概要
「鉄腕アトム」の世界を通していつかくるであろう「ロボットと暮らす未来」を空想と現実の両面から紹介します 人形は古来より子どもたちの良き友人であったり、祭事などで人の身代わりになるなど、様々な場面で人々のしあわせを支えてきました。そして、近年、人形のひとつとも考えられるロボットが注目を浴びはじめ、人の手では困難な作業を行ったり、人の話し相手になるなど、人々の暮らしを支え始めています。 このままロボット技術の研究がさらに進めば、マンガ「鉄腕アトム」に描かれた未来のように、ロボットが人と同じ小学校に通い、友だちになることや、同じ職場で肩を並べて働くようになる時代も、いつかやってくるかもしれません。 本展では、「鉄腕アトム」の作中に描かれるロボットと人が共存する暮らしをご紹介します。 また、現在、生活支援ロボットの実用化・普及を進める取り組みとして、神奈川県を中心に行われている「さがみロボット産業特区」についてもご紹介し、いつかくるであろう「ロボットと暮らす未来」を空想と現実の両面から垣間見ることができる展覧会といたします。