概要
唯一無二の「ゲイ・エロティック・アーティスト」として、第一線でシーンを牽引し続ける漫画家・田亀源五郎。 ゲイ雑誌を中心に、過激で圧倒的な描写の作品を多数発表していた氏であるが、近年は一般誌である「月刊アクション」にて『弟の夫』『僕らの色彩』を連載。 ゲイの当事者やその家族の葛藤や成長を繊細に描き出した両作は読者の心を打ち、国内外で大きな反響を呼んだ。 本企画では『僕らの色彩』完結を記念し、この二作品の原画や設定資料を中心に、すべての人に向けた展示として、ゲイ・カルチャーひいては漫画表現そのものの“今”そして“これから”に迫る。