ではなく、淡々と撮影が行われているのだということにびっくり。なかなか面白かったです。普通のどこかにいそうな女の子最低。 紺條夏生 紗倉まな名無しどこまでが実話なのかはわからないが、親、家族に対する反発からav女優を志す、という筋道は正直わからないことはない。どこにでもいる女の子とまでは言わないけど、どこかにいそうな女の子だとは思った。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ここ数年で打ち切りにガッカリした漫画といえばこれかもしれません。映画監督として落ちこぼれだった主人公のキナコがひょんなことからAVを撮ることになる話です。女性がAV監督になる話だと聞くと身構えてしまう方もいるかもしれませんが、女性らしいエロスとか官能の話ではありません。色気よりもコメディ重視の作品だと私は思っているので、男女共にオススメです!! ・特に好きなところは? 撮影クルーの味噌原さんが代役として男優になる展開が面白すぎるし、最終的に超スペクタクルなAVが完成するところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 完結3巻が出ていない&作者さんがnoteとKindleで続編を描くとおっしゃっていたけど、あれからどうなったんだろう。どこかで移籍連載してくれたら一番いいのにな〜。