完結したマンガの感想・レビュー16042件<<537538539540541>>ヤンキー漫画好きと、なかなか落ちないBL好きは読んで欲しい同棲ヤンキー赤松セブン 奥嶋ひろまさ SHOOWA名無し六畳一間でヤンキーBL漫画というと書きようによっては嘘っぽいというか安っぽい感じになってしまう気がする。 けれどこの漫画、イケてる! ヤンキーの描写、言わずもがなうまい。 それに加えてどこかプラトニックな男性同士の心の近づきよう… 可愛い! 表紙で温泉に入るヤンキーの漫画かと思ってしまいましたが違いました。 自宅のお風呂に二人ですし詰めで入るヤンキーの漫画です。 SHOOWAさんと奥嶋ひろまささんのタッグいいですね〜 早く二巻を出して欲しいです。「尊い」ものを持っている人は強いひみつのイノセントワールド ~イケメン上司とルームシェア~ 浜心汐里名無し※ネタバレを含むクチコミです。複雑だけど微笑ましすぎる三角関係親子腐男子家族 すずり街名無し全員が「腐男子」という奇跡的な親子3人。さらに、BL作家とそのファンという関係でもあり。 イケおじさんの父と、ピュアにBL好きな兄、作家の顔も持つ美少年弟… 弟が作家であることを兄に隠していることから、少々複雑な三角関係も生まれつつ、基本的にはめちゃくちゃ仲の良い家族です。 ある意味多角的に萌えることのできる作品かと。 冒頭の同人誌即売会会場にて、弟の 「トイレがいちばん大手だね」というセリフにクスッとしました。全8巻、終焉まで見事に描き切ったサイコミステリーの傑作ROUTE END 中川海二sogor25「特殊清掃員」という文字通り特殊な職業をとっかかりにし、やや不似合いなギャグっぽい展開から始まる今作。近隣で発生していた連続殺人・通称「END事件」に主人公の親しい人間が巻き込まれたことから物語は一気にミステリーへと流れ込んでいく。 全8巻で物語の終焉まで見事に描ききっただけでなく、毎巻ごとに正しく怒涛の展開があり、一瞬の中弛みもなく駆け抜けてゆく。また、事件に直接交わらない部分も含めて人間ドラマが巧みに描かれていて、殺人事件によって引き動かされた群像劇として見ても一級品。私は1巻発売の頃から追いかけていたが、むしろ全8巻一気に読める贅沢を羨ましく思えるくらい、全体の完成度が高い作品。 殺人事件の特性上残虐表現があるので万人に勧めづらいのが惜しいが、ミステリーや事件に絡む人間ドラマを見るのが好きな方には全力で薦めたい作品。 全8巻読了。 くらもちふさこ先生のコマ割りいつもポケットにショパン くらもちふさこ名無し何も描いてない真っ白なコマを置くのがカッコいいなと思いました。天然コケッコーでも見つけました。くらもちふさこ先生のコマ割りはドラマチックですね。京都の街を舞台に多感な中学三年生を叙情的に描いたタナカカツキデビュー作逆光の頃 タナカカツキ名前はまだない描写がとても繊細で詩的。京都の街を舞台にしているのもまた作品の世界観ととてもマッチしています。 中学3年生の進路や恋やもっとずっと先の将来にぼんやりとした不安や恐れのようなものを感じている主人公の男の子が夢を追いかける友人や近所のおじいさん、ちょっと気になる女の子、中学を卒業したら家業を継ぐことになっている馴染みの友達との交流で少しづつ世界が広がっていき、また自分自身のことを少しだけ理解したりしていきます。 心がグラグラと揺れ動く独特な年頃の心を丁寧に描写しながら、物語はどこか詩的な運びをしつつ、京都の町並みは幻想的に描かれるとても素敵な漫画です。 表紙の絵にもなっている夜の学校での話が特に好きで、手を合わせた瞬間の甘酸っぱさに感動すら覚えました。 映画の公開も近いですが、原作も多くの人に読まれて欲しい作品です。自分の死を知らないミーナ…かわいそうなミーナ やまじえびね名無し※ネタバレを含むクチコミです。 できる兄(マスクマン)を持った弟の平和で騒がしい日々兄ちゃんの弟 桜場コハル名無し※ネタバレを含むクチコミです。漫画読まない人におすすめBLUE GIANT 石塚真一名無しすごく流行ってたので手にとるのが遅くなったけど、人気でるのがわかる作品でした。漫画の軸としては王道で、読みやすいことこの上なし。それでいてメインテーマに「ジャズ」っていう良い意味でnot popular?なところを選んでるあたり最高だと思った。 若い世代なら新しいものとして素直に頭に入るし、ある程度上の年代なら懐かしく思い出すこともできるテーマじゃない? 漫画なんか読まないっていう人にこういう正統派な漫画を読んでほしいもんです。コメディとシリアスのバランスとセンスが抜群そうしそうあい りべるむsogor25優等生女子とヤンキー男子恋愛というシンプルなテーマでありながら、ラブコメあり、シリアス展開あり、と振れ幅大きく展開する作品。私は作者のりべるむさんのコメディ面、シリアス面両方の感性が凄く自分好みで、毎巻楽しく読ませて頂いています。 個人的にこの作品の魅力は「登場人物に100%は共感できない、けど共感できる」所かなと思っています。 めぐみは一点の曇りもない優等生だし、そうしはめぐみに対してはデレるけど基本はヤンキーだし、というか登場人物はかなりヤンキーというかガラの悪いタイプが多いし。(そういう意味では一番"自己投影"しやすいのは橘かもしれない。真面目さとチャラさのバランス的に) でも、登場人物の全てに共感できないからこそ、共感出来る部分があると思いっきり入り込むことができる。日常回で共感性を下げてコメディ寄りにすることで、特に"恋愛"という殆どの人間に共通に内在するテーマで読者の共感をがっちり掴む、そういう多層的な構造を生み出している作品だと感じています。 結果、ラブコメとしても良い、高校生のシリアスめなドラマとしても面白い、絶妙なバランスが保たれている作品として成立しているのではないかと思います。 7巻まで読了 これは笑ってしまう!男子高校生とふれあう方法 地球のお魚ぽんちゃんstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)表紙からは、しっとり切ない優しく感情を揺さぶる繊細な青春漫画かなーと思って手に取ったら、おっとそれは大間違いだぜ!!単純にめっちゃ笑える漫画でしたー!!って感じのギャグ漫画でした! 男子高校生とふれあうことを至上の喜びとしているDKO(男子高校生おんな)が都市伝説のように至る所から神出鬼没に現れ、男子高校生にふれていく! あ、アホすぎるー! 最高です。 作者ご本人が男子高校生が好きすぎて面白くなっちゃってる人なので、こちらの漫画を気に入った方はぜひTwitterも覗いてみてください!しのちゃんかわいい志乃ちゃんは自分の名前が言えない 押見修造やむちゃ押見さんは私の中では惡の華のイメージが強くて、生理的に苦手だったんですが、こちらは読み終わってほっとしたというか、あぁこういう話も描くのか、みたいに思いました。なんだかほのぼのした漫画に見えても結構ナイーブな話だし、ギリギリのところを行ってるような繊細さがあって、10代のすっぱい時間だけ見せられたような感じです。季節ごとの溶接あるあると広島弁が楽しいほっこり漫画とろける鉄工所 野村宗弘名無し本当に大変な仕事だろうな…と思いつつ、溶接愛がひしひしと伝わる、本当に素敵なマンガ。 テレビドラマのような、小さな町工場ががむしゃらに頑張るストーリーではなく、鉄工所のみんなとその家族と一緒に春夏秋冬を過ごし、溶接の奥深さを知ることができる。 あとはこの作者にしか描けない、独特すぎるキャラデザも見所。 主人公北さんの上司である小島さんの頭部の造形は芸術です。 そういうキャラたちの中にいるからか、北さんが不思議とイケメンに見える。 個人的にはみんなで年一で社員旅行にいく回が好きです。 明るいノリで結構スパイシーな4コマギャグ私立T女子学園 竹田エリ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 早藤君がクズすぎて途中でやめたくなります先生の白い嘘 鳥飼茜やむちゃ110年ぶりに性犯罪が厳罰化されましたね。男性にも適用される法になりましたし、保護者からの性的虐待もしっかり裁けるというのは大きなポイントですよね。 というわけで「男女の不平等」がテーマのこちらを是非1度読んで欲しいなぁと思いました。 男性よりは女性が好みそうな、ドロドロした恋愛を男性誌で掲載したところにすごく意味があるし、とにかく勇気のある作者だなと思いました。安定の北海道愛チャンネルはそのまま!【HHTV北海道★(ホシ)テレビ】 佐々木倫子nyae最近ドラマ化されたようですね。 まさかのバカ枠で採用された報道記者の雪丸花子。 安定感ありすぎる破天荒ぶり、周りを巻き込んで事故る力。絶対に裏切りません。 同期や上司達も雪丸に負けないくらい超個性的! ドラマも評判良かったみたいなので、見てみたい。 キャラクターそれぞれに濃密なドラマがある乱と灰色の世界 入江亜季名無し特に好きなのは、乱のお兄ちゃんと魔女の珊瑚ちゃんの話です。 お兄ちゃんが通う人間界の高校に珊瑚ちゃんも通うっていう展開、少女漫画的でキュンキュンが止まりません。 サブキャラへの愛と力の入れ方にも妥協がなく、たまにスピンオフの回が挟まってくるのですが、もれなく面白いです。 作者の振り幅の広さをこれでもかと実感できます。死ぬも生きるもサイコガンSPACE ADVENTURE COBRA 寺沢武一名無し※ネタバレを含むクチコミです。かわいくて切ない兄妹の日常お兄ちゃんは今日も少し浮いてる 梅サト名無しタイトル=ネタバレなのだが、お兄ちゃんがすでに死んでいる状態から始まるほのぼの日常モノ。 幽霊だけど厳しくて優しいお兄ちゃんの言動がけっこうリアル。 そして硬いものを食べるとしかめっ面になる、おっとりでぽっちゃりな妹が可愛い。 ただほのぼのしているだけじゃなく、お兄ちゃんとの別離の寂しさが伝わって、何とも言えない大人向けの味わいになっている。 子どもから大人まで楽しめる漫画はあまりないので、地味に続いて欲しい。 鋼鉄の義手を持つ伝説の護り屋「イージスの盾」!!闇のイージス 七月鏡一 藤原芳秀ANAGUMA想像したことはないだろうか。 どこか古びた喫茶店の指定席にいつも座っている謎の少女。 窮地に陥った者のみが彼女を通して秘密の仕事を依頼できる…。 それです。このマンガは。 弾丸すら弾き飛ばす鋼鉄の義手を持つ「イージスの盾」と呼ばれる伝説の「護り屋」が毎話非合法方面の護衛任務に挑む…。 中学生当時このあらすじによだれを垂らしながら食いついたのですが、本作の真のよさは重厚な人間ドラマにあります。 楯の前には毎話さまざまな事情を抱えた依頼人が現れるのですが、プロフェッショナルとしてどんな人間だろうと必ず護り通す。そこの交流が本当にシブいんですよ…。超ハードボイルド。 「護る」というテーマだけでこれほど話のバリエーションが出せるものかと驚きながら読んでました。 基本はオムニバスで短いシリーズがサクサク続いていくのですが、楯の仇敵の存在が明らかになり今までのキャラクターも関わって大きな物語に…という大好きなお約束も付いてきます。 続編の暁のイージスやクロスオーバーしたジーザスも合わせて読むともっと楽しいですよ!よしながふみ作品これもすき…西洋骨董洋菓子店 よしながふみむドラマを期にきのうなに食べた?を読もうと思ってましたがこちら読んでみた。2巻まで読了。 …いい! よしながふみのイケメンは本当いいおじさまって感じしますね。 お菓子を食べた時に「おいしい!」と表情と絵で描ききってもいいんだけども、どううまいかなにがうまいか知識をさらっと入れてくる所、本当知性を感じます。 アンティークって、骨董品の器で食べ物をお出しする、それに加えて登場する人物には色んな過去があってそれは骨董品のように昔のものだけど素敵なものって解釈で合ってるんでしょうか。 作者、吹き出しにセリフの割合が多い気がするのですがなぜかスラスラとテンポよく読めてしまう。 毎回すごいと思います。 4人ともすきですが、エイジ好きですね。 ボクシング→網膜剥離→の流れでパテシエになった人間とか最高すぎる。 男とスイーツ描かせたら右に出る人いないでしょ、と個人的に思ってます。170億の女は嫌いですか?ビリオネアガール 支倉凍砂 桂明日香名無しまず最初にインベスターZ好きな人、こっちもお金の話だから読んでほしい。 インベスターZは「よし!青年、入部したな?100万分株を買え!」というトンデモ設定から入る感じだったと思いますがこっちもすごい。 「私、総資産170億なの。引く?」 から始まります。 引くどころかおこぼれをもらいたい設定。 デイトレの天才が非凡であることに悩むという悔しくも羨ましい話です。 金の価値は?…から、金とは何か?みたいなことまで考えさせられる話。 お金がないよりはあるほうが幸福度高いでしょうが、こんな何億も動かす人は何を考えて生活してるんでしょうか。 こんなに性格よくて美人でリーマンショック時に嬉々として株を売り買いしてる少女なんていたのか!? まあもちろん漫画だからっていうのもあるでしょうが。 リアリティない所も面白く思えるように少女の恋愛話も入れ込んであります。 リアル同業者は共感できる話なのかそうじゃないのかすら自分にはわかりませんが、デイトレ興味なくてもたぶん面白く思える話! 移民、青春、そして故郷マッドジャーマンズ ドイツ移民物語 ビルギット・ヴァイエ 山口侑紀たか1980年代、内戦の続くモザンビークから東ドイツへ渡った3人の若者たちが主人公。 東ドイツで青春時代を過ごした経験がそれぞれの「故郷」との関係を変えることになる。 党に理想を抱く真面目なジョゼ 未来がないことを理解し遊びを大切にするバジリオ 残された家族のために働くアナベラ 本文によると、この3人は作者がインタビューを行った実在のドイツ移民たちを「結晶」したものなのだそう。 彼らの東ドイツ生活は、先進社会主義国の雰囲気・先のない単純労働・移民差別で窮屈なんだけれど、決してそれだけではなかったというのがとても印象的だった。 女の子と遊んだり、恋人に出会ったり、勉強を頑張ったり、映画・小説・ファッションを楽しんだりしっかり青春もしていた。 (東ドイツで出会った絵本や映画、アイスクリームのラベルなどが、フォトコラージュのように描かれるページがとても素敵) 鬱屈した遠い異国の地で、彼らなりに日々に楽しみを見出し生きている姿は読んでいてとても眩しい。 だからこそ、移民であるために訪れた残酷な青春の終わりには強い喪失感を覚えた。 それぞれが迎えたその後の人生は、日本でずっと暮らしている自分の想像も及ばない深い怒りと悲しみに満ちていて、彼らの感じた激しい想いが、ページにぶつけられたインクの色と形とリンクして訴えかけてくるのが壮絶。 故郷を離れたことがある人も、ない人も。 この本は故郷とは何かを見つめ直すきっかけになる本だと思います。面白くなりそうなところで終わってしまったフェンリル姉さんと僕 阿崎桃子マンガトリツカレ男何気なく手にとって読んでみたらそこそこ面白かった。 これから面白くなりそうなところで終わったのが残念 作者の阿崎桃子の名前は覚えたので次の連載が始まったら読もう<<537538539540541>>
六畳一間でヤンキーBL漫画というと書きようによっては嘘っぽいというか安っぽい感じになってしまう気がする。 けれどこの漫画、イケてる! ヤンキーの描写、言わずもがなうまい。 それに加えてどこかプラトニックな男性同士の心の近づきよう… 可愛い! 表紙で温泉に入るヤンキーの漫画かと思ってしまいましたが違いました。 自宅のお風呂に二人ですし詰めで入るヤンキーの漫画です。 SHOOWAさんと奥嶋ひろまささんのタッグいいですね〜 早く二巻を出して欲しいです。