長編アニメ映画化が発表された、古川日出男さんの『平家物語 犬王の巻』の松本大洋さんによる装画も良いけど、同じく松本大洋さんが手がけた現代語訳版『平家物語』の装画も素敵です……。

長編アニメ映画化が発表された、古川日出男さんの『平家物語 犬王の巻』の松本大洋さんによる装画も...
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平家物語

平家物語

巨匠・横山光輝が、無常観を主題に平家一門の栄枯盛衰を描いた軍記物語の最高傑作に挑む!!400年間にわたる藤原貴族政治が続くなか、武士は地下人(じげにん)と呼ばれ、わずかな領地をもらい貧しい生活を送る貴族の番犬的な存在であった。そんな時代にあって、武士であった平清盛(たいらの・きよもり)は、保元の乱で後白河天皇(ごしらかわてんのう)に味方して戦果を挙げ、太宰大弐(だざいのだいに、太宰府次官)に昇進した。その後、平治の乱を治めた清盛は、源氏を壊滅状態に追い込み、その功績で中納言、大納言と出世し、ついに太政大臣従一位(だじょうだいじんじゅいちい)となり位を極めた。我が世の春を謳歌する清盛と平家の繁栄、そして平家と貴族との確執を描いた上巻。