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スマイリー

スマイリー

愛娘を不慮の事故で亡くしたフリーライターの鴨目友司。絶望した彼は妻にも去られ、抜け殻のような日々を送っていた。だがある日勧誘に来た見知らぬ宗教団体「心笑会」のチラシが彼の運命を変える。そこには音信不通の妻の姿が映っていた…。これは信仰と狂気の物語ーー。邪悪な笑顔が招く教団の黒き闇とは。戦慄の``新興宗教``サスペンス始動!!

漫画ゴラク

漫画ゴラク

最高の美味と、最上の人情をお届けする、大人気寿司職人物語『江戸前の旬』が表紙&巻頭カラーで賑々しく登場!! 彩りも美しく登場する、今回の寿司ネタは!? さらに大人気シリーズ2作品、『蒼の不倫』、『戸村助教授のアソビ』も掲載です!!●『江戸前の旬』九十九 森+さとう 輝 ●『警部補ダイマジン』リチャード・ウー+コウノコウジ ●『ゴールデン・ガイ』渡辺 潤 ●『秘匿夫婦~クピドの悪戯~』北崎 拓 ●『ラクガキ~呪いの館~』志名坂高次+粂田晃宏 ●『レッドリスト~警視庁組対三課PO~』神崎裕也 ●『スマイリー』服部未定 ●『新宿BOX』観月 昴+奥 道則 ●『高嶺のハナさん』ムラタコウジ ●『酒のほそ道』ラズウェル細木 ●『家電のデンさん』神保あつし ●『戸村助教授のアソビ』都伊カオル+富田童子 ●『蒼の不倫』佐野タカシ ●『鬼ゴロシ』河部真道 ●『銀牙伝説ノア』高橋よしひろ ●『天牌』来賀友志+嶺岸信明 ●『ミナミの帝王』天王寺 大+郷 力也   *「週刊漫画ゴラク」デジタル版には、紙版の特典等は含まれません。紙版と一部内容が異なる場合があります。ご了承ください。

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名無し
1年以上前
最近増えているダーウィンがタイトルに入ってる漫画のことを独断による「ダーウィンレベル」的なものと一緒に紹介してみようと思い立ったのでやります。 『ダーウィン事変』 マンガ大賞2022大賞受賞。チンパンジーと人間の子ども「ヒューマンジー」チャーリーの存在が読者の倫理観を揺さぶってくる。攻めた設定が注目されがちだが、チャーリーを通じてヴィーガンやジェンダーのテーマに接続したり、目下の驚異が思想色の強いテロ組織との対立だったり、現実世界と地続きな「ありそう!」と思わせるリアリティが一番の魅力だと思う。 「ヒトとチンパンジーのそのあいだ」というテーマを扱う以上、ダーウィンがタイトルに入るのも納得できる。今後の展開で進化論とダーウィンが主題になったとき、物語のボルテージは更に一段上がるのではないだろうか。 『ダーウィンクラブ』 人の顔に対して絶対的な記憶能力を持つ主人公の大良がかつて父を殺した(と思われる)組織の正体と目的に徐々に迫っていく…という筋書き。このクラブがどうにも不気味で掴みどころのない存在として描かれるので「早く謎を明かしてほしい!」欲がもりもり湧いてくる。そんな読者の思いとは裏腹にじっくり淡々と進んでいくので焦らされるところはあるがそれも含めて楽しい。別のトピックでも名前が挙がっていた気がするけど、海外ドラマを見てるような緊張感があって好き。 クラブの名前ももちろん、物語上ダーウィンも重要なギミックとして登場するので、作品へのダーウィン関与度はかなり高いと言える。恥ずかしながら自分は『進化論』以外でダーウィンの著書があること(そりゃあるだろうが)を本作で初めて知った。 『ダーウィンズゲーム』 デスゲーム&ダーウィン漫画界の古豪。マンガ好きなら誰でも一度は「包丁を持って襲いかかってくるパンダ着ぐるみ人間と強制バトルさせられる」マンガを広告なんかで見たことがあるのではないだろうか。あれが『ダーウィンズゲーム』です。 ちなみにあのパンダは「全身を衣類で覆うことで発動できる一定時間透明になる能力」を使うために着ぐるみ姿だったり、結構ちゃんと能力バトルしている。本編はクライマックスに突入していて物語の裏側が全バレする日が近く、自分みたいに「着ぐるみのあれでしょ?」って程度の人も一気に読むと面白いと思う。個人的には話のスケールが3回くらいデカくなるのでかなりビビった。今リアタイすると最後の盛り上がりに飛び乗れてお得な漫画かも。 一方でダーウィン度合いは1巻の初めと終わりでネアンデルタール人とかそれっぽい演出が入るのが一番印象深かった(「進化」自体は重要なテーマとして後半でもフィーチャーされる)。本編ではダーウィンズゲーム参加者が身バレを避けるため「Dゲーム」と略していることもあって、ダーウィンの名前はあまり出てこない。今回の三作品の中ではダーウィンの存在感はそこまで高くないと言えよう。だがそれもまた味わい…。 以上、なぜかサスペンスっぽいことが多いダーウィン漫画3選の紹介でした。 どれも面白いから読んでね。 他にもダーウィン漫画があればどなたかよろしくお願いします。

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名無し
1年以上前
最近増えているダーウィンがタイトルに入ってる漫画のことを独断による「ダーウィンレベル」的なものと一緒に紹介してみようと思い立ったのでやります。 『ダーウィン事変』 マンガ大賞2022大賞受賞。チンパンジーと人間の子ども「ヒューマンジー」チャーリーの存在が読者の倫理観を揺さぶってくる。攻めた設定が注目されがちだが、チャーリーを通じてヴィーガンやジェンダーのテーマに接続したり、目下の驚異が思想色の強いテロ組織との対立だったり、現実世界と地続きな「ありそう!」と思わせるリアリティが一番の魅力だと思う。 「ヒトとチンパンジーのそのあいだ」というテーマを扱う以上、ダーウィンがタイトルに入るのも納得できる。今後の展開で進化論とダーウィンが主題になったとき、物語のボルテージは更に一段上がるのではないだろうか。 『ダーウィンクラブ』 人の顔に対して絶対的な記憶能力を持つ主人公の大良がかつて父を殺した(と思われる)組織の正体と目的に徐々に迫っていく…という筋書き。このクラブがどうにも不気味で掴みどころのない存在として描かれるので「早く謎を明かしてほしい!」欲がもりもり湧いてくる。そんな読者の思いとは裏腹にじっくり淡々と進んでいくので焦らされるところはあるがそれも含めて楽しい。別のトピックでも名前が挙がっていた気がするけど、海外ドラマを見てるような緊張感があって好き。 クラブの名前ももちろん、物語上ダーウィンも重要なギミックとして登場するので、作品へのダーウィン関与度はかなり高いと言える。恥ずかしながら自分は『進化論』以外でダーウィンの著書があること(そりゃあるだろうが)を本作で初めて知った。 『ダーウィンズゲーム』 デスゲーム&ダーウィン漫画界の古豪。マンガ好きなら誰でも一度は「包丁を持って襲いかかってくるパンダ着ぐるみ人間と強制バトルさせられる」マンガを広告なんかで見たことがあるのではないだろうか。あれが『ダーウィンズゲーム』です。 ちなみにあのパンダは「全身を衣類で覆うことで発動できる一定時間透明になる能力」を使うために着ぐるみ姿だったり、結構ちゃんと能力バトルしている。本編はクライマックスに突入していて物語の裏側が全バレする日が近く、自分みたいに「着ぐるみのあれでしょ?」って程度の人も一気に読むと面白いと思う。個人的には話のスケールが3回くらいデカくなるのでかなりビビった。今リアタイすると最後の盛り上がりに飛び乗れてお得な漫画かも。 一方でダーウィン度合いは1巻の初めと終わりでネアンデルタール人とかそれっぽい演出が入るのが一番印象深かった(「進化」自体は重要なテーマとして後半でもフィーチャーされる)。本編ではダーウィンズゲーム参加者が身バレを避けるため「Dゲーム」と略していることもあって、ダーウィンの名前はあまり出てこない。今回の三作品の中ではダーウィンの存在感はそこまで高くないと言えよう。だがそれもまた味わい…。 以上、なぜかサスペンスっぽいことが多いダーウィン漫画3選の紹介でした。 どれも面白いから読んでね。 他にもダーウィン漫画があればどなたかよろしくお願いします。