完結したマンガの感想・レビュー16033件<<6768697071>>愛って何なのか。ユリゴコロ(コミック版) 亜月亮 沼田まほかるstarstarstarstar_borderstar_borderPom 結構な衝撃を受けました。 これ自分だったらメンタルが持たないし、日常生活にも支障をきたしてしまう気がする。 母親が殺人を犯していたとは。。 だけど、この手の話って続きが気になって読んでしまう。漫画だとよりリアルだったのもあったのかな。 息子の亮介のラストに入ったあたりの表情がね、何ともいえなかったな。。 思い出すとゾクッとします。作品の古さで忌避するのはもったいない!悪女 深見じゅんゆゆゆ巨大企業へ、末端窓際コネ入社したマリリン。 出世したい理由が会社のどこかにいるはずの王子様探しという乙女な理由を持っています。 古めの絵と価値観。 数ページで苦手かもと思ったものの、読み進めていくと気にならなくなり、おもしろさにハマってザクザクと読み進めてしまいました。 タイトルは「悪女(ワル)」ですが、嫌がらせをしてくる人くらいしか悪い人はおらず、四半世紀以上前の働く女性社会のこと?と悩んだのですが、マンバの口コミをみて、なるほどなと思いました。 たしかに、愛嬌と強かさと宴会芸を持つ、人たらしの主人公マリリンは悪女といえば悪女です。 あっけらかんとしたマリリンのおかげで、古くさい価値観を水に流して読むことができます。 よくここまでザザーッと流せるなと感心してしまいます。 きっと連載中に読んだ働く女性方には、フィクションとはいえ、頼もしい存在だったのかもしれません。手塚治虫の中でも一番ブッダ 手塚治虫starstarstarstarstarさいろく一番面白い、とは言いません。でも一番好き。 漫画を読み始めた小学生の頃、実家にはブッダの愛蔵版と秋田書店版ブラックジャックの単行本とDr.スランプがあり(後に手塚作品は拡充されていってたけど他は自分で買うようになった)それらをひたすらに読み返していたので思い入れも一番深いです。 火の鳥は雑誌ぐらいの大きさの○○編とかごとに別れてるやつがピアノの先生の家にあって待ち時間に読むのが楽しみでした。 なんか書いてるとすぐ脱線してしまう。。。 ブッダ(仏陀)に関して、私は正直この手塚治虫のブッダ以外の知識がないです。本来の意味としては「悟りを開いた人」ということだったと思う。 ただ、どこまでが世間一般で言う意味合いと合致しているのかわからないのでそこは置いときます。 今作はシッダールタがブッダとなり亡くなる(正しい表現じゃなかったらすみません)までの間の物語。 宗教的な背景や知識がなかった小学生でも、シッダールタを取り巻く登場人物たちや出来事のインパクトに惹き込まれあれよあれよと最後まで読み切り、また何度でも読み返してしまうほど深い作品でした。 タッタがすごい好きだったなぁ…ダイバダッタが本当に憎くて、でもみんな憎みきれない感じのストーリーを持ってるんですよ。 一言で言い表せない内容で、なんとも感想が書きづらいけど、本当に面白いし読まないのはほんと損だと思う。 人生への影響が色濃く強い!というほどではないかもしれないけど、きっと心に残ると思います。 大人になってから行ったタイ旅行で見た涅槃像を全部ブッダだと思って見てました。心臓を上にして横になるので右肘で頭を支えてるんですよね。これも事前知識なく手塚ブッダで学んだことだったけど合ってました。楽しい。折れた枝でも咲く場所がある #1巻応援ハナイケル -川北高校華道部- 山田はまち兎来栄寿マーチングバンドの次は、華道! 『みかづきマーチ』の山田はまちさんの待望の新作です。 プロットとしては非常に王道中の王道を行っていますが、それで面白いのが流石です。山田はまちさんの青春ものは、安定して良いですね。 華道をメインテーマとして扱う作品は多くなく、知らない世界である人も多い作品でしょう。私もそこまで詳しいわけではないので、本作で解説される内容は興味深く読んでいます。 「即興花生け」という競技のルールもシンプルかつ面白く、またその頂点である花の甲子園を目指すという目標も非常にわかりやすく、素人であるヒロイン・もみじの目線に沿って物語に容易く乗っていけます。 そして、本作の何よりの美点は、画面で華道の素晴らしい魅力を伝えてくれていることです。『みかづきマーチ』の演奏シーンで見せてくれたような表現力を以て、美しく意趣溢れる花々を生ける姿を描いています。作業中も、完成図も、等しく惹きつけられます。白黒なのに、カラーだと錯覚するような鮮やかさです。 一見使えそうにないものや傷ついたものでも、上手く用いることで素晴らしい作品になる様子は、人間の様態にも当てはまるメタファーのよう。もみじの挫折から始まり、華道という新しい道を見つけて再起していく物語ですが、多くの人に強い共感を呼びそうです。 伸び代のあるもみじのこれからの成長を想うと、ワクワクせずにはいられません。周囲のキャラクターたちも魅力的で、その関係性でも見せ場をたくさん作ってくれそうです。 広くお薦めしたい、秀作です。 巨大な手 巨大な耳…領怪神犯 足鷹高也 木古おうみ名無しまずイケメンと美女の組み合わせが良い そんでもってじっとりと重苦しい雰囲気が終始漂ってるのが良いです。 怪異モノが好き、蟲師みたいな作品が好きなら好きかもしれない関拳児って……がんばれ元気 小山ゆう名無し初めて読んだ時、『メジャー』のギブソンじゃねーか!と 思いました。 父親と対決したことがきっかけで、 畜生から聖人にクラスチェンジするし。完結颯汰の国 小山ゆう名無し※ネタバレを含むクチコミです。 絶滅危惧種の動物がたくさん出てくる💓北極百貨店のコンシェルジュさん 西村ツチカ干し芋1巻読了。 北極百貨店には、絶滅危惧種の動物を含め、色々な動物がやってくる。 お客様の要望は、それぞれ違う。 百貨店に物を買いに来るのはもちろんのこと、心地よさと気遣い、笑顔等、心にも優しい満足感がリピーターを増やし、百貨店の評判にもつながる。 そのカギを握るのがお客様の要望に応える、コンシェルジュ。 秋乃さんは、新人のコンシェルジュ。 上手くいかにことも多々あるが、お客様が満足するように日々奮闘する。 とても、清々しい漫画♬岡村さんいい人すぎて初恋、ざらり ざくざくろstarstarstarstar_borderstar_borderNanoこんないい35歳男性いる!?っていうくらい岡村さんがいい人すぎる。有紗も岡村さんもいい大人で色々経験してるのに、付き合った途端すごく初々しくて可愛くてびっくりしてしまった。 たびたび「障がい者だから…」って自分を卑下したり周りからよくないことを言われてつらい場面もある。けれどそんな悲しみを岡村さんが「いるだけでいい」って包み込んでくれて。優しすぎるよ…こういうのが無償の愛っていうのかなぁ。 上巻おまけを読んで「一生の愛なんて誓いきれない」っていうのが1番共感できました。障害のあるなしに関わらず、結婚って人との契約だし自分にとってはものすごく難しいものだと感じるので…。本当の「悪女(わる)」とは誰?悪女 深見じゅん名無し1988年というバブリーな時代真っ只中に連載が始まったOL漫画です。当時、テレビで流行していた"トレンディドラマ"の漫画版という感じかな。「悪女(わる)」という題名に目を引かれて手に取ったのですが、表紙には題名にはそぐわない可愛い女の子の絵。そのギャップに興味を持って読み始めました。 コネで商社に入社した麻理鈴がひょんなことから社内で出会った男性に一目惚れ。その人物探しから始まって、同時に麻理鈴が優秀なOLとなっていく様を描いています。その中で、恋や仕事のライバルに邪魔されたり、意地悪されたりするのですが、天性の天使爛漫さとお気楽さ、人の良さでライバルたちの心も和ませていきます。全37巻とかなりの長編ですが、クセのない画風とテンポの良さ、そしてコミカルなシーンも多いので、軽ーく読めます。 私の場合、題名の「悪女」の意味が最後まで気になっていました。麻理鈴は天然で悪女とは程遠いし、意地悪なライバルたちのことを指すのかと思ったのですが、実はみんな良い人たちで、最終的には麻理鈴と親しくなってしまうし、結局最後まで「悪女」らしい悪女は登場せず。でも、待てよ。天真爛漫さという武器で、誰もの荒んだ心や悲しみまでもやっつけて(=癒して)、みんなを味方にしてしまう麻理鈴こそが本当の「悪女(わる)」なのかなぁ。恋の行方の結果は、最後の最後までお預けです。バブリーな時代のOLを垣間見つつ、麻理鈴の恋が果たして実るのかをドキドキ待ちつつ、最後までとても楽しく読めた作品でした。 淡々とした筆致が良い。やっぱ、オンセン。 柴田敏明starstarstarstarstar_borderleon淡々とした筆致で語られる温泉のエッセイ漫画。 大げさすぎない筆致が温泉の静かな雰囲気を現すことが 出来ていて、臨場感が味わえるのが良かった。 スーパー温泉から徐々に本物の温泉での湯治に作者が ハマっていく様がなかなか面白い。 草津温泉の回を見て行ってきたのも良い思い出だ。クロコーチの感想 #推しを3行で推すクロコーチ コウノコウジ リチャード・ウーstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 連載中に読んでいたがその時はなんとなくだったので今回まとめて読んだがこんなにおもしろかったっけ?という感想しかない。連載で読むよりまとめて読んだ方がずっと面白いが最終回に関しては人によって感想は違いそう ・特に好きなところは? 黒河内と白庄司の信頼関係。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ちょっとした長い休暇の際に一気に読むのがおすすめです。 凄い惹きこまれました!アクトアウト 冬房承starstarstarstarstarママ子読んでいて、苦しい 胸が詰まる感じ。 演技をしていても無感情で、スケートに対する愛を感じられない。 最高峰の才能があっても、トップになるとかの欲がなくただ母に認められたいという思いから滑り続けるいばらに 過去の自分を重ねていく元天才バレーダンサーの。ヴァシリー。 もっと自由に「自分」の好きなようにと 母親に罵られ続けてきた彼が青虫から綺麗な蝶に変化していく。二巻じゃ足りないもっと読みたかった!! よくある設定の安心感悪名高い領主に嫁ぐことになりましたが毎日幸せです あづち諒starstarstarstarstar_borderゆゆゆ男爵家の令嬢が、わがままな義妹にものや環境を奪われるだけでなく、婚約者まで奪われ、さらに追いやられるように悪名高い辺境伯へ嫁ぐことに。 その辺境伯はなんと、悪名と反対にものすごく良い人かつイケメンかつ、主人公の令嬢を溺愛してくれる人で‥ どこかで聞いたことがある設定の詰め合わせなのですが、ハッピーエンドが想定され安心できるからか、思わず読んでしまいます。 透明感ある主人公の顔立ちも、がっしりとした体型で主人公をひたすら大切にする辺境伯も、すごくよいです。 義妹はかわいいけれど嫌な女としてしっかり描かれており、実際自己中心的な言動にイラッとします。 悪役が悪役としてしっかり描写されているので、より辺境伯の、突如現れた「白馬に乗った王子様」感が増しています。 安心して、ハッピーエンドなシンデレラストーリーを読みたいときにおすすめです。性に真面目に取り組んでる人達ってすごいなと思いました情熱のアレ 花津ハナヨstarstarstarstarstarあいざっくひょんなことから主人公が親がアダルトグッズの問屋に務めることになり、 実際にアダルトグッズの開発などにも携わることになるという設定が新鮮で面白かったです。 憎めないキャラが多く、コメディ要素もたっぷりなので、 「セックスレス」という、意外と重たいテーマも扱っているのですが、 楽しく読めます。 主人公がアダルトグッズを通して、 人としても前向きに変わっていくのも見どころです。 性的なことがメインテーマになっていますが、下品な感じはなく、 寧ろ様々な人のことを考えて、アダルトグッズを作っている人達ってすごいなとも思いました。 ちなみに、 この漫画を通して障がい者の人用に開発されたアダルトグッズがあることを初めて知り、 驚きというか感動しました。 色んな収穫がある漫画だと思います。はっきり発言できるって素晴らしい才能だな。ヒビコレ 公民館のジョーさん かたおかみさおstarstarstarstarstar_borderPom 公民館で働く通称・ジョーさん。 沢山の経歴を持っていて、働いて1ヶ月の時も中々の貫禄あり。 今はあまり子供が集まったりとか少ないのかな?と個人的に思うけど、ご近所さんトラブルに適度な距離感で言う時はズバッと言う。そして、後味も悪く無い。 ジョーさん、笑ってそうで、笑っていない感じが少し怖いんですが、、人間関係問題ってどこへ行ってもついて回るんだなぁとつくづく思う。 上手いこと波にのってるジョーさん、見習うとこ多々あり。 何個目だ?やんちゃギャルスピンオフ #1巻応援小牧先生のダンジョンほけんだより ~feat.やんちゃギャルの安城さん~ 加藤雄一 すおしろさいろくまさかの『やんちゃギャルの安城さん』のモブである保健室の小牧先生が主人公となるスピンオフ2発目。やんちゃギャルスピンオフは4つ目?になるのかな? 小牧先生主人公の1発目は『安城さんの学校の保健室の小牧先生』というストレートなタイトルで小牧先生と保健室が主軸のソレらしいやつ。 なのだが、今回は小牧先生が異世界転生的なストーリー… きっかけが普通は死ぬとかそういうタイミングで転生してるのが多い印象なのだが、瀬戸が頑張るシーンで異世界転生するというのはそういうことなのか…? 何にせよ、こちらの小牧先生はだいぶテンパるし原作とちょっとキャラが違う気がするが、それはそれとして読みやすくて良い。 すおしろ先生が描いているスピンオフとしても2個目なのかな。 とても読みやすいし背景意外と描き込み頑張ってるし、コレまでのやつの中でも原作に関係なく進んでいける内容なのでこれはこれで応援したい。懐かしいと思って読んだら時間泥棒されています天使禁猟区 由貴香織里starstarstarstar_borderstar_borderさいろくどうやら続編が出たと。 そのためか、キャンペーンで1・2巻が無料公開中(2023年7月現在) むかーし読んだと思っていたもののどうやらソレは一部だったのか、どこを読んだかも憶えてないうろ覚えぶりだったので、エイッと勢いで購入して読み途中。 当時、今で言う"厨二病"な女子を大量生産していた一端となる本作。 年代の背景が見えてくるのはビジュアル系とかメディアとのリンクを知ってるか否かで結構変わっちゃうとは思いますが… マンガ自体は一回読み出すとずーっと同じテンションで物語が進み…と思いきや唐突に緩急が出てきたり、著者の試行錯誤が目に見えて楽しい。 序盤のマンガとして古臭くて恥ずかしい!くすぐったくて読めない! みたいな世代的な苦行パートを抜けるまでちょっと大変でした。 (まだ電子愛蔵版?の6巻ですが、この辺でようやく抜けてきたかもと感じる) ちなみに1冊で2〜3巻分の厚みがあります。400Pぐらい。 なんだか褒めてない気がしてきたんですが、絵はキレイだし(上手いとは言わないでおくけど)キャラもいっぱい出てきて好みが刺さるのがきっと見つけられると思います。 あと少女マンガのバトルとか呪い系好きだったらなお刺さるかなと。 ただ、物語の内容が非常に癖があり、愛憎乱れ撃ちな天使のシガラミが多方面を巻き込みまくってエライコッチャなお話。 各天使と天界設定など、盛りだくさんではありますが主軸は兄弟愛。 読んでると頭が90年代になるんだけど、この空気感はやっぱり90`sの良さだと思います。 ※このシーンは台詞がめちゃくちゃ多くてネタバレを含まないフキダシがほとんどない本作において珍しい見開き冴えない男の話モテキ 久保ミツロウstarstarstar_borderstar_borderstar_bordermotomi映画にもなったモテキ。先に映画で見てしまったのですがとても楽しかったので漫画もと読みました。 漫画の方が細かく書いているので楽しかったです。 さえない主人公にいきなりモテ期到来して、それまでの人生ではあり得なかった手つなぎとか色々あるので、つられてドキドキしちゃいますww 主人公が全然イケてないのにチャラいところも(笑) ストーリーも絵も凄くしっかりしてるので面白いです! ドラマも忠実GTO 藤沢とおるstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi本暴走族の鬼塚が教師をする話です。 有り得ない滅茶苦茶な教師鬼塚に一度は先生になってほしい、と思うはずです。 普通に死ぬことばっかやってます。普通に捕まる事ばっかやってます。だから笑えるのかもしれないです。 ギャグばっかりだけど、その中で人生に大切な事が描かれています。 ドラマ化やアニメ化したのも納得できますね。 個人的には「ポリシーですから」って台詞が印象的です。ハッカーがかっこよく見えるBLOODY MONDAY 恵広史 龍門諒 下山隆starstarstarstarstar_bordermotomiドラマが好きでめちゃくちゃハマったので原作もある事を知って読みました。 一言でいうと頭脳戦。とてもスリリングでドキドキします。主人公が最強ハッカーで難なくセキュリティを突破しちゃう所が良くてスカッとします。 主人公と敵との駆け引きや心理戦が至る所にあり、早く読み進めたくなってしまいます。 女性もとっても魅力的にかかれています。動機変更が影を落とす十角館の殺人 清原紘 綾辻行人名無し原作が映像不可能とされて来たトリックは漫画しか出来ない手法で頑張ってたのではないかと思います。絵も綺麗ですし良くコミカライズされているなと(一部キャラクターの性転換もそんな違和感ない)。 けれども、核心となる動機面が原作よりページ割いてスポットを当てられているにも関わらず、改悪としか言えないものになっていました。 警察から誰も悪くない真相が関係者には既に告知されていたのですが(解決編パートで警察が調べてない訳ないだろと強調され)、自分達が殺したんだみたく何故だか皆で騒ぎ合い続けて(エラリィなんかは殺される最期まで自分が殺したと言い張る)、聞きつけた犯人が復讐に及んで勘違いオチになっていたのはなんだかなあと・・・。ショック受けて自殺に走りますが滑稽に見えます。 原作のも被害者からすれば殺されるほどのことかと主張したくなるものでしたが、犯人からすれば成立し得なくもないものではありましたし(現実に問題になった大学サークルトラブル)、島田の追及さえも証拠がないとかわしきって安心した後に、犯行前に良心として瓶詰めした流した計画書が戻ってた運命を悟ることで、「あの人にこれを渡してくれないか」が清涼感すら覚えるラストになったのですが、漫画版では台詞は同じでも情けなく後味悪さを覚えてしまいました。 人が人と生きることの難しさやめられない娘と見守れない私 4歳の性に悩んだ700日間 加藤かとstarstarstarstar_borderstar_border野愛幼い娘の自慰行為に悩まされる母親の心情を描いた作品。 そんなの遅かれ早かれみんなするんだからさ〜まあ母親は心配するんだろうね〜と読んでいくとなんだか様子が変わってくる。 母親は幼い娘を汚いと思うようになり、寂しさやストレスからか娘の行為がおさまることはなく、どんどん悪い方へと転がっていく。 ごく普通の幸せな家庭にこういう問題がごろごろ転がっていて、みんなギリギリのところでやっているのかもしれない。 怒りや苦しみ、嫌悪感や不快感というのは自分でもコントロールしにくいもの。自分は何故こんなことで怒ってるの?許せないの?と疑問に思うことがある。 それらと向き合って解決していかなければ、自分以外の誰かを100%で受け入れることなんてできないのかもしれない。 人が人と暮らす、人が人を育てるということの難しさを改めて感じた。 これは上手くいったパターンだから漫画になっているけれど、世の中には些細なことで崩れていった家族がたくさんあるんだろうなとやるせない気持ちになった。引きずり込まれるマサルさんワールドセクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん うすた京介starstarstarstarstar_borderゆゆゆ何故か二巻の表紙だけ記憶に色鮮やかに残っています。 今読み直しても独特のテンション、キャラクター、世界観。 勢いにつられて読んでしまいます。 何を言ってるんだろうと思ったらネタバラシも早々にしてもらえ(メソ以外)、やさしいギャグ漫画です。 髪の毛や変人っぷりに目がいって、それからフーミンや真茶彦といった顔が整ったキャラクターが多いので見逃していたのですが、マサルさんも濃い顔系ヒーロー顔なんですね。 そういえば、漫画で格闘技を学べるの?!と思って読んでいたら、実演された格闘技がとっても真似しづらい格闘技だったので、フーミンと一緒に「えええ!!!」となったのを、ふと思い出しました。 クラスメイトにいたら嫌だけど、隣の隣のクラスならいいかな。<<6768697071>>
結構な衝撃を受けました。 これ自分だったらメンタルが持たないし、日常生活にも支障をきたしてしまう気がする。 母親が殺人を犯していたとは。。 だけど、この手の話って続きが気になって読んでしまう。漫画だとよりリアルだったのもあったのかな。 息子の亮介のラストに入ったあたりの表情がね、何ともいえなかったな。。 思い出すとゾクッとします。