「魔法少女 三十路

「魔法少女になって、この世界を助けて!」という妖精の言葉から十数年、後継者が見つからず、この年齢まで魔法少女を続けざるを得なかった。
防犯意識の向上からか、知らない人間や妖精と話さなくなり、たまに説明できてもほとんど報酬なしのため「ブラック企業じゃん」と一蹴される。
こんな状況のせいで仕事も恋愛も上手くいかないんだ、この待遇を改善して、新しい子に押し付けるんだ!

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