概要
15歳で漫画家としてデピューし、約半世紀におよぶ漫画家活動において常に第一線を走り続け、「サザエさん」をはじめとするさまざまな作品を生み出した町子。新間や雑誌の連載、自ら興した姉妹社からの単行本の出版などその仕事は多岐に渡ります。しかしながら、漫画制作のすべてを一人でおこなったため、創作のプロセスや町子の人物像についてその多くはヴェールに包まれています。町子は作品をどのように作り上げていったのでしょうか。デビュー以前から振り返り、代表作「サザエさん」を中心に漫画の創作過程を追いながら、作品に込められたこだわりと心情、苦悩なども織り交ぜて漫画創作の秘密に迫ります。